アイノラ抒情曲集

舘野泉 with平原あゆみ2007-04-18 - エイベックス・クラ... 価格 ¥ 2,697
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
アイノラ抒情曲集

舘野泉 with平原あゆみ
エイベックス・クラシックス

価格(new/used): 2,697 円 / 2,250 円 より
発売日: (2007-04-18) アマゾン売上ランキング: 80678 位
CD / 通常24時間以内に発送
収録曲のリスト
  1. アイノラ抒情曲集~左手のための 作品95 <舘野泉に捧げる> 1.ロマンス
  2. アイノラ抒情曲集~左手のための 作品95 <舘野泉に捧げる> 2.アラベスク
  3. アイノラ抒情曲集~左手のための 作品95 <舘野泉に捧げる> 3.バラード
  4. アイノラ抒情曲集~左手のための 作品95 <舘野泉に捧げる> 4.パヴァーヌ
  5. アイノラ抒情曲集~左手のための 作品95 <舘野泉に捧げる> 5.モーツァルティーノ
  6. アイノラ抒情曲集~左手のための 作品95 <舘野泉に捧げる> 6.パストラール
  7. アイノラ抒情曲集~左手のための 作品95 <舘野泉に捧げる> 7.カリヨン
  8. 4つの小さな夢の歌~三手のための 1.春:5月の夢の歌
  9. 4つの小さな夢の歌~三手のための 2.夏:8月の歪んだワルツ
  10. 4つの小さな夢の歌~三手のための 3.秋:11月の夢の歌
  11. 4つの小さな夢の歌~三手のための 4.冬:子守歌
  12. プレイアデス舞曲集IV 作品50 1.前奏曲の記憶
  13. プレイアデス舞曲集IV 作品50 2.静かなる雨の雅歌
  14. プレイアデス舞曲集IV 作品50 3.西に向かう舞曲
  15. プレイアデス舞曲集IV 作品50 4.間奏曲の記憶
  16. プレイアデス舞曲集IV 作品50 5.遠く暗い牧歌
  17. プレイアデス舞曲集IV 作品50 6.東に向かう舞曲
  18. プレイアデス舞曲集IV 作品50 7.アレルヤの季節
  19. ゴーシュ舞曲集~左手のための 作品96 <舘野泉に捧げる> 1.ロック
  20. ゴーシュ舞曲集~左手のための 作品96 <舘野泉に捧げる> 2.ブルース
  21. ゴーシュ舞曲集~左手のための 作品96 <舘野泉に捧げる> 3.タンゴ
  22. ゴーシュ舞曲集~左手のための 作品96 <舘野泉に捧げる> 4.ブギウギ
  23. 3つの聖歌~左手のための アヴェ・マリア
  24. 3つの聖歌~左手のための アヴェ・マリア
  25. 3つの聖歌~左手のための フィンランディア賛歌
  26. 子守唄~三手のための
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 2件

個人的な感想ですが…
このアルバムに納められている「3つの聖歌」はそれぞれ時代も国も違う作曲家の「祈り」の歌を、左手ピアノのために編曲したものである。
その3曲目、シベリウスの「フィンランディア」に参ってしまった。
編曲の技術とか、ピアノのテクニックとか、そういうものではない。魂(ハート)です。
「フィンランディア」はシベリウスの愛国の思いがこめられた交響詩であるが、この曲中の非常に美しい祈りの歌がある。
この部分のみが抜き出され、歌詞も付けられている。
厳しい冬、長い夜にも、やがて春が勝利する、という歌詞には、当時帝政ロシアの圧政に苦しむ人々の心の叫びが込められ、感動無しに聴く事は出来ない。
自身こよなくフィンランドを愛する舘野氏ならではの共感に、
さらに右手の自由を失った自らの心を重ね合わせ、全身全霊を込めた文字通りの「魂の詩」を唄い上げたこの演奏に、
気がつけば、2回、3回と繰り返して聞き続ける私がいたのである。
舘野・吉松ファンは必聴
脳溢血に倒れながらも、左手のピアニストとして復活した舘野泉の復帰第5弾は、全曲吉松隆の曲をとりあげています。新作の「アイノラ抒情曲集」と「ゴーシュ舞曲集」は基本的に左手のための曲ですが、左手だけで演奏しているとは思われない多彩な音楽となっています。

アルバムの最後を飾る「子守歌」は、もともと田部京子のアルバム『ピアニシモ』(これもすてきなアルバムです)のために書かれた曲ですが、舘野さんのファンでもある美智子皇后のご希望で、三手連弾のためにアレンジされました。他に、田部京子の『プレイアデス舞曲集2』に収められている「4つの小さな夢の歌」も三手用に編曲され、舘野さんと弟子の平原あゆみさんが演奏しています。

演奏も録音も曲もすばらしく、舘野ファン・吉松ファンにはマストアイテムといえるでしょう。私個人の、唯一の不満は、平原さんの独奏で「プレイアデス舞曲集W」が収められていることです。これは平原さんの演奏に不満があるという意味ではありません。収録曲数が足りない、愛弟子にも機会を与えたいといった事情はあったのでしょうが、あくまで舘野さんのアルバムなのですから、できれば「タピオラ幻景」を再演してほしかったと思うのです。もちろん、すでに以前のアルバムに収められた曲ですから、無理なことは承知しています。しかし、演奏を重ねてより成熟したバージョンを聴いてみたかったと、わがままなないものねだりをしたくなるのです。