マーラー:大地の歌

フィッシャー=ディースカウ(デートリッヒ)1999-06-02 - ポリドール 価格 ¥ 1,800
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マーラー:大地の歌

フィッシャー=ディースカウ(デートリッヒ)
ポリドール

価格(new/used): 1,800 円 / 1,365 円 より
発売日: (1999-06-02) アマゾン売上ランキング: 96373 位
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収録曲のリスト
  1. 大地の歌*交響曲
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件

こっちの方が好き
まだCBSレコードの専属アーティストだったバーンスタインを、
DECCAの偉大なプロデューサ=カルショウが説得に説得、口説き落として
録音したと言われる、一連の録音セッションの中の一枚。
カルショウに感謝。この素晴らしい演奏が聴けるのですから。
(カルショウは同じ様な手口でセル等とも録音を決行した。^^)

VPOにデビューしたての頃のバーンスタインと、カラヤンから絶縁状(?)を
突きつけられて一矢報いてやろうというVPOが聴かせるホットな1枚。
歌手にF-ディスカウが居るのも、この盤をいっそう価値ある物にしている。

後年、CBSとの契約末期にイスラエルフィルと同作品をバーンスタインは
再録音しているが、歌手もオケも充実しているのに、なぜかあちらは、
私にはおもしろくない。
やはり、こちらの盤には、当時のVPOとバーンスタインという関係が音になって
記録されている、緊張感があるのではないだろうか?

四者四様の個性を発揮した名演
バーンスタインとVPOの組み合わせとしては最初期にあたる録音で
あり、後年のDGでの確信犯的濃厚演奏に比べれば幾分オケ・指揮者とも
固い印象がしないわけではないが、それでも凡百の演奏の及びの
つかないものであることは間違いない。しかし、それ以上に聴き物は
偶数楽章のソリストをつとめるF・ディースカウであり、すべての
楽章において、精緻の限りを尽くしたかのような絶唱がきけるだろう。
なかでも、四曲目の「美について」では(スタジオ録音とは思えないほど)
ノリノリのパワフルな歌唱で、ドイツ人のディースカウがアメリカ人の
レニーに全面的な信頼を寄せているかのようで非常に好感が持てる。
奇数楽章ソリストのJ・キングはディースカウに比べれば折り目正しい
歌唱だが、名フロレスタン歌手、かつ名ジークムント歌手だけに悲劇的
な歌唱はお手のものであり、この曲のカラーにふさわしいものと言える
だろう。レニーの活動の中期を飾る名演であり、是非聴いてもらいたい。
バーンスタイン&ウィーン・フィルの原点
たぶん、バーンスタインがウィーン・フィルを指揮し始めた初期の録音。晩年の耽溺しきった演奏でもなく、ニューヨークフィルとの全集(「大地の歌」はイスラエル・フィルの演奏で、録音もこの盤よりあと)ほど奔放でもない。このページのCDジャーナル・レビューにかかれているのと同じく、私も第1楽章が特に素晴らしいと思う。キングの歌もさることながら、ウィーン・フィルのふくよかな響きが素晴らしい。そして、命を断ち切られるような結尾のピツィカート。第6楽章のはかないほどの美しさは、フェリアー/ワルター&VPO盤にかなわないし、全曲に漂う絶望感もワルターが上。他の録音も含め、やっぱりそのワルター盤が最も好きではある。しかし、よく聴くのはこちら。ワルター盤を聴くのには、なんというか覚悟がいるからだ。