![]() |
ホルスト:惑星 |
| 佐渡裕2005-10-19 - エイベックス・マー... 価格 ¥ 2,850 | |
| home|書籍|CD|DVD|ゲーム|ソフトウェア|家電|キッチン|おもちゃ・趣味 |
![]() |
ホルスト:惑星佐渡裕 エイベックス・マーケティング 価格(new/used): 2,850 円 / 1,800 円 より 発売日: (2005-10-19) アマゾン売上ランキング: 3426 位 CD / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 4件
佐渡裕の熱演とそれに応えるヴィルトオーゾ集団のN響佐渡裕の真骨頂と言うべき「火星」では金管の咆哮を堪能しました。4分の5拍子のリズムが、ある種の原始的な野蛮さを持って襲いかかってきて、生理的な気持ち良さを生みだしています。 「金星」では、ヴァイオリンのソロやホルン・木管の音色が甘く美しく旋律を奏でるのが聴き取れます。イギリスの作曲家で調性を重んじるホルストですが、この転調を重ねて、印象派のように音を万華鏡のように変化させることによって色彩豊かな光沢を生み出しています。 「水星」のアンサンブルが正確で美しいです。 「木星」は全体的に抑制の取れた演奏でした。中間部の有名なテーマは、もう少しオケを歌わせて欲しかったです。弦の音色は艶やかで厚みがあり華麗でした。そしてクライマックスへと鮮やかに駆け上っていきました。 「土星」のように普段あまり関心をもって聴かない楽章にこそ、この演奏の素晴らしさが如実に表れています。色彩豊かな音楽です。楽器の使用も変化に富み、その楽曲の良さを引き出した佐渡裕とN響。聞き惚れました。 「天王星」でも魅力的な音楽が展開されています。素晴らしい指揮者と精緻なアンサンブルの生み出した音楽は他の指揮者のものとは一味も二味も違います。 「海王星」での東京少年少女合唱隊は難しいダブル・コーラスをノンヴィヴラートで神秘的に歌っています。スコアを見ながら聴きましたが、音程も正確でこの不協和音の織りなす宇宙の深遠さを見事に表現していました。 ライブ録音このCDでは、たった一回の演奏会のライブでこの大曲をほぼミスなく再現し、すばらしい音色を聴かせるN響の力量に驚く。その意味ではN響ファンの私には、とても価値のあるものである。 しかし、この作品は、ベートーベンやブラームス等のドイツロマン派とは異なり、高い精神性、内面的な充実というよりも、オーケストラのサウンドやリズムといった直接的、外面的な要素を楽しむ部分が大きい。この種の音楽は、一般的にはライブ録音よりも細部まで完璧に近く仕上げられる通常のレコーディングが有利である。ライブ録音ならば、数回の演奏会を録音して編集することで、より完全なものにすることが望ましいように思う。 ここでは、海王星で、女声合唱でなく少年少女合唱を用いたことが、人間の肉声としてあからさまに聞こえない?ような効果をあげている点では成功しているが、大人の合唱でないことによる音程の不安定さが逆効果となっているように思う。ここは音楽の精神性よりも、効果音的に、神秘の世界を描写する音として、ある意味、無機的に響く必要があるので、演奏会の場は別としてCDになると、聴く者に音程を気にさせるのはまずいのではないか。この曲のライブレコーディングのCDは珍しく、そのような細部のことを除けば全体の出来は大変すばらしい。 感動のあまり体が震えました。素晴らしい!オペラシティで聴きました。これだけ躍動感あふれ、調和し、そして心に響く演奏は初めてです。金管、木管とも破綻なく、しかし、大胆に攻めています。演奏中、大ジャンプを見せる佐渡裕に、やはりこの演目を得意とするN響が、その実力をいかんなく発揮して応えています。 この演奏会のもう一つのポイントは、最終曲、海王星の合唱です。通常、女声合唱団で演奏されるこの曲は、今回は、歴史ある東京少年少女合唱隊により演奏されました。通常の女声より、はるかに透き通った声が、より神秘性を醸し出していました。 通常、舞台奥、もしくは袖で合唱が行われるのに対し、今回は、二階席下手側廊下での演奏となり、一階席ではまさに、天使の声が天上から降り立つ雰囲気となりました。惜しむらくは、その声はかなり小さく、しかし、客席全体は固唾をのんでいきました。これがCDでどのように変化しているかは楽しみです。 演奏終了後、最後の音が消えてもなお、観客はつばを飲み込む事もはばかられ、信じられないほど長い静粛の後、熱狂的な拍手が会場を覆いました。客席は笑顔に包まれ、演奏家たちも誇りと達成感を表していました。 帰り道、見知らぬ人に「素晴らしかったですね」と声を思わずかけてしまいました。すると「本当に、涙が出ました」と応えてくれました。こんな素晴らしい演奏は、カーネギーでも聴けなかった。 発売が本当に楽しみです。これはベストオブベストと思います。その瞬間に立ち会えたことを本当に幸運に思います。 佐渡裕の新録音。次は「N響」「熱い指揮者」の佐渡裕の新録音。オケはあのN響。楽しみです。 収録:2005年6月、東京オペラシティ[ライヴレコーディング] SACDハイブリッド(STEREO/5.0chサラウンド) |