ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4&5番

ポリーニ(マウリツィオ)2008-06-25 - ユニバーサル ミュ... 価格 ¥ 2,800
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ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4&5番

ポリーニ(マウリツィオ)
ユニバーサル ミュージック クラシック

価格(new/used): 2,800 円 / 2,790 円 より
発売日: (2008-06-25) アマゾン売上ランキング: 24435 位
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収録曲のリスト
  1. ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58 第1楽章:Allegro moderato
  2. ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58 第2楽章:Andante con moto
  3. ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 作品58 第3楽章:Rondo(Vivace)
  4. ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73≪皇帝≫ 第1楽章:Allegro
  5. ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73≪皇帝≫ 第2楽章:Adagio un poco mosso
  6. ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 作品73≪皇帝≫ 第3楽章:Rondo(Allegro)
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

歴史的邂逅
眩いばかりのポリーニのピアノと泰然自若の構えで受けるベームの指揮振りが素晴らしい。それは決して対決という形ではなく、逆にお互いに最大限の敬意を表した対話にも例えられる。独奏ピアノとオーケストラが全く互角の立場で最良の演奏を可能にしている点は、ウィーン・フィルの優れたサポートにも起因している。ここではこのオーケストラの肯定的な面、つまり過度な表現を嫌う伝統奏法の強み、各楽器間の絶妙なバランスとアンサンブル、そしてポリーニのソロとは対照的な落ち着いた音色といった面がベームの棒の元に遺憾なく引き出されているからだ。またポリーニも別段新奇な演奏を試みているわけではない。むしろ解釈はオーソドックスで、他の正統派ピアニストと一線を画しているのは、彼がベートーヴェンの苦悩も絶望も歓喜も総て燦然たる音色の中に弾ききっているところにある。それが浮き足立たないのは彼の楽曲に対する造形が揺るぎないからだろう。録音は第四番ト長調作品58が1976年、そして第五番変ホ長調『皇帝』作品73が78年だが、今回のSHM−CDシリーズにこの両曲が加えられたのは幸いだ。特に音質の解像度が従来の盤を大きく上回っている。できれば同じメンバーによる第三番ハ短調作品37のSHM−CD化も期待したいところだ。