![]() |
ロード・オブ・ザ・リング |
| ハワード・ショア2002-02-06 - ワーナーミュージッ... 価格 ¥ 1,880 | |
| home|書籍|CD|DVD|ゲーム|ソフトウェア|家電|キッチン|おもちゃ・趣味 |
![]() |
ロード・オブ・ザ・リングハワード・ショア ワーナーミュージック・ジャパン 価格(new/used): 1,880 円 / 516 円 より 発売日: (2002-02-06) アマゾン売上ランキング: 64951 位 CD / 在庫切れ 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 29件
美しく、そして悲しい 音楽も傑作!映画のサウンドトラックだけを聴きたいと思うことは殆どありませんが、「ロード・オブ・ザ・リング 第一部」は別でした。 音楽だけを聴いてもあの壮大な中つ国のストーリーが甦ってきますし、また音楽そのものを聴いても十二分に聴き応えがあります。 特に好きなのは、まず「ホビット庄の社会秩序」。世の中の悪とは全く関係なく存在しているかのような、ホビットの里の空気輝く美しさがよく表現されています。次にはエドワード・ロスの「IN DREAMS」。透明感溢れる歌声が涙を誘います。そして、もちろんエンヤの「May It Be」。 全曲を通じて感じるのは、その美しさと悲しさ。それは三部作全体に流れるテーマでもあると思われます。ホビットの里の楽しい曲を聴いていても、「この平和が再び訪れた時に失われるもの」を思い出さずにはいられません。 喜びと悲しみ、善と悪、そういった相反するものの両方に身をゆだねながら聴きたい、お勧めのサウンドトラックです。 これはもはや、オペラの域ニュージーランドの監督:ピーター・ジャクソンが今まで製作は不可能と言われ続けてきたものを可能にしました。その作品がJ・K・トールキンが書いたファンタジー「Lord of the Rings(指輪物語)」です。原作は長大で巻数も9巻あります。その大作を見事にまとめ作り上げました。そして音楽を担当しているのが、ハワード・ショア。彼はこの映画に異様なまでの意気込みを見せています。いままでサスペンスやホラーしか書いていない彼にとってファンタジーなんて書けるのだろうかという不安があったそうです。ショアは幾度となく原作を読み漁り、イメージを高めていったと言われています。3部作構成の映画の為に作られた音楽は約9時間となりました。一つの作品に約3時間ですから、さぞかし大変な仕事になったのでしょう。 まずはこの第1作目の音楽を紹介することにいたしましょう。まず見事な演奏者から。今回この旅の仲間だけ二つのオーケストラを使っています。監督の母国、ニュージーランド交響楽団とイギリスの名門、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団です。合同オケという事ですから100人は余裕で越えているのでしょう、凄い編成ですね。あとはロンドン・ヴォイセスと言われるイギリス名門の合唱団。そして指揮には作曲者本人があたっています。 曲は全部で18曲あり、シンフォニック的楽章(オーケストラや合唱の)は17曲、最後に収録されているのはエンヤが歌う主題歌。ここで主にシンフォニック的楽章を取り上げます。映画の冒頭、指輪の歴史について語られる場面から曲は始まっていきます。弦楽器のトレモロと合唱のうなり声みたいなものがいいバランスで聞こえてきます。やがてホビット族の村の音楽が聞こえてきますが、この曲のメインテーマをホイッスルが奏でているんですね。一瞬、ケルト音楽的味わいが感じられることでしょう。どの楽章も合唱を効果的に取り入れています。かなり使い方が上手いです。合唱を使うことによって神秘的になるところも魅力的です。「ロード・オブ・ザ・リング」のメインテーマも様々な楽章で登場します。登場の仕方は様々ですが、多いのは金管楽器(ホルンのヴァリエーションとトロンボーンなど低音楽器のヴァリエーション)が奏でることでしょう。映画音楽って一言では言えない!これはもうオペラですね! 映画だけでなく音楽も壮大~指輪物語が大好きで原書と訳書を読み、映画を観て、やはりOSTも欲しくなりました。地の底からわき上がる得体の知れない恐怖、それとは対照的なホビット庄ののどかな風景、エルフの世界の言葉には出来ない美しさ、激しい戦い、仲間と離ればなれになる寂しさがオーケストラ、少年のコーラス、女声のヴォーカルで見事に表現されていて、聞くたびに名場面が鮮やか~~に蘇ります。ブックレットの解説によると、ティーンエージャーの時から指輪物語のファンだというエンヤはオファーを受けて快諾し、2曲の書き下ろしの曲を提供したそうです.メイ・イット・ビーは心にしみます。~ ストーリー性のあるサントラ物語に沿って曲が収められているので、聴いていると実際の映像が目に浮かんでくる。起承転結のはっきりした内容だと思う。 明るい光と豊かな緑、そして楽しげな雰囲気に包まれたホビット庄から、指輪をきっかけとして暗く重苦しい展開に進むところはサントラでも印象的。しばらくは、ホビットの村の美しい風景から離れなければならない。指輪を託されたフロドのように、恐怖や緊張、不安、そして突然の別れなどハワード・ショアによるスコアは、旅の中で体験する様々な出来事を描き出す。 オーク達が登場するシーンの曲は、どこか居心地が悪く不安な気持ちになる。CMでもよく耳にした疾走感のある曲は、そんな気分を切り裂いてくれる。エルフの女王が登場する、後半の神秘的な曲も印象深い。 天才終始素晴らしいの一言。残りの音楽の基になった音楽だと思います。「王の帰還」で流れる「ミナス・ティリス」。これは、サントラには入っていませんが、劇中ではエルロンドの会議の場面で、アラゴルン、レゴラス、ボロミアの三人が会話を交わす場面で静かに流れています。ハワ-ド・ショアがどの段階でスコアを書いたのかは分かりませんが、「王の帰還」完成前の「旅の仲間」完成時にこのスコアを書いているならば、彼は並外れた感性と人物を見抜く力を持った作曲家だと言えるでしょう。 |