吟じたい漢詩80選

寺田農2003-05-21 - キング 価格 ¥ 1,901
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吟じたい漢詩80選

寺田農
キング

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発売日: (2003-05-21) アマゾン売上ランキング: 103399 位
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収録曲のリスト
  1. 桃夭(詩経)
  2. 垓下の歌(項羽)
  3. 秋風の辞(漢武帝)
  4. 飲酒 其の五(陶淵明)
  5. 述懐(魏徴)
  6. 杜少府の任に蜀州に之くを送る(王勃)
  7. 山(沈期)
  8. 湘江を渡る(杜審言)
  9. 回郷隅書(賀知章)
  10. 春暁(孟浩然)
  11. 芙蓉楼にて辛漸を送る(王昌齢)
  12. 九月九日山東の兄弟を憶う(王維)
  13. 鹿柴(王維)
  14. 元二の安西に使するを送る(王維)
  15. 涼州の詞(王翰)
  16. 涼州の詞(王之渙)
  17. 鸛鵲楼に登る(王之渙)
  18. 早に白帝城を発す(李白)
  19. 峨眉山月の歌(李白)
  20. 山中幽人と対酌す(李白)
  21. 山中問答(李白)
  22. 黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る(李白)
  23. 清平調詞(李白)
  24. 子夜呉歌(李白)
  25. 友人を送る(李白)
  26. 静夜思(李白)
  27. 独り敬亭山に坐す(李白)
  28. 廬山の瀑布を望む(李白)
  29. 汪倫に贈る(李白)
  30. 秋浦の歌(李白)
  31. 除夜の作(高適)
  32. 春望(杜甫)
  33. 江頭に哀しむ(杜甫)
  34. 貧交行(杜甫)
  35. 曲江(杜甫)
  36. 蜀相(杜甫)
  37. 絶句(杜甫)
  38. 登高(杜甫)
  39. 岳陽楼に登る(杜甫)
  40. 京に入る使に逢う(岑参)
  41. 重ねて裴郎中の吉洲に貶せらるるを送る(劉長卿)
  42. 楓橋夜泊(張継)
  43. 左遷せられて藍関に至り姪孫湘に示す(韓愈)
  44. 香炉峰下新たに山居を卜し 草堂初めて成り隅たま東壁に題す(白居易)
  45. 八月十五日の夜 禁中に独り 直し月に対して元九を憶う(白居易)
  46. 秋思(劉禹錫)
  47. 烏衣巷(劉禹錫)
  48. 江雪(柳宗元)
  49. 行宮(元)
  50. 桑乾を度る(賈島)
  51. 江南の春(杜牧)
  52. 山行(杜牧)
  53. 秦淮に泊す(杜牧)
  54. 清明(杜牧)
  55. 禅院に題す(杜牧)
  56. 酒を勧む(于武陵)
  57. 夜雨 北に寄す(李商隠)
  58. 楽遊原に登る(李商隠)
  59. 山亭の夏日(高駢)
  60. 己亥の歳(曹松)
  61. 鍾山即事(王安石)
  62. 梅花(王安石)
  63. 春夜(蘇軾)
  64. 湖上に飲す 初め晴れ後に雨ふる(蘇軾)
  65. 山西の村に遊ぶ(陸游)
  66. 偶成(朱熹)
  67. 胡隠君を尋ぬ(高啓)
  68. 九月十日(菅原道真)
  69. 九月十三夜(上杉謙信)
  70. 富士山(石川丈山)
  71. 夜 墨水を下る(服部南郭)
  72. 冬夜読書(菅茶山)
  73. 半夜(良寛)
  74. 天草洋に泊す(頼山陽)
  75. 不識庵 機山を 撃つの図に題す(頼山陽)
  76. 桂林荘雑詠 諸生に示す(広瀬淡窓)
  77. 芳野(藤井竹外)
  78. 金州城下の作(乃木希典)
  79. 無題(夏目漱石)
  80. 墨上春遊(永井荷風)
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「吟じる」にはいまひとつ
 漢詩(中国古典詩)の朗読と吟詠のレコードは,学生時代のことになるが,集英社版「漢詩大系」の附録,「中国古典詩選集」(朗読と吟詠=陳東海・解説=倉石武四郎 コロムビア EDS 1-2~3,1968)が思い出深い。
 前者は,訓読の朗読と和訳詩の朗読,中国語の朗読まで含んでおり,貴重なレコードと思われ,これこそCD化を望みたい。もっとも,この朗読も当時関係者の間ではまだ堅いと言われたとのことである。オープンリール・テープに複製したものを聞いていたが,残念ながら風塵の彼方にある。後者は今でも聞くことがある。この中国語の朗読と,特に吟詠がいい(中国語は初歩程度なのであまりわからない)。
 今回は新しい録音のものも聞いてみようと購入したが,上記のものとの違いには茫然とした。日本には詩吟という表現もありこれはまた好みに合わないが,この朗読はどうにもなじまない。集英社版よりさらに堅く,変化に乏しいように聞こえる。
 また,全部ではなくとも中国語の朗読も収録する方が,聞く者を漢詩の世界に誘う効果があると思われた。