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別宮貞雄:交響曲第5番~管弦楽 |
| 別宮貞雄2002-02-25 - カメラータ・トウキ... 価格 ¥ 2,793 | |
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別宮貞雄:交響曲第5番~管弦楽別宮貞雄 カメラータ・トウキョウ 価格(new/used): 2,793 円 / -- 円 より 発売日: (2002-02-25) アマゾン売上ランキング: 18656 位 CD / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 1件
ひとりでも多くの方に聴いていただきたい一枚冒頭の「管弦楽のための二つの祈り」は、別宮氏34歳のときの作品(なお、氏の最初の管弦楽曲「管弦楽のための二章」とは別の曲である。別宮氏と同世代の作曲家・指揮者だった故・芥川也寸志氏は、一時期このふたつの曲を混同しておられたそうだが、私も長年誤解していた)。さらに、50代終わりの時期のピアノ協奏曲、70代の終わりの時期の交響曲第5番と、別宮氏の作曲活動のあゆみを一望させてくれる貴重なディスクである。 別宮氏の作品を聴いていると、こうした曲を書かずにはおれない、このように作曲しないではおれない、という内面的な衝迫が伝わってくる。音の一つひとつに必然性がこもっているのだ。別宮氏の作品は、だから、調性音楽の手法にもとづきながらも、決して心地よいだけの音楽ではない。自分が伝えたいことを、真正面から、真率に語っている。このため、最初はとっつきにくい印象を受ける曲もある。しかし、そんな曲も、聴き終わってしばらくすると、率直でまっすぐな心映えが懐かしくなって、もう一度聴きたくなる。私にとって別宮氏の交響曲第5番は最初、そうした作品だった。 ピアノ協奏曲は、別宮氏の作品のなかでもとりわけロマンティシズムに溢れた一曲だ。美しいメロディーとハーモニーに満ちている。だが、安っぽい感傷や癒やしに傾いたりはしない。どこまでも凛として、清冽な祈りに貫かれている。とくに第1楽章。この楽章を聴いていると私は、氷雪をまといながらもすっくと聳えて天空の彼方をあおぐ、極寒のなかの大木と向きあっているような気持ちになってしまう。 神谷郁代のピアノも、若杉弘指揮する都響の演奏も、作品への熱い共感にあふれている。聴きなおすたびに至福のときをもたらしてくれるCDとして、ひとりでも多くの方に聴いていただきたい。 |