時代 —Time goes around—

中島みゆき1993-10-21 - ポニーキャニオン 価格 ¥ 3,059
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時代 —Time goes around—

中島みゆき
ポニーキャニオン

価格(new/used): 3,059 円 / 897 円 より
発売日: (1993-10-21) アマゾン売上ランキング: 28596 位
CD / 在庫切れ
収録曲のリスト
  1. 時代
  2. 風の姿
  3. ローリング
  4. あどけない話
  5. 夢みる勇気
  6. あたし時々おもうの
  7. 流浪の詩
  8. 雨月の使者
  9. 慟哭
  10. 孤独の肖像1st.
  11. かもめの歌
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 2件

提供曲のカヴァー。
日本だけでなく、アジア及びフランスでも頻繁に曲がカヴァーされ名実共に日本を代表するsingersongwriterである中島みゆき。これは彼女のオリジナル作品と比べて、多少肩が抜けた作品であり聴き易い。巧みなアレンジが光る雨月の使者、慟哭もいいが、突出しているのはフランスを代表するヴォーカリスト、Patricia Kaasに提供したかもめの歌だ。かもめが飛び立っていく様に、人生の陰影を投影した言葉、そしてシャンソンのエッセンスを見事に生かしたヴォーカルワークが見事。鳥をテーマにした曲はかなり多く女性ミュージシャンではJoni MitchellのDon't Interrupt The Sorrow、男性ではJohn.D.LoundermilkのLittle Birdが有名だが、これはそれに匹敵するかそれ以上の優れた曲といってもいい。リリックラインを散文詩のように膨らませてきたJoni MitchellやJames Taylorを含めた70年代のシンガーソングライター達と中島みゆきが決定的に違うのは、中島みゆきの歌詞が蒙昧漠然としたものでなくしっかり芯が通ったものであることだ。
セルフカバーやリメイクが中心だけど聞き応えのある1枚
「時代」は1stアルバムの時の素朴なフォーク調と比べて迫力がある。「風の姿」は自分を偽ってしまう悲しい女性の心理を描いた中江有里への提供曲。「ローリング」はセルフカバー,原曲より男性的。「あどけない話」は吉田日出子,「夢見る勇気」は幸村いずみへの提供曲。「あたし時々おもうの」はデビュー前,20歳前後に出来た曲だそうだがとてもそうは思えない深い歌。命の重さを問う歌詞は名曲「永久欠番」を彷彿させた。「流浪の歌」こちらもリメイク,原曲よりさらに明るくなった。「雨月の使者」は子供の頃の怖い記憶を思い出しているようなシニカルな印象。「慟哭」はいわずと知れた工藤静香への提供曲,でも全く曲調が違って楽しい。「孤独の肖像1st」はシングルと全く違う旋律がつけられ,リメイクというより新作に近い?一番お勧め。「かもめの歌」はパトリシア・カースへの提供曲。