サン=サーンス:動物の謝肉祭

プレートル(ジョルジュ)2005-07-21 - EMIミュージック... 価格 ¥ 1,235
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サン=サーンス:動物の謝肉祭

プレートル(ジョルジュ)
EMIミュージック・ジャパン

価格(new/used): 1,235 円 / 1,200 円 より
発売日: (2005-07-21) アマゾン売上ランキング: 51 位
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収録曲のリスト
  1. 組曲「動物の謝肉祭」●プーランク:
  2. 組曲「典型的動物」
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 1件

これぞエスプリ
 まず「動物の謝肉祭」での第11曲「ピアニスト」が抱腹絶倒である。このディスクにおけるピアニストはワイセンベルクとチッコリーニであるが、この名手2人がわざわざ「ガタガタに」弾いている。かれこれ20年前にラジオでこの演奏をきいてひっくり返って笑った記憶がある。この曲を古典的名曲としてききたい方は眉をひそめられるかもしれないが、わたしとしてはこの曲はこうでなくちゃ面白くないという気がする。他の曲についても演奏者たちの遊び心が息づいているし「大きな鳥籠」「白鳥」におけるミシェル・デボスト、ロベール・コルディエのソロもまことに美しい。「パリ音楽院管弦楽団の奏者は全員がソリストである」という表現がよく、わかる。
 そして加えて特筆したいのがカップリングされたプーランクの「典型的動物」である。「動物の謝肉祭」といえばカップリングは「ピーターと狼」だ、みたいな決め事ができてしまっているが、なにもそればかりが能ではない。ラヴェルの管弦楽曲をおもわせるあえかな響きが紡ぎ出されるこの名曲はまことに「フランスのエスプリ」と言うにふさわしく、動物(ライオンやニワトリ)の標題曲名がつく点でもカップリングとしてぴったりだ。音楽の内容そのもので言えばサン=サーンスよりずっと傑出しており、パリ音楽院管弦楽団のメンバーもいちだんと乗っている。待望の再発を快としたい。