ガーシュウィン:ピアノ協奏曲

ロジェ(パスカル)2007-07-25 - BMG JAPAN 価格 ¥ 1,900
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ガーシュウィン:ピアノ協奏曲

ロジェ(パスカル)
BMG JAPAN

価格(new/used): 1,900 円 / 1,890 円 より
発売日: (2007-07-25) アマゾン売上ランキング: 166344 位
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収録曲のリスト
  1. ピアノ協奏曲 へ調 (1925) I.Allegro
  2. ピアノ協奏曲 へ調 (1925) II.Adagio.Andante con moto
  3. ピアノ協奏曲 へ調 (1925) III.Allegro agitato
  4. ピアノ協奏曲 ト長調 (1932) I.Allegramente
  5. ピアノ協奏曲 ト長調 (1932) II.Adagio assai
  6. ピアノ協奏曲 ト長調 (1932) III.Presto
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 1件

ラヴェルよりガーシュウィンをメインと考えて・・
パスカル・ロジェはかつてデッカから様々な録音をリリースしていたが、最近では様々なレーベルから自由な録音活動を行うようになった。これもデッカではなくOEHMSレーベルからリリースされたもので、録音は2004年。

本盤にはガーシュウィンとラヴェルのピアノ協奏曲が収録されているが、このうちラヴェルについてはデッカレーベルからデュトワ指揮モントリオール交響楽団と1982年に録音したものがあるので、今回の録音が22年ぶりということになる。

演奏であるが、前回の録音でロジェはパステルカラーともいえる透明感のあるクリアな音色で、デュトワの瑞々しい魅力溢れる指揮ぶりと合わせて実に見事な録音だったのに対し、今回はやや抑えた音色でシックな感じになっている。表現も内省的で、細やかな声部や和音の響きを細心にコントロールしようという気概がある。それ自体は悪くないのだが、オーケストラの音色が時として凡庸なところがあり、これは前述のデュトワ盤のオーケストラがあまりにもすばらしかったためそう聴こえてしまう、という不利な面があるのだけれど、そういった中で、とりわけこちらの新盤という理由はちょっと探し難いかもしれない。

だから、むしろこのディスクはガーシュウィンをメインと考えたい。こちらの方が最初に収録されているのもそういう配慮からだろうか。こちらもしっとりとした仕上がりで、シックな色合いであるが、この曲は(私見だけれど)ガーシュウィンの中でももっとも落ち着いた響きが似合う曲だと思うので、この演奏はふさわしい。オーケストラの発色もガーシュウィンだからということで、とりたてて変わったことをしていないのが好ましいと思う。