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それぞれのテーブル(紙ジャケット仕様) |
| ちあきなおみ2007-03-21 - ビクターエンタテイ... 価格 ¥ 2,273 | |
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それぞれのテーブル(紙ジャケット仕様)ちあきなおみ ビクターエンタテインメント 価格(new/used): 2,273 円 / -- 円 より 発売日: (2007-03-21) アマゾン売上ランキング: 8142 位 CD / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 3件
すり切れたレコード(って意味分かります?)すばらしいアルバムです。ひとつ、ちあきなおみがエディットピアフの「すり切れたレコード」をカバーしているのに非常に興味を引かれました。実はこの曲は、ピアフの数ある曲の中で「愛の讃歌」や「バラ色の人生」のようにメジャーではなくあまり知られていないのですが、私の一番好きな曲なのです。まずちあきなおみがこの曲を選んだという事にビックリすると同時に「ありがとう」と言いたくなりました。…さて聴き比べの結果はというと…??? 残念ながら「流石のちあきなおみもピアフの前に敗れたり!」と言わざるを得ません。以前TVの「たけしの誰でもピカソ ちあきなおみ伝説2」でこの曲が紹介され「すごい仕掛け」とか何とか絶賛されていましたが、それは元歌を知らない者の戯言(ざれごと)に過ぎません。比較してみましょう。この曲はある港町の酒場の女が永らく戻ってこない男(事故にあったのかもしれません、あるいは単に捨てられたのかも…?)を待ちこがれながら、男の好きだったレコードを繰返し繰返し聴きすり切れてしまったという背景があります。ちあき版では声色を変えくぐもったレコードの歌がうしろで聞こえます。蓄音機なのでしょう突然回転速度が遅くなりレコードが終わってしまいます。確かに良く工夫されており聴きごたえがあります。一方のピアフ版はというと、ピアフの歌がすり切れたレコードそのままに針飛びを起こし何度か歌詞が繰り返されます。その実にリアルな事! まるでこの曲自体がすり切れたレコードのようです。ではそれを聴いているのは誰なの?…と不思議な錯覚に陥ってしまいます。ちあき版が変化球勝負だとするとピアフ版は直球それも剛速球勝負という印象を受けます。決してちあき版をけなしている訳ではありません。他の歌手ではここまで歌えないと思います。その上での些細な比較ということでご了承願います。 ちあきなおみのシャンソンいいですよ〜何か風景が見えて来て…それぞれのテーブルから始まり、ゆったりして聞けますよ、編曲に後藤次利も参加して歌謡曲とは、また一味違って何回も聞いてる 上手い人って何を歌っても上手いな〜と思う 愛のために死すーも聞きごたえありますよ〜 ちあきなおみが坐ったテーブルこのアルバムは、ちあきなおみがビクター時代に放ったオリジナル・アルバム『それぞれのテーブル』(1981.10.21)の復刻版です。音質も良好で、当時の音源そのままの彼女のシャンソンを味わうことができます。 ヒット曲をひたすら求めるレコード会社と、“自分の好きな歌、歌いたい歌”を歌うことを願うちあきなおみとの溝は埋め難いものとなり、遂には二年余りの長期休養を余儀なくされます。 そこに手を差し伸べたのが、ビクターでのインビテーションレーベルの主宰者でもあり、「喝采」のディレクター以来、彼女を陰になり日向になり支えてきた東元晃氏でした。 そして満を持して最初に取り組んだのがこのアルバムですが、添付ライナーに賛を寄せている東元氏の言によると、氏の勧めでシャンソンに決まったそうです。その理由として「ちあきなおみに大人の恋の世界を歌って欲しかったから」とあります。 ちあきなおみの歌声がサックスやバイオリンの音色とよく調和するのは、彼女が数少ないハーモニックス(倍音)の持ち主であるからですが、それまではスロットル全開で歌っていたのを、弁の絞り具合を巧みに調節して微妙なハーモニーを醸し出すことを試みたのが、このアルバムだと思います。後年にTVやライブで歌った「それぞれのテーブル」や「愛のために死す」(ライブでのものが『VIRTUAL CONCERT 2005』に収録されています)と聴き較べてみて、若干ながらも不満を覚えるのは手始め故。何度も歌ったのは、その曲が好きだったこともあるのでしょうが、より好いものへと望む彼女の、歌に対する真摯な姿勢故なのでしょう。 東元氏は、ライナーの中で「スタッフに対し、安易な先入観は捨てて、彼女の多才な実力に広い角度で対応するよう要請した」と語っています。スタッフは忠実にそれを守り、ちあきなおみはその期待に十二分に応えてくれたように思います。 |