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HARRY2008-03-05 - ジェネオン エンタ... 価格 ¥ 2,569
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HARRY
ジェネオン エンタテインメント

価格(new/used): 2,569 円 / 2,980 円 より
発売日: (2008-03-05) アマゾン売上ランキング: 1301 位
CD / 通常24時間以内に発送
収録曲のリスト
  1. のら犬にさえなれない
  2. Dancin’ Doll
  3. カメレオン
  4. Baby,途方に暮れてるのさ
  5. 鉛の夜
  6. PACE MAKER
  7. あんたがいないよる
  8. すれちがい
  9. 風が強い日
  10. TOKYO JUNK
  11. Angel Duster
  12. Easy Come,Easy Go
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 12件

シビれた。
前作の名盤『FOR NO ONE』から次回作を待つこと数年...
こんな形で次のアルバムがリリースされるとは予想外でした。

『FOR NO ONE』でお気に入りの曲、「しらけちまった空なら」「RUN SILENT,RUN DEEP」の
延長線上の曲が聞きたいと思ったら、まさにその通り!しかも全曲SLIDERSのカバー!

何も言う事はありません。

シャープに削ぎ落とされ、グレードアップしたHARRYの名盤!!
生々しく壮絶な1人スライダーズ。
冒頭の「のら犬・・・」の生々しさにまず呆気にとられてしまった。
ギターをアコギに持ち替えただけのスライダーズそのままの自分のギターパートに、他の音を被せるわけでもなく1人ぼっち。
リバーヴのかかっていないHARRYの生ヴォーカルが必要以上に際立ち、演奏の音数の少なさやギターソロのタドタドしさが、
よけい痛々しさを誘い・・・・あ然。
他にもスライダーズのパートそのままの「ペースメイカー」「あんたがいない夜」など、まるで1人スライダーズ。
そしてラストの「Easy Come・・・」の後半など、まるで苛立ちから集中を切らしたごとく目茶苦茶にギターをかき鳴らす。

当然、収録曲は「JOYーPOPS」名義のモノは無く「HIRO MURAKOSHI」のみ。
あえてブザマさを、さらけ出すがごとく振る舞うHARRYの男気というか何というか・・・・。
そんなこともあり、素直にカッコイイとは言えない「生々しくて壮絶」な作品。

セルフカバーと聞いて普通イメージするような、ロバート・ジョンソンを彷彿させるブルージーなアレンジの「カメレオン」や、
12弦ギター??の音色が美しく原曲とは違った魅力を持った「ダンシング・ドール」など、ポジティブな楽曲も
あるにはあるが、なにせ「のら犬・・・」のインパクトが強すぎて、何度聴いてもその印象は拭い切れない。

あえて、生々しく壮絶な「1人スライダーズ」を演じるHARRYの意図する所は何????
変に勘ぐらずにはいられない、そんな作品。
やられたな。
スライダーズはデビューちょっと前から見てて、今回の企画はちょっと心配だった。
オリジナルを超える事は難しいかなってさ。
ソロのライブでも結構スライダーズの曲はエレキでガンガンやってたし、新鮮味に欠ける
んじゃないかなってね。
けどそんな心配吹っ飛んだね。
単に昔の曲をアコギで料理しましたって、アルバムじゃなかったから。
HARRYが昔言ってた「シンプルに削ぎ落とすほうが難しい」ってのがようやく形になって
来てるし、ギターのストロークひとつ取っても重みを感じる。
今回発売されたBOXと聴き比べてみたらかなり面白いと思うし、HARRYの次回作にはもっと
期待してしまうね。

HARRYのブルース
「スライダーズの曲をアコギでやってみた」だけのアルバムでは断じてありません。
ソロになってからのHARRYはよりブルース色を強めている。
ストーンズが未だにブルースのカヴァーにこだわるように、HARRYはスライダーズの曲をカヴァーしている。そして、そこに新しい解釈がある。
素晴らしいアルバムです。
アコギでやってみたー
スライダーズ時代の曲をアコギでやってみた、というそれだけのCDです。
そりゃスライダーズファンは喜ぶだろうけれど、何で今ごろ?
オッサンになって昔が懐かしくなったのか?(聞いてるこっちも大抵オッサンだが)
いかした新曲聞かせてくれる方がよっぽど嬉しいです。