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ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ全集 |
| バックハウス(ウィルヘルム)1999-06-02 - ポリドール 価格 ¥ 10,127 | |
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ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ全集バックハウス(ウィルヘルム) ポリドール 価格(new/used): 10,127 円 / 8,900 円 より 発売日: (1999-06-02) アマゾン売上ランキング: 20871 位 CD / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 8件
言葉に表すのは難しい…ベートーヴェンのピアノソナタといえば、この演奏がなければ始まらない。まあ、基本というやつですね。美しいとか素晴らしいとか、そんな言葉はいりません。音楽の本質を露にした演奏には、言葉なんか邪魔なだけだ。一曲ごとにみていけば、これよりも素晴らしい演奏はある。(例えばハイドシェックの「テンペスト」や、CD化されていないが「告別」など)そんなこととは関わりなくこの全集は永遠ともいえる存在である。 永遠の指針となりうる名盤このソナタ全集を買ってから大分過ぎましたが、おかげで、レコードライフが豊なものになりました。演奏の出来にムラがないので、他のピアニストがCDや演奏会で弾いているものと比較してみても楽しいし、バックハウスはどういう風に弾いているんだろう?という、一種の基準が生まれました(ただ、24番のテレーゼ・ソナタは、どうにも納得できない演奏でしたが…)。 ベーゼンドルファーという、癖のあるピアノでの全集だったので、購入の時に大分迷いましたが、バックハウスはこのピアノの音の魅力を十分に引き出して、そこいらのピアニストがスタインウェイで弾いたものよりも良い音になっていて、全然気になりませんでした。音質も、マスタリングが変わったという効果が驚くほど出ているとは思いませんが、なかなか良い音質で楽しめると思います。 テクニック的には、すでに時代が経ってしまった感もある気がしますが、みなぎるような精神性を感じとることができる点で、この番の右にでるものはないでしょう。フォルテシモもときに驚愕するものもあれば、しっとりと歌わせるピアニッシモもたまりません。 バレンボイム、グルダ、ブレンデル…等の巨匠を始め、数多くの素晴らしいピアニストの全集があるなかでも、確固たる地位を占めているといっても過言ではない永遠の名盤といえると思います。どうしてもグルダが好き!とかでなければ、迷わずにこれをお勧めしたいです。 新全集には新全集の良さが……手元にあるのはLPなので、CDの音はわからないことをあらかじめおことわりしておきます。 バックハウスの演奏の特徴の一つが、ベーゼンドルファーの持ち味を生かした深々としたウォームな音色にあるように思う。そしてデッカのステレオ録音は、バックハウスの音を良くとらえている。 バックハウスは旧モノラル全集の方を聴くべきです既に下記レヴュアー(三浦候史郎氏)が記されているように、僕もバックハウスのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集は旧盤(50~54年、モノラル録音)が断然の名盤だと思います。 更に僕の考えを付け加えると、三浦氏は新旧両録音に聞くバックハウスの技術レベルは大差がないと言われていますが、僕にはなかなかその差は大きいと聴こえます。特に打鍵のインパクトの違いは歴然として、新盤は録音がいい分、その衰えた打鍵による汚い和音が少々堪え難いとさえ思うときが少なくないのです。 しかし、新盤にも旧盤にない聞き所はあります。旧盤はいずれも凝縮力に優れた演奏で聞かせるのに対して、新盤は技術的制約はあるもののスケールの大きさで芸術性をカバーしています。よって、第15、18、21、24、28番などは、旧盤に劣らず備えておいても無駄ではありません。 追伸:バックハウスのベートーヴェン演奏には、旧モノラル盤全集以外に、「カーネギーホール・コンサート、1954」という大名盤があります。ここには、スタジオ録音と違ったライブにおける即興性溢れたバックハウスの姿を聞く事ができます。特に、第32番は空前絶後の大名演と言って、言いすぎる事はないと思います。 旧盤をおすすめ~バックハウスは2度のベートーベン・ピアノソナタ全曲録音を行っている。1度目は1950年から1954年にかけてバックハウス66歳から70歳のモノーラル録音。2度目は1958年から彼の死の年1969年にかけて74歳から85歳までのステレオ録音である。ただし《ハンマークラヴィーア》だけは彼の死による録音の中断のため旧録音しか残っていない。 ~~ ~~ ~~ ~~ |