ヤナーチェク:シンフォニエッタ

アンチェル(カレル)2004-12-01 - コロムビアミュージ... 価格 ¥ 1,184
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ヤナーチェク:シンフォニエッタ

アンチェル(カレル)
コロムビアミュージックエンタテインメント

価格(new/used): 1,184 円 / 1,183 円 より
発売日: (2004-12-01) アマゾン売上ランキング: 87047 位
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収録曲のリスト
  1. シンフォニエッタ
  2. タラス・ブーリバ
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 2件

熱き血の滾る名演
30年位前にレコードで購入した演奏が廉価なCDとなって再発し、久々に聞い
てみたが、疑いのない“本場物”の名演。
本場物とかいう表現はじつにいい加減だと思うが、でもやはり同じ民族だか
らとしか思えない、熱い血の滾る共感に満ちた演奏が聴ける。例えばタラ
ス・ブーリバの最終部の高揚の中コラールが高々と歌われる場面だけでも素
晴らしい。ざらっとした感覚のスプラフォンの生々しい録音もそれを強めて
いる。
本物
アンチェルは本物だ。調味料も、飾り付けも、一切使用しない。
巷には、派手に鳴らしている演奏がよくある。しかしアンチェルは、そんなことはしない。
結果、このヤナーチェクの作品を最もそれらしく描けたのが彼だ。彼は、両親と妻子をナチスに虐殺された。それがさらに深みを与えているのかもしれない。飾り立てて、美化して、ティンパニとトランペットの咆哮の津波で勝負しようとしている若手の指揮者さんには到底到達できない境地だ。

打ち鳴らすのが本当に格好良い演奏なのだろうか? 違うと思う。アンチェルはティンパニを抑えた。トランペットも紳士だ。それなのに、巷の、怒濤のような演奏よりも、ずっと格好良かった。
派手に鳴らすだけの、外見だけの演奏が、稚拙に思えてきた。本当の格好良さは、外見には決して存在しない。