グエロ (通常盤)

ベック2005-02-02 - ユニバーサルインタ... 価格 ¥ 949
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グエロ (通常盤)

ベック
ユニバーサルインターナショナル

価格(new/used): 949 円 / 299 円 より
発売日: (2005-02-02) アマゾン売上ランキング: 50955 位
CD / 在庫切れ
収録曲のリスト
  1. E-PRO
  2. キュー・オンダ・グエロ
  3. ガール
  4. ミッシング
  5. ブラック・タンバリン
  6. アースクウェイク・ウェザー
  7. ヘル・イエス
  8. ブロークン・ドラム
  9. スケアクロウ
  10. ゴー・イット・アローン
  11. フェアウェル・ライド
  12. レンタル・カー
  13. エマージェンシー・エグジット
  14. センド・ア・メッセージ・トゥ・ハー
  15. チェイン・リアクション
  16. クラップ・ハンズ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 5件

フツーに聞き流せるBECK
BECKの中でも最も聴きやすく、多くの人に受け入れられるアルバムです。
実際、セールスもこれまでのアルバムを超え、最高だったと聞いています。
BECKの楽曲は腰を据えて聴く分にはよいのですが、聞き流す要素が少なかったので、これはこれとしてありなのではなかろうかと思います。
でも、個人的には「グエロリート」の方が好き(あぁ、言っちゃったw)
ん?それっぽいだけ
【BECKっぽいだけ】って感じがする。。。
いつも前向きだった彼が ちょっと後退した気がする。
新鮮味が・・・ いつも、新しい驚きを与えてくれてた彼だけに
今回の作品は 聞き流しになってしまいそう。。。
真面目に HIPHOP/ROCK って感じだなぁ。。。
次に期待します。
歌がホントに上手い
 ベックのことを折衷ロックと思って聴いている人には、本作はとても物足りない作品になるだろう
 はっきりいて本作の音は、古い。ヒップホップ的なリズムは、ティンバランドやネプチューンズや、アウトキャストがいる今では、子供騙しもいいとこだ。エレクトロニクスを多用したフォーク、というならフォークトロニカ(嫌な名称だ)がある
 しかしそれでも本作を、今のベックを聴く価値があるのは、その歌声からだ。スティングみたいな、ブランデーやワインを片手に聴くような、そんな歌声。考えれば初期の頃に『ワン・フット・イン・ザ・グレイヴ』を出していたベックなのだ。基本はフォークやカントリーにあるわけだし、『シー・チェンジ』だってブリティッシュ・フォークだったし。今は『ミッドナイト・ヴァルチャーズ』みたいなパーティー気分ではないのだろう
 ただし、本作には今までのベックが全て顔を出す。フォーク、カントリー、ボサノヴァ、パンク、ヒップホップ、ソウル、ファンク、ニューウェーヴが大好きなベックの全てが。ごった煮にならず、綺麗に収まっている。曲と曲との違いに違和感がない。おっ!と思わせる瞬間はないが、ひたすら何度でも飽きずに聴ける
 『シー・チェンジ』以上にベックの声は伸びやかだ。その声と曲を際立たせるためには、斬新なプロダクションはいらない。ちょっとだけ香り付けをする程度でいい。プロダクションに耳を取られるようでは駄目なのだ。古臭く感じるのは、そーゆー理由からだと思う
 口の中で、美味しい酒をゆっくりと味わうような、そんな作品。だからか、個人的には邦盤のオマケ曲はいらなかったなぁ~
ファンキーにブルージーに深みを増したミクスチャー・ロック
ミクスチャー感覚、宅録(ホーム・レコーディング)感覚で、ヒップホップ、ボサノヴァ、ノイズ、テクノ、R&Bをロックに織り交ぜて、トラックをつなげていく。そういう意味では、本作は『オディレイ』への再訪を果たしている、と言えるでしょう。
でも、ベックはあのころのベックではなく、『ミッドナイト・ヴァルチャーズ』、『シー・チェンジ』をリリースしたベックでもあるので、本作は、『オディレイ』流のロックがいい意味で涸れている一方で、かたや『ミッドナイト・ヴァルチャーズ』流にファンキーでソウルフルでもあり、こなた『シー・チェンジ』流にフォーキーでもブルージーでもあります。つまり、ロックを変えた時代の寵児に、この作品でまた返り咲いてやるぞ、という気負いはいっさいなく、等身大で音楽を作るベックがいます。
ただ、ベックの成熟ぶり、落ち着きぶりを物足りなく感じるかたもいらっしゃるでしょう。その場合、日本盤ボーナス・トラック三曲は、おそらく正規盤の雰囲気を落ち着かせるために省かれたと思われるほど、グルーヴが心地よく、とくに前の二曲はダンサブルな曲なので、この日本通常盤のほうをオススメします。というか、デラックス盤のほうは完全にベックのへヴィ・リスナー向きだし、日本盤ボーナス・トラックは正規盤のボツネタという観はまったくない曲なので、歌詞つきの輸入/正規通常盤との価格差を措いても、一般リスナーもこの日本通常盤を買うのがいちばんいいんじゃないか、とぼくは思います。とくにはじめてベックのアルバムを買うリスナーには、『ロッキンング・オン』2005年2月号でのインタヴューからベックの発言を引用した日本盤解説も有益でしょう。
ボーナス・トラックの歌詞・対訳がないのが残念。
解放感
「『シー・チェンジ』を作り終えた後、
 視界が果てしなく広がって、
 もう何をしてもいいんだ、とそう強く思えた」

というベック自身の言葉が
このアルバムを象徴していると思います。

基本は彼の原点とも言える『オディレイ』への立ち返りですが、
これまでのどのアルバムの要素も含んでいて
しかしこれまでのどのアルバムにもない音になっています。
このアルバムを基点として
過去のベックに触れることも
未来のベックを感じることもできるような気がします。

音楽大好き少年の可能性はまだまだ計り知れない、
現時点でのスタンダードでありベストの1枚です。

日本版ボーナストラックの3曲のとても良いのでオススメです。