李香蘭 (劇団四季) ― オリジナル・サ...

劇団四季1992-10-21 - ポニーキャニオン 価格 ¥ 4,202
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李香蘭 (劇団四季) ― オリジナル・サウンドトラック

劇団四季
ポニーキャニオン

価格(new/used): 4,202 円 / 2,980 円 より
発売日: (1992-10-21) アマゾン売上ランキング: 90644 位
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収録曲のリスト
  1. 前奏曲
  2. 群衆の怒り
  3. 川島芳子(全ては終わった)
  4. 上海軍事法廷
  5. 李香蘭の命名
  6. 中国と日本
  7. 同~アジアの明日
  8. 川島芳子(迷惑な奴)
  9. 満蒙は日本の生命線
  10. 昭和モンタージュ
  11. マンチュリアンドリーム
  12. 平頂山事件
  13. 溥儀の悩み
  14. 北京の抗日学生
  15. さよなら香蘭
  16. 関東軍の参謀本部
  17. 満映撮影所
  18. いとしあの星
  19. 花白蘭の歌
  20. 日中戦争モンタージュ
  21. 日本陸軍
  22. 戦友
  23. 兵隊さんよありがとう
  24. 12月8日
  25. 間奏曲
  26. 月月火水木金金
  27. 川島芳子(日劇の李香蘭リサイタル)
  28. 何日君再来
  29. 蘇州夜曲
  30. 丸の内警察署長
  31. 夜来香
  32. 松花江上
  33. 香蘭と杉本の別れ
  34. 若き戦士の辞世
  35. 海ゆかば
  36. 日本の敗戦
  37. 群衆の怒り
  38. 上海軍事法廷
  39. 二つの祖国
  40. 以徳報怨
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 5件

語り継ぐべき記憶のリレー
この作品を観る度に思うこと。少なくとも戦後の私達は二つの責任を負う。1つは決して過去を忘れてはならない、もう1つは必ず次の世代に過去を語り継がねばならないことである。ドラマは80年ほど以前の過去の出来事だが、そこには今も繰り返される悲劇が浮き彫りにされる。国境を越えて培われた友情も恋もそして若者達の夢すらも、戦争はいとも容易く無慈悲に破壊する。そして時代のヒロイン(李香蘭こと山口淑子)を待っていたのは戦争犯罪人を裁く法廷だった。それまで祖国と母国、2つの国を生きてきた彼女に対する中国の眼は厳しい。けれどもその彼女に奇跡の生還を赦したのも同じ中国の眼差しだった。劇場ではその姿に同時代を生きた世代と今に生きる若者達の2種類の涙に出会う。ドラマのラストに謳われる『二つの祖国〜以徳報怨』は恐らく日本のミュージカル史上、最高のシーンの一つである。
故志村幸美(愛連役)さんの美しい歌声
このCDを聞くたび、
キャッツではグリザベラ、
アスペクツ・オフ・ラブではローズ(CDは保坂知寿さん)、
クレイジー・フォー・ユーでは驚きのポリー(CDは保坂さん)など、
数々の夢の世界の中で、観客に感動を与え、
本当に全身全霊をかけて生きられた
志村幸美さん在りし日の尊く、そして澄んだ
心に訴えかけるような声に出会うことができます。
彼女をご存じない方もぜひ聞いてみて下さい。
特に戦地から故郷に念をこめ歌う、
松花江上には感動します。

又、野村玲子さん、保坂知寿さん、そして
志村さんと劇団四季の大三女優陣の美声が堪能できます。
劇団四季90年代の最高傑作オリジナルミュージカル、
そして最高のキャストだと思います。

当時中学生だった私ですが、
歴史の勉強云々ではなく、
戦争の悲惨さ、人を許す寛大な心、
そして過ちを決して繰り返さない
心が必要だと切実に感じました。

歌詞カードも厚みがあり
凝っていた印象を受けました。
歴史事実を客観的に描いた最高傑作
このミュージカルを見た後、テーマ曲ともいえる「二つの国」のメロディと歌詞がずっと頭の中から消えなかった。これこそ、このミュージカルが成功したところです。
今の世の中は、「自虐史観」を批判することがはやり、いつの間にか
そう遠くない過去にわれわれは隣国に対し罪を犯した事実まで否定してしまった。五族協和との格好いい言葉で、幼いな李香蘭を操りし、侵略のための宣伝道具にしたことは、李香蘭本人の回想録を読めば、またこのミュージカルを見れば、明々白々です。
音楽だけでなく、歴史を尊重し、今までの過ちをひとつの教訓にするこのミュージカルの趣旨は、賞賛すれべきだと思う。
是非一度劇場まで足を運んでほしい。
なんとも切ないミュージカル
「李香蘭」ご高齢の方なら、ご存知のかたが多いのではないでしょうか。
劇団四季のミュージカルを見る人は戦争を知らない世代が多いとは思いますが、ぜひ、これを機に戦争のせつなさ、つらさを感じて、未来につなげたい。
そして、ミュージカルを知らない高齢の方も、はいりやすい題目だと思いますので、ミュージカルに触れて欲しい。

そんな世代間の掛け橋になる作品だと思います。

思い題材ですが、要所に素敵なメロディーが流れ、ミュージカルの楽しさを感じることができます。
もう一度、世界史の教科書を開きたくなるミュージカルです。

戦争の切なさ
劇団四季のオリジナル・ミュージカル。戦争中の日本と中国を舞台に李香蘭の半生が描かれている。
舞台を見ていなくても、聴くだけでも、感動の涙が流れてしまうとはこのことだ。
李香蘭の実際に歌っていたヒット曲「夜来香」など、本人が歌っているかのように、野村玲子が歌い上げている。

戦争のために結ばれることのできなかった者。死ぬとわかっていながら、明るく戦地へ赴く者。辞世の句で自由主義者が1人死ぬと、自分を皮肉る者。
ストーリーテラーの川島芳子が出陣前の若者たちの辞世の句を聞いて、このやりきれなさを短い小節ながらも、歌い上げる。
何も知らずに生きてきた李香蘭の運命。

劇団四季の最新版「異国の丘」とも合わせて聴きたい。