Tokyo 1963

Sonny Rollins2008-08-20 - Rare Live 価格 ¥ 1,440
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
Tokyo 1963

Sonny Rollins
Rare Live

価格(new/used): 1,440 円 / -- 円 より
発売日: (2008-08-20) アマゾン売上ランキング: 52650 位
CD / from UK / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.0 / 総数: 1件

肝心の来日公演よりも…!
rollins1963年の来日公演を捉えた貴重音源。

まず音質がけっこう (いやかなり) ワルい。細部が聴き取れず、henry grimesのランニングの音の線が滲んで何をどう弾いてるのか、ほとんどの部分で判らない。一方paul bleyのピアノも遠いのだが、確かにソロでは同時期のherbie hancockに通じるニュー・ジャズに接近したアプローチが聴かれ、陽炎のように揺らぐ音群を辛うじて聴き取れる (あのESP作“barrage”の1年前にあたる)。その点はなかなか興味深いか。

…等々のことを考えながら最後の2曲に行き着いた途端、驚愕しました。
この2曲は“kenny dorham&sonny rollins”をフロントに据えたmax roach quintetの56年ライブ音源 (カフェ・ボヘミア) であり、いわばおまけの音源なのだが冒頭の名曲 “valse hot” 不完全ヴァージョン (ドラムソロ〜テーマで終る後半部分のみ収録) のroachが壮絶!ブラウニーが亡くなって間もなくである彼の気概に心底圧倒された。
続く “i get a kick out of you” は15分に及び、こちらもrollinsとroachのエネルギーが全開。長丁場ながらテンポ、勢い共に全くダレない。いったいこの気迫は何なのだろう。“若さ”だけでは答えにならない。george morrowの憑かれたように猛然と突き進むランニングにも驚かされる。

音質は全てブート並みのコンディションですが、私は結局最後の2曲に満足しました。しかし、それだとこの盤を手に取った目的 (つまり63年来日公演) と違うような気が…。