ベートーヴェン:交響曲全集
フィルハーモニア管弦楽団 カラヤン(ヘルベルト・フォン) EMIミュージック・ジャパン
価格(new/used):
4,104 円 /
4,094 円 より
発売日:
(2008-03-26)
アマゾン売上ランキング:
64376 位 CD / 通常24時間以内に発送
収録曲のリスト
- 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第1楽章:アダージョ・モルト~アレグロ・コン・ブリオ
- 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第2楽章:アンダンテ・カンタービレ・コン・モート
- 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第3楽章:メヌエット(アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ)&トリオ
- 交響曲 第1番 ハ長調 作品21 第4楽章:アダージョ~アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ
- 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」 第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
- 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」 第2楽章:葬送行進曲(アダージョ・アッサイ)
- 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」 第3楽章:スケルツォ(アレグロ・ヴィヴァーチェ)&トリオ
- 交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」 第4楽章:フィナーレ(アレグロ・モルト~ポコ・アンダンテ~プレスト)
- 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第1楽章:アダージョ・モルト~アレグロ・コン・ブリオ
- 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第2楽章:ラルゲット
- 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第3楽章:スケルツォ(アレグロ)&トリオ
- 交響曲 第2番 ニ長調 作品36 第4楽章:アレグロ・モルト
- 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第1楽章:ポコ・ソステヌート~ヴィヴァーチェ
- 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第2楽章:アレグレット
- 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第3楽章:プレスト~アッサイ・メノ・プレスト
- 交響曲 第7番 イ長調 作品92 第4楽章:アレグロ・コン・ブリオ
- 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第1楽章:アダージョ~アレグロ・ヴィヴァーチェ
- 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第2楽章:アダージョ
- 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第3楽章:メヌエット(アレグロ・ヴィヴァーチェ)&トリオ(ウン・ポコ・メノ・アレグロ)
- 交響曲 第4番 変ロ長調 作品60 第4楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ
- 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」 第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ
- 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」 第2楽章:アンダンテ・コン・モート
- 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」 第3楽章:アレグロ
- 交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」 第4楽章:アレグロ~プレスト
- 「コリオラン」序曲 作品62
- 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」 第1楽章:田舎へ着いたときの愉しい感情のめざめ(アレグロ・マ・ノン・トロッポ)
- 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」 第2楽章:小川のほとりの情景(アンダンテ・モルト・モッッソ)
- 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」 第3楽章:いなかの人々の楽しいつどい(アレグロ)
- 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」 第4楽章:雷雨、嵐(アレグロ)
- 交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」 第5楽章:牧人の歌~嵐のあとの喜びと感謝の気持ち(アレグレット)
- 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 第1楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ・エ・コン・ブリオ
- 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 第2楽章:アレグレット・スケルツァンド
- 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 第3楽章:テンポ・ディ・メヌエット
- 交響曲 第8番 ヘ長調 作品93 第4楽章:アレグロ・ヴィヴァーチェ
- 劇付随音楽「エグモント」作品84~序曲
- 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」 第1楽章:アレグロ・マ・ノン・トロッポ、ウン・ポコ・マエストーソ
- 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」 第2楽章:モルト・ヴィヴァーチェ~プレスト
- 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」 第3楽章:アダージョ・モルト・エ・カンタービレ~アンダンテ・モデラート
- 交響曲 第9番 ニ短調 作品125「合唱」 第4楽章:プレスト~レチタティーヴォ~アレグロ・アッサイ~アレグロ・アッサイ・ヴィヴァーチェ、:アッラ・マルチャ~アンダンテ・マエストーソ~:アレグロ・エネ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 1件
猛然とした演奏1955年頃を中心として50年前の録音ですが、昨日録音されたような、うそのような明晰な音で驚きます。
演奏は猛然という言葉が最も当てはまるでしょう。特に第9交響曲でその特性は遺憾なく発揮されています。後期の録音の明快さとは異なった意味あいで、非常にシャープです。もたついたところがなく全体感を大事にした演奏になっています。なお、第9だけがフェラインザールの録音ですのでほかの録音とは響きが若干違います。ちなみに三年後のミサソレムニスの録音も同じオーケストラ・楽友協会合唱団およびシュワルツコップでこの場所で録音をしています。
第5番は秀逸です。きれいなスペクトルを描いて整然と音が出てきます。本当に音楽の輪郭線を明確に描くといった演奏です。
一転して第3交響曲の最終楽章の後半では極楽の雰囲気を出しています。第4楽章前半の闘争的な雰囲気が一段落して、別の回顧談が始まる箇所はどの演奏家も苦労するところですが、この上なく自然です。
第2番の第1楽章の主部の速度は凄い。フィガロの結婚の序曲並みの速度でがんがん押していきます。この交響曲は最もアニメーティヴというのか登場人物と風景がどんどん変化するものすごくカラフルな交響曲ですが、そこに取り込まれている対位法の取り扱いも秀逸で、場面の展開は極彩色です。
オーケストラ全体は弦楽器のアンサンブルが驚異的によいです。結果としてこの当時のこのオーケストラにしか出来なかったあの清涼感のあるサラサラとした音が満喫できます。そして楽器のアピアランスが明瞭で録音場所の響きを十分に生かしたとても清潔な響きの連続です。多分相当に練られた録音でしょう。
この時代のカラヤンがベートーヴェンという切迫した課題に正面から対峙した録音が、今回カラヤンの記念年の企画として、純正な発行物としてEMIから出たことは意義のあることだと思います。
|