トルコ行進曲~サイ・プレイズ・モーツァルト

サイ(ファジル)2004-03-24 - ワーナーミュージッ... 価格 ¥ 1,890
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トルコ行進曲~サイ・プレイズ・モーツァルト

サイ(ファジル)
ワーナーミュージック・ジャパン

価格(new/used): 1,890 円 / -- 円 より
発売日: (2004-03-24) アマゾン売上ランキング: 34446 位
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収録曲のリスト
  1. ピアノ・ソナタ第13番変ロ長調K.333
  2. キラキラ星変奏曲~「ああ,ママに言うわ」による12の変奏曲ハ長調K.265
  3. ピアノ・ソナタ第10番ハ長調K.330
  4. ピアノ・ソナタ第11番イ長調K.331「トルコ行進曲」
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 6件

何年も聴いています
これが出た頃にタワーレコードの視聴で意外で魅力的な演奏をするこの若手ピアニストの存在を知りました。クラシックを聴いているにもかかわらず生き生きときらめいた音色の連続のこの一枚は手放せません。バッハのシャコンヌも同様でした。ワールドカップ日本戦があった日にサッカーに興味を示さずにAIGのコンサートに出かけて聴いた時の記憶もまだ瑞々しく聴くたびに蘇ります。モーツアルト弾きにはなれなかったけれど、この演奏家を知って良かったと思います。
凄い
春の祭典でたたきのめされて久しかったけれども、彼に魅力はモーツァルトでも遺憾なく発揮されている。人よりもより多い音が出せるのだ。そして他人を納得させてしまうのだ。異彩を放つ奇才だ。アジアとヨーロッパの狭間に天才がいる。
モーツァルトが好きになりました・・・
このアルバムを聴く前は、モーツァルトのピアノソナタはあまりに完璧で綺麗すぎる印象があり、何度も聴き込むということはなかったのですが、このアルバムは何度も聴きたくなりました。とにかくご機嫌な1枚です。演奏者が楽しくご機嫌な様子で演奏している光景が浮かんでくると同時に、きっとモーツァルトもこんな感じで鼻歌まじりで楽しく演奏していたんだろうなぁと、サイとモーツァルトを重ねてしまいました。サイこそが現代の生きるモーツァルトというレビューがありましたが、そうなのかも・・・と納得してしまいます。
なんと驚くべきモーツァルト
かつて購入したリリー・クラウスのソナタ全集、ハイドシェックのソナタ集を愚かしくも売りに出してしまってから、もう一度あの名演を聴きたいと思い続けた。確かに手放してしまったことは自分の責任ではあるが、それでも流れ出る奔放な音を時折渇望してならなかった。しかし、神は再び奇跡の音を与えてくれた。その音が流れた瞬間、あらゆる作業を中断してひたすら耳を傾けた。彼こそ、正にモーツァルトである。そして今、彼は正真正銘の現役である。今後、多くの作品を提供されることを真に期待したい。
ファジル・サイの原点
今やcomposer=pianistとして自作曲を録音するなど、デビュー以降展開してきたレパートリーの変転が著しいトルコ人ピアニスト、ファジル・サイだが、彼のピアニストとしての美質は、このモーツァルトに集約されていると思う。サイのモーツァルトには才気走ったアイディアがところどころに散りばめられ、一見楽しげで軽めな印象を与える演奏ながらも、実のところ極めて緻密な技巧と思考によって全体がしっかりと支えられているのが特徴。
レパートリー面でひとつのピークに行き着いてしまい、当時は新鮮に聴こえた方法論の目新しさにもやや聴く側としても慣れてきてしまった現在(あくまでも個人的にそう思っているだけだが)、彼が今後どのような方向に向かっていくのかが期待される。

現在指揮活動を中心に行っているかつての有名ピアニスト達のように、才気に任せてレパートリーを際限なく拡散する間に、繊細な感性や緻密な技巧が失われてしまう状態には陥らないで欲しい、と祈るばかり。

#2004年9月末現在、今度の新譜は仏naiveレーベルよりモーツァルト協奏曲集のようだ。原点回帰。