リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド

ジョージ・ハリスン2000-04-26 - EMIミュージック... 価格 ¥ 2,421
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リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド

ジョージ・ハリスン
EMIミュージック・ジャパン

価格(new/used): 2,421 円 / 1,200 円 より
発売日: (2000-04-26) アマゾン売上ランキング: 132028 位
CD / 在庫切れ
収録曲のリスト
  1. ギヴ・ミー・ラヴ
  2. スー・ミー,スー・ユー・ブルース
  3. ザ・ライト・ザット・ハズ・ライテッド・ザ・ワールド
  4. ドント・レット・ミー・ウェイト・トゥ・ロング
  5. フー・キャン・シー・イット
  6. リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド
  7. ザ・ロード・ラヴス・ザ・ワン
  8. ビー・ヒア・ナウ
  9. トライ・サム・バイ・サム
  10. ザ・デイ・ザ・ワールド・ゲッツ・ラウンド
  11. ザット・イズ・オール
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 8件

"All Things Must Pass"の後なのに・・・
 1971年2月、1972年10月-1973年1月と比較的長い時間をかけて録音され、73年6月22日に発表されたジョージ・ハリスンの作品です。
 "All Things Must Pass"とジョージが主催したチャリティ・コンサート"Concert For Bangla Desh"に続くアルバムということで、かなり期待して聴きましたが、がっかりしました。カントリー〜フォーク色が強いのは単なる「変化」なのでそれでいいですが、歌はピッチがいつもより更に不安定で声量が乏しく、聴き苦しいです。曲は、いい曲もありますが、総じてビートルズ中期〜ソロ初期に比べると明らかにクオリティが低いです。
 ビートルズのファンとして、ついつい買ってしまいましたが、決して満足できる作品ではありませんでした。
安らぎを与えるアルバムです。
このアルバムは前作オールシングス・マスト・パスの華やかさはないものの、逆にさっぱりとした作品が詰まっていてジョージの作曲のセンスの良さが伺えます。このアルバムは日頃の激務の疲れを取るのに適したアルバムなので皆様にもお薦めします。
インド指向と電子音楽の「協調」に成功した・・・か?
 All Things Must Passは、ビートルズ後期のジョンやポールに匹敵するコマーシャリズムに対応できる普遍性を維持していた。その一方で、「不思議の壁」や「電子音楽の世界」に挑戦して、ラビ=シャンカールに代表されるインド音楽への傾倒とその対極にあるといっても良い電子音楽の中で‾そしてそのいずれもがコマーシャリズムに乗れないという現実の中で‾ジョージが苦悶して出した答えが、このアルバムだったと思う。
 内容、構成がそうであるし、何より象徴的なのが「物質世界の中で」とでも訳すべき、「非」電子社会へのスタンスを取りながら、それを乗り越えられなかったところに彼の苦悶があると思う。
 このアルバムをお聞きになる方にぜひともお願いしたいのは、可能であれば、ビートルズのせめて代表的な曲をお聞きになり、解散後のジョージの作品を聞き、その活動を理解してからにして欲しいということです。そうでないと、彼のこの作品を性格に判断することは無理だろうと思うのです。
 もっとも、こういう考えは、Georgemaniaの戯言であって、新しいアーティストの作品を聞くときにいちいちその背景を理解してる時間はないという意見があるのはわかってます。ただ、この決して傑作とはいえない作品を誤解されないよう祈るばかりです。
今の時代だから必要なアルバム
あのゴージャスな名盤、All things must passの続編を期待すると肩すかしにあいます。Georgeならではの愛の在る暖かいアルバムです。心を打つGive me love/JohnとPaulへのメッセージのLiving in the material world/ロニー スペクター(元ロネッツ、フィル スペクターの妻)にプレゼントした曲のセルフ カバーTry some buy someが聞き所。けっして派手さは有りません。精神と肉体が疲れはてた時にウィスキーでも、ちびちび飲みながらリラックスをする。そういう時にBGMとして聞くには最高の癒し系アルバムです。
ジョージの詞を、愛を味わって欲しい
「オール・シングス・マスト・パス」で高い評価を得たジョージのソロ二作目。引き続き力のこもった作品に仕上がっている。切々と歌いながら明るさを失わない#1ギブ・ミー・ラブや#4ドント・レット・ミー・ウェイト・ツー・ロング、#6リビング・イン・ザ・マテリアル・ワールドなどのアップテンポな曲がいい。とくに#6は物質世界に埋没する我々に警鐘を鳴らす意味深長な一曲。また一方、#3ザット・ハズ・ライテッド・ワールド、#5フー・キャン・シー・イット、#10ザ・デイ・ワールド・ゲッツ・ラウンドなどはどちらかというとスローテンポの曲だが、歌詞への想いとともに歌いこんだジョージの意気込みが伝わってくる曲だ。愛という言葉が重みを失い、もてあそばれる現代ではあるが、そんないまこそ真摯に愛を希求したジョージの爽やかなギターと詞に込められたメッセージを味わって欲しい。