イッツ・ユア・ワールド(紙ジャケット仕様)

ギル・スコット-ヘロン2008-09-24 - BMG JAPAN 価格 ¥ 2,520
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イッツ・ユア・ワールド(紙ジャケット仕様)

ギル・スコット-ヘロン
BMG JAPAN

価格(new/used): 2,520 円 / 2,460 円 より
発売日: (2008-09-24) アマゾン売上ランキング: 41015 位
CD / 通常24時間以内に発送
収録曲のリスト
  1. イッツ・ユア・ワールド
  2. ポサム・スリム
  3. ニューヨーク・シティ
  4. 17番街
  5. トゥモローズ・トレイン
  6. マスト・ビー・サムシング
  7. ホーム・イズ・ホエア・ザ・ヘイトリッド・イズ
  8. バイセンテンニアル・ブルース
  9. ザ・ボトル
  10. シェアリング
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

76年スタジオ&ライブの傑作
 90年代半ば、偶然ギル・スコット・ヘロンの音楽を知り、深く聴こうと思ったときには、既に日本盤の大半が入手困難となっていた。
 今回、(おそらく)十数年ぶりにリイシューとなったことをまず喜びたい。
 しかし、昨今、クラブ・シーンでもてはやされていたと聞くが、それにしてはリイシューが遅すぎたのではないか。ライナーを読むと、リアルタイムでもあまり売れなかったようだが、何故なんだろう? こんなに素晴らしい音楽なのに!!
 彼の音楽の魅力を簡潔に要約すれば、
1)力強いテナー・ヴォイス(&初期ラップ的マシンガン・トーク)
2)ラテン・フレーヴァー
3)エロでファンタスティックなシンセ
となるだろう。
 もともと詩人として出発した彼は、かなり硬派な思想性を有していると思われるが、その割りに作り出される音楽は肉感的で聴きやすい。セシル・テイラーら頭でっかちのフリー・ジャズ派とは180度違う。
 セシルよりもカタログ化されている国内CDのタイトル数が圧倒的に少ないというのは、どう考えても異常だ。
 これを期に、クラブだなんだと狭くカテゴライズせず、老若男女、すべてのブラック・ミュージック・ファンに彼の音楽を聴いて欲しい。
 そのためにも、残されたタイトルもすべて、紙ジャケリマスターでの再発を強く望みたい。

 なお、本作だが、オリジナルLPでは2枚組だったものを、そのまま1CDに収録。LPでいえばA面の3曲のみがスタジオで、残り3面がライブという変則内容。(同時期のマーヴィン・ゲイにもそういったレコードがあったが、単なる偶然??)
 しかし、内容は、どちらも大変素晴らしい。
 スタジオ1曲目「イッツ・ユア・ワールド」がクラブ・シーンで人気とのことだが、個人的にはむしろ、3曲目「ニューヨーク・シティ」でのアコピに、彼の真の魅力が凝縮されていると聞く。