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ショスタコーヴィチ:交響曲第4番 |
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ショスタコーヴィチ:交響曲第4番アシュケナージ(ヴラディーミル) ユニバーサル ミュージック クラシック 価格(new/used): 2,249 円 / 1,480 円 より 発売日: (2007-06-13) アマゾン売上ランキング: 291483 位 CD / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0
/ 総数: 1件
NHK交響楽団にとっても貴重な功績になるのでは・・・アシュケナージがNHK交響楽団の音楽監督の間に様々な録音活動も行われたが、期間の最後に貴重なショスタコーヴィチの録音がリリースされた。なぜ貴重かというと、NHK交響楽団との録音により、中座していたアシュケナージによるショスタコーヴィチの交響曲全集が、完成に至ったためである。これによってDECCAレーベルからリリースされた全集中で「NHK交響楽団」が3曲を担当したという事は、このオーケストラの歴史の上でも、貴重な功績になるにちがいない。 さて、そのうちの第4交響曲が当盤である。実は第4交響曲については、アシュケナージとロイヤルフィルの録音があったため、なぜかこの曲だけ「再録音」されたことになる。どのような背景があったかわからないが、廃盤となっているロイヤルフィルとの録音も、ぜひいずれ復刻して欲しいと思う。 さて、第4交響曲は難しい曲だと思う。ゲルギエフやチョン・ミュンフンの録音も、なかなか苦戦したものに感じられた。この演奏もやはり苦戦の痕跡ある。中でも第1楽章の「序奏部」に苦戦の色が濃い。ここでは弦の表情がかなり硬い。アウェー・ゲームの立ち上がりを警戒するような感じで、慎重に運ぼうという意識が、やや表情を乏しくしているのが気になる。だが急速部になると、その律儀さがわりと好作用しており、細かいパッセージが緻密に表現されていて、オーケストラも十分にやっている。ただ、迫力を追求した表現ではなく、コントロールという意識は強い。2楽章以降はだいぶほぐれてくる。第3楽章(終楽章)は楽器の音色がかなり魅惑的になり、自然な光が射してくる。コーダ手前のクライマックスは印象深く、ここではティンパニのアクセントがかなり豊かに効いており、ブラスの融合力ある響きとあいまって、みごとな表現となっている。この難曲の録音においては、なかなか健闘しているものに入ると思う。 |