ショパン 12の練習曲集 作品10・作品...

ポリーニ(マウリツィオ)2007-11-21 - ユニバーサル ミュ... 価格 ¥ 1,960
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ショパン 12の練習曲集 作品10・作品25

ポリーニ(マウリツィオ)
ユニバーサル ミュージック クラシック

価格(new/used): 1,960 円 / 4,800 円 より
発売日: (2007-11-21) アマゾン売上ランキング: 5036 位
CD / 通常24時間以内に発送
収録曲のリスト
  1. 12の練習曲 作品10 第1番 ハ長調
  2. 12の練習曲 作品10 第2番 イ短調
  3. 12の練習曲 作品10 第3番 ホ長調≪別れの曲≫
  4. 12の練習曲 作品10 第4番 嬰ハ短調
  5. 12の練習曲 作品10 第5番 変ト長調≪黒鍵≫
  6. 12の練習曲 作品10 第6番 変ホ短調
  7. 12の練習曲 作品10 第7番 ハ長調
  8. 12の練習曲 作品10 第8番 ヘ長調
  9. 12の練習曲 作品10 第9番 へ短調
  10. 12の練習曲 作品10 第10番 変イ長調
  11. 12の練習曲 作品10 第11番 変ホ長調
  12. 12の練習曲 作品10 第12番 ハ短調≪革命≫
  13. 12の練習曲 作品25 第1番 変イ長調
  14. 12の練習曲 作品25 第2番 ヘ短調
  15. 12の練習曲 作品25 第3番 ヘ長調
  16. 12の練習曲 作品25 第4番 イ短調
  17. 12の練習曲 作品25 第5番 ホ短調
  18. 12の練習曲 作品25 第6番 嬰ト短調
  19. 12の練習曲 作品25 第7番 嬰ハ短調
  20. 12の練習曲 作品25 第8番 変ニ長調
  21. 12の練習曲 作品25 第9番 変ト長調
  22. 12の練習曲 作品25 第10番 ロ短調
  23. 12の練習曲 作品25 第11番 イ短調≪木枯らし≫
  24. 12の練習曲 作品25 第12番 ハ短調
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件

現代の至高の藝術
まずはじめにひとこと書くとすれば、「完璧」という言葉がもっとも相応しいCDである。
このCDを聴く機会に幸運にも恵まれた、他の多くの人々が異口同音に書き連ねるように、まさに完璧の演奏である。
ここでいう「完璧」とは、演奏の技術、作品の表現、全体を達観したときの総合的な藝術性といった、この演奏のすべての面における評価である。
ショパンがこの練習曲(エチュード)を精魂込めて作曲した際に、ショパンの意図していたことは、「練習曲なので一音たりともおろそかにはせずに、完璧に弾きこなして欲しい」ということなのではないか。そして、すべての音を完璧に弾きこなしてこそ、連なる音符の奥底に「ピアノの詩人」たるショパンが込めた、繊細な叙情性や精神性を、はじめて表現することができるのではないか。このCDを聴くと、感動に鳥肌を立てながら、そう思えてくるのである。それは、このポリーニの演奏において、先に述べたことが極めて高い次元で実現できているからに他ならない。これこそ、「至高の藝術」である。このポリーニの演奏の藝術性の高さは、いまとなっては歴史上の近寄りがたい伝説となってしまっている、「パガニーニのヴァイオリン演奏」や、「リストのピアノ演奏」などといったものに、勝るとも劣らないのではないかというほどの名演である。少なくとも、人類の「音楽」という営みの一角に、大きな功績を打ちたて、刻み付けたということができるのではないか。私自身は、時折このCDを聴ききつつ、そう確信している。
「ショパンの練習曲の演奏の決定盤」、というと少々言葉が足りないぐらいだが、まぎれもなく決定盤といえる、ポリーニの名演である。
最高
さすがに巨匠ですね。
忠実にショパンを演奏。技巧的でもあり感情豊かでもあり、安心して聞いていられます。
日本の自称ピアニストに勉強していただきたいCDです。
新たな挑発
この録音を巡って百家争鳴の論議が交わされた。肯定論を主張する人の多くは先ず、彼の技巧を褒めちぎる。否定論を支持する人は彼の表現の無味乾燥さを挙げる。だが一人のピアニストが万人の嗜好を満足させることは殆ど不可能に等しい。蓋し万人向けの表現などというものは所詮優柔不断にならざるを得ず、歴史に残らないだろう。それよりはポリーニがポリーニであり続けてくれる事の方がどんなに幸福なことか。彼の演奏では、総ての音がつぶさに暴きだされ、炎のような情熱が精緻なタッチにぶつけられていく。その鋭利に鍛え上げられた日本刀のような造形美こそ評価されるべきだ。そこはかとない哀愁や陰影に満ちた歌いまわしなど彼には到底できない、と言うより彼の演奏スタイルではないのだ。そんなことはフランスやロシアのピアニストにやらせておけばいい。あとは鑑賞する人の好みの問題だろう。今回新たに出されたSMH-CDによって彼の音色はいやが上にも瑞々しく鮮明に、しかも輝かしく再現された。
人間はここまで正確になれるのか
一流の演奏家は皆、ショパンのエチュードを華麗に弾く技術を備えている。しかし、その中でもポリーニの演奏は飛び抜けて美しい。寸分の狂いもない機械のような演奏だが、まぎれもなく人間の演奏なのだから、人間はここまで正確になれるのか、という驚嘆の気持ちにもなった。正確であることの美しさ、それを感じられる演奏だ。