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フェイクファー |
| スピッツ2002-10-16 - ユニバーサルJ 価格 ¥ 1,791 | |
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フェイクファースピッツ ユニバーサルJ 価格(new/used): 1,791 円 / 1,198 円 より 発売日: (2002-10-16) アマゾン売上ランキング: 5474 位 CD / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 28件
無性に惹かれるこのアルバムの中のストーリーがすごく切ないんですよね。前作「インディゴ地平線」の幸せな雰囲気とは結構変わった気がする。 「冷たい頬」「仲よし」「楓」「ただ春を待つ」「フェイクファー」のような切ない歌がこのアルバムの核を作っています。でもロックな曲はロックでこれもいい。曲ごとの世界観がはっきりしているのに、曲のつながりは絶妙です。 最初は同時期の名曲「スピカ」が入ってないのが残念だったのですが、この曲はなくて正解なのかも。この12曲がたぶんベストです。 スピッツのアルバムのラスト曲は名曲揃いですが、その中でも「フェイクファー」はいい。まさにこのアルバムを締めるために生まれたような歌詞と曲調。スピッツが純粋なポップバンドならこんな曲絶対できません。スピッツらしい、屈折した、でも極めて人間味ある傑作です。 常に聞きたい作品というより、「今の気持ち、フェイクファーかな」って思う時に欠かせない作品と、個人的には思っています。 アルバム「フェイクファー」に寄せてフェイクファー、訳してみると「ニセモノの毛皮」。毛皮と言えば、昨今は着ているだけで動物虐待と言われかねないご時世だ。地球温暖化が進んでいるから、心優しい日本の私たちは毛皮からウール100%へと総撤退。ウールなら、地球にやさしいし、人に迷惑もかけない。でも何か足りない。鏡を見ると「毒」のないツマラナイ自分になっているのに気づく。毛皮の持っていたあの心地よいフカフカ感と60‾70年代に垣間見えた、ワイルドな大人の世界(憧れのルパン3世の世界!)はそこにはない。やっぱり、ウール100%の峰不二子じゃ、サマにならないよ。 毛皮かウールか、正義か悪か、敵か味方か…、○か×かの二者択一。問題設定自体に問題があるかも知れないのに、そんなデジタルの罠にはめられている。でも、アナログ大好きなスピッツは毛皮をちょっとずらして「フェイクファー」。毛皮がダメなら、百歩下がらず五十歩だけ下がってみればいいじゃないか。そうすればあのフカフカ感が今もその手に実感できるのだ。ひょっとしたら毛皮並みとはいかないまでも、大人の仲間入りができるかも。自分は子供と決めつけずに、大人にならなくっちゃ! そんな提案がこのアルバムには満ちている。 大人の世界では、ホントかウソか、そんなことは問題ではない。「たとえ全てがウソであってもそれでいい」し、毒を食わば皿までだ! 勢いに任せて「偽りの海」にどっぷり浸ってしまおう。 過去、現在、未来…、時間の流れは一直線。未来という幻想(近代に作られた?)に漠とした不安を感じ、緊張している私たち。決まり悪い自意識をもてあまし、どこにいても居心地の悪さを常に感じている。そんなぐらついた地平に立っているのがつらい。そこで、あいつは敵、この人は味方と《決めつけ》、突貫工事で足場を確保。それって周囲の人々の過去や現在を知っているつもりで決めつけて、自分は楽をしているだけなんだよ。「革命を夢見ていた」あの季節。そんな過去だって日本にはあったのだ。若い人たちが過去を知らず、現在も見据えないうちに、あるかどうかも疑わしい《未来》という記号を境に二極化させられているのをマサムネは憂う。《未来がある》と信じて今を疾走する人たち(お受験幼稚園児やアメリカ人?)と《未来がない》と漠と感じて享楽的に生きる人たち(キャッシングという名のサラ金地獄にいるラララむじん君?)。この両者は《未来》の有無に囚われている点で同類。《未来》という枠の中の囚人だ。さあ、みんなで枠から飛びだそう。「未来と別の世界」へと。 さて、何処へ行こうか? でも、あわてない、あわてない(by 一休さん)。急いで光の中を歩まずとも、道ばたの花に手を触れて薄明の中でボーッとするのもいいではないか。それがスピッツ流だ。 2002-10-13記す リミックス&リマスタリング希望、No.1なアルバム。ちょっと全体的な音圧上げ過ぎでは?この時期、スピッツはハード志向へ向かっていたので、「一聴したときにインパクトのある音」はメンバーの希望だったのかもしれませんが…。 これと次作「隼」は音質的にあまり聴く気になれません。ペッタリでパリパリの音だと、スピッツの曲もそこらのチャートものと同じように聞こえます…。 まぁ東京事変よりは余程マシですが…。(曲が悪いという意味ではなく、音圧上げ過ぎという意味です。念のため…) ハードでも生の質感を大事にしてる初期のキリングジョークのアルバムとか、ビッグブラックとか、草野さんも好きなピクシーズみたいな音ならなぁ…。インディゴまでの方がよっぽど音質はパンクです。 曲はすごく良いのに…。 と、ゆ〜わけでミックスとマスタリングをし直して欲しいです(泣) 深く愛してください。曲の雰囲気と手書きの歌詞カードが温かみを感じさせるアルバムです。 かなりいいです。が、この後に出された隼がものすごい完成度の高さとなっており、 フェイクファー、いい!!と思った方に、 隼もおすすめします。ロックなスピッツが炸裂してますよ。 どの曲もいいですが、12.フェイクファーの歌詞が耳に残って仕方ないです。 この曲癖になるんですが、どんな魔法使ったんですか、マサムネさん?? と思ってしまいます。 3.冷たい頬はシングルでも出ました。やはりいいっす。 せつなさ大爆撃。編曲、メロディ、なんと言っても歌詞、全てが融合して 切ない気分にさせるのです。これ聞いていると腰砕けになってしまいます。 まさしく骨抜きです。ダメですか? この曲とジャケットのおねーさんかなり合っているように思います。 もう少し妄想を続けると、このねーちゃんの頬に触れてみたいでしょう?? ふれてみたいよ男なら。 このままだと妄想が止まらないのでこれくらいにします。スピッツすごい。 どのアルバムも必ずいい意味でリスナーを狂わせてくれる。 最高傑作聴けば聴くほど良くなっていくスルメソングをたくさん作っているスピッツの中でもこの作品は最高傑作と言っても良いんじゃないんでしょうか? 何が良いかと言うと、まずジャケットのデザインと収録曲の雰囲気が芸術的に一致しているところです。 “春のぽかぽかな陽気に当てられている少女はどこか悲しいようなそんな弱さを隠している。今にも消えてしまうんじゃないかと思うくらい儚げな笑顔と存在からその少女を包み込んで守ってやりたい気持ちになる。そして二人でこれから生きていこうとする…” こんな感じを完璧に表現していると思います。アルバムの流れが非常に良く、シングル曲が目立たないようになっている点では他のアーティストとは一線を画すと思います。シチュエーションによってお気に入りの曲が変わってしまうくらいすべての曲が名曲なんですが、今の気分だと「仲良し」、「楓」、「フェイクファー」気に入っています。 アルバムジャケットの風景を想像しながら通常再生で聴いて下さい。 スピッツの他のオススメ作品は「名前をつけてやる」、「ハチミツ」、「三日月ロック」です。このアルバムを聴いて良かったと思うのなら是非聴いてみてください。 |