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| 庄司紗矢香2007-08-15 - ユニバーサル ミュ... 価格 ¥ 2,515 | |
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prelude-SAYAKA庄司紗矢香 ユニバーサル ミュージック クラシック 価格(new/used): 2,515 円 / 2,200 円 より 発売日: (2007-08-15) アマゾン売上ランキング: 5226 位 CD / 通常24時間以内に発送 [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件 庄司紗矢香のベストアルバム。庄司紗矢香という人は、失礼ながら『情熱大陸』を観るまではルックスの良さだけでチヤホヤされているんだと思っていました(日本のクラシック状況はそんな風潮なので)。しかし、実際に番組を観てみると、顔は菊川怜、雰囲気や佇まいは蒼井優、全体的に宮里藍に似た彼女にノックアウト。番組で少しだけ実際に演奏しているところを観ただけですが、相当な技量の持ち主だと見受けられました。ショパンの手を模った塑像が置いてあるパリ市立ロマン主義美術館で学芸員とは顔馴染み、三島由紀夫『金閣寺』やドストエフスキーを愛読するところも私好み。 演奏は、穏やかで優しいメロディを奏でる「和み系」「癒し系」ではなく、濃密な感情を激しく叩き付ける感じ。過去の作品から良い所取りしたベストアルバムで(9曲目にメンデルスゾーン『ヴァイオリン協奏曲ホ短調 作品64 第2楽章:Andante』も収録されていますが、音質もあまり気にならない)、過去の作品に興味を持ちました(『メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲』は除きます)。 若き天才のプレリュード。真摯に、誠実に音楽と向き合う姿勢。内側から湧き出てくる表現力。20世紀の偉大な音楽家たちがもっていたもの。本物の音楽家だけが持つ風格、気品、オーラのようなもの。若くして、彼女は既にそれを纏っています。正確にいえば、パガニーニコンクールで優勝した16歳のころ、既にそれを纏っていました。彼女の才能は生まれ持ったものでしょう。 クラシックの演奏家のベスト版というと、複数の楽章からなる曲の場合、そのうちの1つの楽章だけを抜き取り、細切れを集めたようになってしまうのが残念なところですね。その曲の演奏が気に入って全楽章を聴きたいときには、その交響曲なり、協奏曲なりを演奏したオリジナル版を聴くしかない。 庄司紗矢香の演奏を聴いたことのない方には、この、若手ヴァイオリニスト中、唯一の本物を知るきっかけとして、是非聴いていただきたい一枚です。 聴く者の心を揺さぶる音楽2007年8月TBS「情熱大陸」を見てSAYAKAに関心を持った。16歳でパガニーニ国際ヴァイオリンコンクールに優勝したことから、超絶技巧を期待され天才少女といわれる。それにSAYAKAはいごこちの悪さを感じていたという。「テクニックを賞賛されることに興味はない、目指すのは聴く者の心を揺さぶる音楽だ」とSAYAKAは主張する。これを聞いて、20年後を期待してよい音楽家だと確信した。TVカメラが回っているときにスッピンでいられることにも好感を持った。そこらの美人音楽家の類とは違う。さて、このアルバムは以前に録音した作品を集めたベストアルバムである。パガニーニのコンチェルトの終楽章は装飾音が切れよく、聴いていて爽快だ。(SAYAKAには興味のない賞賛だが)わたしが一番心揺さぶられた作品は、Dvorak"4 Romantic Pieces"だ。美しく容易な曲だが、深い表現力に驚嘆させられる。アルバムの最後は、メンコンの2楽章である。これを聴くと、やはり終楽章を聴きたくなってしまい、ついメンコン、チャイコンのアルバムを買いたくなる。知能犯?である。TVで紹介されていたスイス・ヴェルヴィエ音楽祭でのピアノ五重奏曲(シューマン)のような、室内楽曲のリリースを今後期待する。 |