スペインの城

新井伴典|トローバ2006-08-07 - ALM RECOR... 価格 ¥ 2,793
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スペインの城

新井伴典|トローバ
ALM RECORDS

価格(new/used): 2,793 円 / -- 円 より
発売日: (2006-08-07) アマゾン売上ランキング: 15786 位
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収録曲のリスト
  1. スペインの城 アルバ・デ・トルメス(吟遊詩人の歌)
  2. スペインの城 松のロマンス/モンテマヨール(静思)
  3. スペインの城 セゴビアの王城(召集)
  4. スペインの城 ハビエール(エボカシオン)
  5. スペインの城 レダーバ
  6. スペインの城 サフラ(幻影)
  7. スペインの城 オリーテ(高貴な王の祭り)
  8. トゥリーナ:ソナタ ニ短調 op.61
  9. スペインの城 シグエンサ(王女は眠る)
  10. スペインの城 トゥレーガノ(山唄)
  11. スペインの城 マンサナーレス・エル・レアル(美しい乙女に)
  12. スペインの城 アルカニス(祝祭)
  13. スペインの城 シマンカス(女手品師)
  14. スペインの城 カラトラーバ(祝祭)
  15. スペインの城 トリーハ(悲歌)
  16. ロドリーゴ:ソナタ・ジョコーサ
  17. グラナドス:子守唄 〜ロマンティックな情景より〜
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 2件

トリーハ以外もすてきなスペインの城
こんなによい曲ばかりなのに、どうして今まで知らなかったのだろうというのが、正直な感想です。模範的な美しい演奏です。
ギター作曲家モレノ=トローバ復興の貢献者、過度でないロマンティシズム
タイトルは全14曲(このCDはほかに7曲)1960年代のギター組曲。当初は8曲での録音だったが、90年代にはDラッセルの全14曲として広まった。しかしながら、彼(モレノ=トローバは苗字)のギター作品はほかではあまり弾かれず21世紀へ。2003年に楽譜出版(モレノ=トローバ作品集)の校訂を。そして2006年には2作目のアルバムでさきの全14曲を録音し、復興に大きく貢献したのがこのギタリスト。トリーハ(17トラック)あるいは、松のロマンス(2トラック)は単品でしばしば弾かれていた曲でおなじみの方は多いと思う。
組曲『スペインの城』は、スペインの古城を大半の曲目に使ったロマンティックな組曲。このギタリストは聞き手を考慮し、前半で7曲のあとに他の作曲家のギター作品をはさむ。そして後半で残りの7曲、そのあとにロドリーゴの人気作品(80年代以降よく弾かれている)でしめくくり。アンコール・ピースとしてグラナドスのピアノ組曲【ロマンティックな情景】より、子守唄で静かに演奏を終える。この子守唄は、ギターでの録音はありそうでなかった1曲。
 ギタリストの特徴。メロディを過度に歌いすぎず、リズムについても強調しすぎず、ギターの美しい鳴りを大切にしたバランスのよい感覚にあふれている。音色についても非常に魅力的、80年代以降にありがちな線の細い鋭いタッチとは逆の やや太めの美しい音の持ち主だと思う(音色的に最も近いのはカリン・シャープ)。
この2作目ではクラシック・ギター本来の魅力がわかり、作品についても(初めて聞いても)理解に苦しむことはない。このアルバムで新井氏のファンが増えることは間違いないであろう!