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望郷のバラード(ピアノ伴奏版) |
| 天満敦子2003-11-06 - キングレコード 価格 ¥ 2,440 | |
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望郷のバラード(ピアノ伴奏版)天満敦子 キングレコード 価格(new/used): 2,440 円 / 1,001 円 より 発売日: (2003-11-06) アマゾン売上ランキング: 4818 位 CD / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 7件
世界にも類を見ない稀有なヴァイオリニストですね天満敦子さんの奏でる音楽は、内なる悲しみを押さえることなく、ほとばしる熱情のまま、作曲家の思いをヴァイオリンにのせて伝えてくれました。 1曲目のポルムベルクの「望郷のバラード」は、夭逝した作曲家の辛く悲しい人生を象徴するかのような悲しい旋律に彩られています。この知られざるルーマニアの作曲家による畢竟の作品を世に問い、ベストセラーにまで育てた天満さんの功績は音楽界の枠を超えた素晴らしいものだと思います。感動しました。 2曲目のヴィターリ「シャコンヌ ト短調」も珍しい曲ですが、彼女の手にかかると音楽が躍動し、うねり、叫び声を上げるかのように聞こえます。音程のブレや、アタック音の強さ等で、その個性的な演奏が受け入れられないこともあるかも知れませんが、これほど作曲家の伝えたかった音楽を身体ごと預けて表現できる演奏家もまた貴重な存在だと言えましょう。 クライスラー「愛の悲しみ」、シューマン「トロイメライ」などの通常の名曲よりも、感情のほとばしりに任せるような曲にこそ、彼女の特性が生きると思います。表現の仕方でもありましょうが、音程が少し甘くなるのが気に掛かりますが、それこそ、日本のクラシック音楽シーン特有の優等生的な音楽の評価なのかもしれません。 ラストの無伴奏による「望郷のバラード」は、パブロ・カザルスの「鳥の歌」に匹敵するような名演奏ですし、名曲だと思います。ヴァイオリンだけでこのような深い悲しみを表現できる技術と感情により、心に染み渡るような名演奏を聞かせてもらいました。 素晴らしいです。普段クラシック音楽を聴かない義母が、ラジオから流れた天満さんの音色に感銘を受けたとのこと。発売時間前から電話をかけ続けてもコンサート(地方政令指定都市です)のチケットが取れなかったそうです。 天満さんの人気ってまだまだすごいんだなとびっくりしました。私自身、かなり前に望郷のバラードの初期のアルバムを聴いて、天満さんは雑だなあという印象しか持っていませんでした。そこで今回、アマゾンのレビューを参考にし、おそらくオーケストラ伴奏よりピアノ伴奏の方が天満さんの音楽の大きさが出るのではと思い、このアルバムを義母へのプレゼント用に購入し、自分でも聴いてみました。最初の1曲目から鳥肌が立ち、まるで小ホールで聴いているような感覚になりました。雑なんてとんでもない、繊細さと大胆さがあふれています。縦横無尽で奈落の底へ突き落とされるような望郷のバラードはもちろんのこと、アヴェマリア2曲など暖かみのある曲もあります。個人的にはヴィターリのシャコンヌの旋律がよく頭をよぎります。最後の無伴奏版望郷のバラードはガツーンという感じでピアノ伴奏版より奥行きを感じます。表面的に小綺麗にまとめた音楽家が多い昨今、天満さんは小さくまとまっていないところが真の芸術家だと思いました。天満さんの著書やポルムベスクについての本も読み、このアルバムを聴いています。アマゾンのレビューでこのアルバムを推薦してくださった方々、ありがとうございました。 大切な人に手紙を書きたくなります天満敦子さんのCDは全て持っているが中でもこれは一押しです。彼女の演奏の特徴は同じ曲を違う奏者と聞き比べればすぐにわかります。昨今は色んな演奏があり表情をつけずに弾く方もいらっしやいます。それはそれで楽しめるのですが、彼女のそれは熱い思いがストレートに伝わって心惹きつけられます。どれも素晴らしいのですが、ここでのお勧めは、ピアニストの吉武雅子さんとの伴奏で奏でるシューベルトのアベ・マリア。聴きなれた曲とは思えないほど心に残ります。 序章部の静けさ、そこに天満さんのあたたかい弦が加わります。吉武さんの控えめだが思いが伝わるピアノの伴奏。そして中間部分のなんという美さ・・・。二人の息の合った演奏は聞くものを幸せにする。目を閉じて耳を傾けると、愛する人に対して心から優しくなれそうな気がする。そんなCDです。 究極にまで哀愁感を轟かせたアルバム私もこれを耳にしたのはレンタル屋でたまたま目に入った程度だった、そのため自身それ程バイオリンに精通している訳でもないし、寧ろこのアルバムで目にとまったのは「トロイメライ」「アベマリア」等の名を知られた曲が収録されていた程度という理由だけにすぎなかった。 しかし、数少ないけれども過去のバイオリンのアルバムでは最も印象に残っているバイオリンアルバムの一つがこれだったりする。理由は当初の上記のような期待とは違う側面で。つまり、過去のレビューにも記されているように究極的なまでに哀愁・感傷感を滲ませたアルバムなのである。そうさせるのは永久的に音を持続させる事ができ、思いのままにビブラートをかける事ができ最も奏者の心を反映させる事ができる、このジャンルでの王様バイオリンに因る所もあるだろうが、それに加えこの奏者のバックグラウンドや奏法に影響する所もあるかもしれない。とにかく何ともいえない物悲しさが恐ろしいほど響き渡り、どの曲にも殆どこの感情がうごめいているのが凄まじい。 くどさがあるという意見も少なからずあるようだが、それは個人の趣向によりどちらにでも転がる。それ程にこのアルバムのキャラクター性が強いとも言える事ができるかもしれない。とにかく、私のように感傷的なメロディーや雰囲気をクラシックに限らずあらゆるジャンルでそのような傾向を求める人間にはお互いの歯車が噛み合った最高のアルバムになるのではと思う。 このしつこさを待っていた!重苦しく、ねっとりと、どこまでもまとわりついて来るようなしつこさ。聴き終えた後も、しばらく重い音色が耳から離れない。人によっては逃げ出したくなるほどの疲労感を覚えるかも。が、しかし、そこが良いのだ!!! ヴァイオリンのCDはどれもイマイチの印象だったが、初めて堪能できる一枚に出会った。あのキイキイした音はちょっと・・というヴァイオリン嫌いの人におすすめ。タイトル曲「望郷のバラード」はもっと演奏されてもよいはずなのに、なぜ誰も弾かないのだろう? |