G線上のアリア

千住真理子2007-11-14 - EMIミュージック... 価格 ¥ 2,519
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G線上のアリア

千住真理子
EMIミュージック・ジャパン

価格(new/used): 2,519 円 / 1,800 円 より
発売日: (2007-11-14) アマゾン売上ランキング: 35 位
CD / 通常24時間以内に発送
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 7件

落胆の一言
 落胆の一言である。問題点は、思想性、主張、情念といったものがないことである。別の言い方をすると、ただおじょうずに弾いているだけで、聞き手の心に食い込んでくるものがないといういことである。このCDと同じタイトルのコンサートにも行ったが、同じ感想であった。聴衆が高齢者と女性ばかり目立つコンサートであったので、その手のファンの気持はつかんでいるのであろうが、歴史に残るような演奏者にはなりえない。この人の演奏を聴いていると、日本人演奏者の共通した問題点がはっきりするような気がする。つまり、「自分」がないのである。
個人的には前作により魅力を感じました
前作の「Dolce」はストラディバリウス・デュランティの選曲だと千住さんは解説で述べていましたが、今回の「Air」はファンの選曲です。その為か、個人的には、Dolce(いたわる心)といった統一感があった前作の方が素晴らしく感じました。

千住さんのCDを初めて購入される方には、前作「Dolce」をお薦めしたいと思います。

ただ、お兄さんの千住明さん作曲の、雪の女王、風林火山、はディランティがとてもよく鳴き響いていて素晴らしく、その他にも素晴らしい曲があるので、本CDも拝聴頂ければと思います。

次作はヴァイオリンコンチェルトと伺いました。先日、ドイツのドレスデンで千住さんのメンデルスゾーンのコンチェルトを拝聴しましたが、ピアノ伴奏曲と違った重厚さと深みがあり、素晴らしく感じました。ドイツ人にも好意的に床を踏みながらの拍手で迎えられていましたが、次作のコンチェルトにも大きく期待したいと思います。
風林火山 日本の魂
このCDの掉尾を飾る大河流々はNHKの大河ドラマのエンディングにも使われ、魂の琴線を揺さぶる渾身の演奏は「武士(もののふ)のあはれ」を余す事なく表現している。「祗園精舎の鐘の声、 諸行無常の響きあり。」とも聞こえるバイオリンの音色は現代の平家物語とも感じられた。
覚醒したストラデイヴァリウスと千住真理子
千住は本CDのノートに「ストラデイヴァリウスは(本来の)音を出すのに5年かかる」と記している。そして、彼女が愛器を手に入れてから、ついに5年が経ったのだ。

曲は、誰もが知る名曲と、昨今NHKの番組の主題曲等に使われた2曲が選ばれている。どれもが、じつに、リラックスして聴ける演奏だ。

確かに、この名器が覚醒したのだろう。千住真理子と共に。
風林火山に聴く、ストラデイバリウス!
その名器のすばらしさを響かせるために作られたような風林火山。
高音部の冴えが、千住真理子さんの手により奏でられる。
楽曲のイメージ、オケのバックを背に、兄上の指揮で、
孤高と歴史を響かせ、想わせてくれます。
この曲の為だけでも価値あり!