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ベートーヴェン:ピアノソナタ第1番~第3番 |
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ベートーヴェン:ピアノソナタ第1番~第3番ポリーニ(マウリツィオ) ユニバーサル ミュージック クラシック 価格(new/used): 2,262 円 / -- 円 より 発売日: (2007-10-24) アマゾン売上ランキング: 62304 位 CD / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 1件
古典的だけど浪漫性もあって、聴きごたえ十分ですほんの十数年前くらいまで、マウリツィオ・ポリーニというピアニストは、自身の完全主義的な美学ゆえに、その録音活動も、おそらく極めて拘束的なものにならざるを得ないのではないか?だから、多くを聴きたいと思っても、そのレパートリーは(残念ながら)ごく限られたものとなってしまうのではないだろうか?・・・などと危ぶんだものである。おそらく、同じようなことを考えた方も多いのではないでしょうか。それゆえに、最近までの彼の充実した録音活動の成果は、私にはまさに望外の喜びの感があります。だって、ちょっと前まで、このピアニストがショパンの夜想曲の全曲や、ベートーヴェンの初期の3つのソナタを録音してくれるなんて予想していた人は、きっとほとんどいなかったはずである。(それとも、存外に慧眼の諸氏がいらっしゃるのだろうか) というわけで、この初期の3つのソナタも感慨深く聴き入りました。ベートーヴェンのソナタ全集も完成間近となる1枚でもありますね。 いつものように構築性にきわめて優れたベートーヴェンであり、真摯なに表現された造形美が深い精神性を感じさせてくれる。それと合わせて最近のポリーニらしい、いくぶん肩の力の抜けたロマンティシズムを内包させているところがまた良い。第1番は心持ち急(せ)くようなテンポの畳み掛けがあり、それが青年期のベートーヴェンのパッションの表出の様に思う。左手で支えられる音型は堅固で確かだけれども、例えば第3楽章のペダルの踏み込みに代表される独特の「跳び」がある。第2番もまたしっかりとした足取りが見事であり、中間楽章のちょっと神秘的な雰囲気も特筆される。第3番では左手で保持されるメロディの強固な意志が一層の聴き栄えをもたらす。まずは文句ない名演となった。 |