ヘンデル:水上の音楽

セル(ジョージ)2002-03-27 - ユニバーサル ミュ... 価格 ¥ 949
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ヘンデル:水上の音楽

セル(ジョージ)
ユニバーサル ミュージック クラシック

価格(new/used): 949 円 / 560 円 より
発売日: (2002-03-27) アマゾン売上ランキング: 53266 位
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収録曲のリスト
  1. 組曲「水上の音楽」(ハーティ/セル編)
  2. 歌劇「忠実な羊飼い」~メヌエット(ビーチャム編)
  3. 組曲「王宮の花火の音楽」(ハーティ編)
  4. 歌劇「セルセ」~ラルゴ(ラインハルト編)
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件

大人(たいじん)のヘンデル!
 音楽を聴く楽しみは、何といってもその演奏を聴いて、自分が心も身体もウキウキとするところにあるだろう。それはその音楽の流れと自分とが一つになる経験をするということだ。音楽の様式がどうのこうの、時代考証がああだこうだというのはその次に来るべき問題である。
 このセルのヘンデルを様式や時代考証の点から否定するのは簡単である。しかし、だからといって多くの人から支持されてきたこの名演に対してダメだしすることは短慮である。専門の音楽学者でもない素人が、しかし本当に心からクラシック音楽を愛する者が、いい音楽だという演奏はやはりすばらしいものがあるのだろうし、私も実際聴いてみて引き込まれた。これは、偉大な表現であることに間違いはない。録音もオリジナルテープからの復刻で鮮明。表現もかえって斬新。
 ただ、バロックを愛する者としては、ガーディナーやピノックなどの古楽器による(パイヤールやマリナーによる現代楽器によるものでもいいが)名演を聴いて、なおかつ余裕があればこういう演奏も聴いてほしいと思う。だから四つ星である(演奏そのものは五つ星)。そうするほうが、この厳格さの中に人間くささを漂わせた大指揮者のヘンデルの良さもよりはっきりとわかると思う。
セルの面目躍如
ジョージ・セルと言えばクリーブランド管弦楽団ですが、他のオーケストラでもいくつか名盤と言われるものを残しています。その一つがこれです。

弦楽器なんて何プルトあるんだと言いたくなるぐらい厚い音。古楽器全盛の現代では考えられない録音です。時代考証的には絶対に間違った演奏でしょう。でもたとえば、《王宮の花火の音楽》の「序曲」後半における躍動感。この心弾むような気分こそ、ヘンデルが表現したかったものではないでしょうか。

普段は古楽器演奏を好む私でも、ここまでやってくれれば完全にノックアウトです。

ヘンデル・水上の音楽、王宮の花火の音楽 セル指揮
演奏芸術の世界は、表現の手法も含めて古楽器というジャンルと、現代楽器(普通の楽器)というジャンルと二手に分かれてしまった感がある「今」だが、古楽器の時代の音楽を現代の編曲術を駆使し普通の楽器で演奏する、と言うことの重大な意味を思い知らされた一枚。こんなに雄大で真剣な(古楽器の頃はもっと遊びの精神があったかもしれないが)表現を聴くと、古楽器に「偏って」音楽を論じていた自分が哀れで情けなくなった。それにしてもこのセルのような人が実在したことが今の音楽界(古楽も含めて)を見ていると嘘のようだ。
HAPPYな気分になれます
ヘンデルの曲の華やかな感じを、セルがとってもうまく表現していると思います。堂々としていて、華やかで、聴いているだけで幸せな気分になれると思います。元気になりたい時、気分がのらない時にぜひお奨めです。