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木下牧子混声合唱作品集 |
| 東京外国語大学混声合唱団コール・ソレイユ2005-05-31 - フォンテック 価格 ¥ 1,995 | |
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東京外国語大学混声合唱団コール・ソレイユ フォンテック 価格(new/used): 1,995 円 / -- 円 より 発売日: (2005-05-31) アマゾン売上ランキング: 4367 位 CD / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 3件
やっちゃったよ・・・・いい意味で「方舟」は、未来永劫お手本となるような素晴らしい演奏です。 この録音を行った演奏会で、3曲目までのじわーっと来る絶妙のタクトと、それに応える合唱団の表現力、そして終曲で爆発するエネルギーに思わずガッツポーズしながら涙を流したのを覚えています。 鈴木先生が振らないとこういう色は出せないんだなーと思う。 「ティオ」は、同じ会場、同じ指揮者、同じ合唱団で翌年に録音されました。 前年の「方舟」のような弾けっぷりを期待してたのですが、それがすこし鳴りを潜めてたのが少し残念でした。 しかし、終曲では多少のあらはともかくはじけるはじける!!この曲が意図している「おもしろさ」が炸裂しまくりでした。 このご時勢「楽しんだもん勝ち」の演奏がCDとして売られた稀有な例として、ライブラリーに加える価値は十二分にあります。 それでは私は『方舟』によせて・・・「ひょうひょうと、笛を吹こうよ・・・」で静かに始まる、本当に叙情的な歌です。川面を流れるヒメマスは我々自身でしょうか。この作品は、全楽章とも『絵画的』なんですね。1曲目の盛り上がりの「ガラス細工の夢でもいい、与えてくれと。失った無数の望みのはかなさや、遂げられたわずかな望みの空しさが、明日の望みも空しかろうと笛に歌っているが・・・」の部分は、本当にジーンときます。 2曲目の木馬、3曲目の「この夕べ・・・」ではじまる本当に夕日をバックに歌うべき佳作。そして最後の5拍子の「空を渡れ、碇を上げる星座の船団!」では、激しいピアノのパッセージに乗せて希望への賛歌が堂々と歌われる・・・。このコラムを読んでいる人で、合唱団に所属して全日本に出た経験のある人はいますか? この曲はいまだ一度も歌われていません。1曲目と最終曲を浪々と歌い上げれば、相当の賞がもらえると思うんですよね・・・。 若々しい演奏です。曲の素晴らしさとあいまって良く聴いています。池澤夏樹の詩集『塩の道』から抜粋された5篇の詩で構成されている『ティオの夜の旅』の第4曲目「ローラ・ビーチ」に寄せて・・・・。 とても抒情的な曲です。過去の多くの合唱曲と比較しても比類のないほどの美しいメロディーとハーモニーを持った曲です。池澤夏樹の詩は、海に関わる言葉を印象的にかつ象徴的に並べ、悠久の時の流れをゆっくりと紡ぎだしています。 自然が創り出す神秘の世界をかくも詩的に表わした池澤夏樹も素晴らしいですが、それに流れるようなメロディーを与えた木下牧子により、ハッとする美しさを持った合唱佳曲が誕生しました。ピアノ・パートがその音楽の美しさに彩りを添え、華やかさを増します。ただ、特に、大切な箇所は、ア・カペラで歌われます。このコール・ソレイユは良く歌っています。学生合唱団としては本当に一生懸命で若々しさが溢れています。 それにしてもセブンスやナインスといった複雑で上品なコード(和声)進行が本当に聴いていてもうっとりとするくらいですから、歌う人の気持ち良さはまた格別なのでしょうね。 そして、この「ローラ・ビーチ」に続く終曲「ティオの夜の旅」の圧倒的なスピード感と迫力。木下牧子のお得意の変拍子がここでも効果的に使われています。 この4曲目と5曲目の繋がりと対比が『ティオの夜の旅』の魅力を増加させています。それはこのCDでもよく理解できました。 第1曲目の厳粛な雰囲気を称え持つア・カペラの「祝福」と合わせて、この『ティオの夜の旅』が多くの人に愛されている理由がよく理解できます。 ラストの「夢みたものは」は何回聴いてもジーンときますね、本当に名曲です。 |