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パサジェルカ |
| ポニーキャニオン1990-10-21 - ポニーキャニオン 価格 | |
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ポニーキャニオン 価格(new/used): -- 円 / 2,479 円 より 発売日: (1990-10-21) アマゾン売上ランキング: 4545 位 Video / 在庫切れ [ユーザーによる評価] 平均評価: 2.5 / 総数: 2件 未完成ながら映画史上稀有の作品の一つパサジェルカというのは Passenger という意味らしい。いわゆる心理ドラマの傑作。第二次大戦中最も甚大な被害を受けたポーランドならではの映画。”ハードボイルド”風収容所もの。ヨーロッパ映画ファン、特にポーランド映画ファンならDVDが出たなら是非見ておきたい。監督のアンジェイ・ムンクは、コメディなどに異才を発揮した人らしい。当方がみたことがあるのは、遺作となった「パサジェルカ」だけなので、機会があれば、佳作とされている「Eroica(Heroism)」(1958)や「Zezowate szczescie(Bad luck」(1960)なども観てみたい。 若き日の私の魂を揺さぶった作品この映画は、「アウシュヴィッツ」をテーマにしたポーランド映画である。製作中に、監督のアンジェイ・ムンク監督が急死した為、この作品は、未完成の物と成った。現存する作品は、撮影されたフィルムを、彼の死後、彼の同僚達が編集し、ナレーションで、ムンクはこの作品をどの様な結末に導こうとして居たのか?と問ふ形を取って居る。(この極めて特異な形式が、この作品の芸術性を非常に高めて居る。) 物語は、かつて、アウシュヴィッツで看守をして居たドイツ人の女性が、第二次大戦後、観光船で旅行に出る。ところが、その船上で、一人の女船客を目にし、その女船客が、昔、アウシュヴィッツで、自分が深く関わった女囚ではないかと思ひ、狼狽するものの、真実は最後まで、分からないと言ふ形を取って居る。(この船上のシーンは、ムンクの急死によって、殆ど未撮影で終はった様である。)そして、観客は、その疑心暗鬼に成ったドイツ人女性が、狼狽しながら回想するアウシュヴィッツの日々を、彼女のフラッシュバックとして、見るのである。(この映画の題名である「パサジェルカ」とは、「女船客」を意味するポーランド語である。) 私は、この映画を1970年代に、都内の自主上映会で観た。−−その時、私は、大学生であった。−−その時の衝撃と感動は、今も忘れる事が出来無い。そして、この作品から、私は、深い精神的影響を受けた。しかし、この映画を観て30年近くが経った現在、私は、或る決定的な理由から、この映画を評価しない。−−理由は、皆さんの洞察にお任せする。 (西岡昌紀・内科医/ヨーロッパの大戦終結から61年目の5月に) 同じテーマの商品を探す
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