書籍
|
|
|
CD
|
|
|
DVD
|
|
|
ゲーム
|
|
|
ソフトウェア
|
|
|
家電
|
|
|
キッチン
|
|
|
おもちゃ・趣味
|
|
|

|
|
ハワーズ・エンド(字幕) [VHS]
角川エンタテインメント
価格(new/used):
-- 円 /
614 円 より
発売日:
(1993-05-07)
アマゾン売上ランキング:
5392 位 Video / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 2件
蒼さが美しい…英国のハイ・ミドルクラスの家庭のお話ですが、起きるドラマは何処でも同じ。美しき麗しき英国階級、されど冷たく皮肉と虚栄に満ちた人々。そして悲しくも心狭き人々は名誉に踊らされ、ローワー・クラス(労働階級)に当てはまる者を見下していた…時代を感じるドラマでもあります。俳優陣はコッテコテの英国人らがズラリで、しかも純英国人らしさ、性質・言動をきわ出させています。個人的な事ですが、物語の始まりに、まるで陽炎(かげろう)のように現れて消えて行く夫人を演じるヴァネッサ・レッドグレーヴ。「あなたは、どうしてそんなに美しいの?」物語の中で彼女の発する言葉は実に詩的で、また純粋な少女のように、はしゃいだり…。物語の内容でも彼女(夫人)が『キッカケ』を作り、また女優である彼女が物語に美しさを刻み込んだように思えます。
美しいけれど重く深い英国映画人生は誤解と行き違い、愛と憎しみの連続だとしばし悲観的になってしまった。英国の自然、文化を美しく描きつつ、閉塞的な社会に生きる人間模様を映し出している。価値観の違う人々が相容れるのは献身的愛情によるものだと思う。資産家のウィルコックス婦人は死の間際、よくしてくれたシュレーゲル家の長女メグ宛にハワーズエンド邸をゆずると遺言を残すのだが、その気持ちがわかる。家族にも言えなかった病状を話せ理解と友情を結べた感謝からだろう。現実的閉塞的な生き方をしてきたウィルコックス婦人には死を前に感謝と友情の証しにハワーズエンドを贈ることに執着はもはやなかっただろうし、メグから家を失うかもしれない事情を聞いていたから尚更のことだった。しかし、残された家族には到底理解は難しく、ハワーズエンドは紆余曲折経ながら最終的にウィルコックス婦人の霊に導かれるかのごとくシュレーゲル家の物と落ち着く。資産家で多くの物を持てる豊かな人ほど失うことを怖れ、苦悩し、他人の行為を善意に解釈することがむずかしいことが多い、アンソニー・ホプキンスがそんな金持ちを好演している。シュレーゲル家の次女ヘレンは偶然知り合った男性バスト氏にある事を通して自らが責任を取るべき行動に出るが、責任感はやがて同情から愛情に変化していく、そこまでしなくていいかもしれないが、したい気持ちが痛いほどわかる、(サミュエル・ウエスト演じるバスト氏だから余計に・・・う~ん偏見ですが)そして子供を宿し、この子がハワーズエンドをいずれ相続することになるのだが、この家で父であるバスト氏が亡くなったのだから因縁めいている。しかしこのバスト氏もアンソニー・ホプキンス演じるウィルコックス氏に捨てられた女性に同情に近い気持ちで結婚しているように見える。ここまでくると原作を知らない私は登場人物相関図でも作成したくなるが、事態はもう少し複雑。エマ・トンプソン演じるメグはいつも前向きで最善を尽くし、失望しない、理想を目標におく、時に流されそうになったとしても本質は変わらない。そのようになりたいと思う。ところで中流階級といってもたいそう立派な部屋住まいだ、日本の住宅事情とはかなり違う。
|
関連商品
関連広告
|