プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」全曲

フレーニ(ミレッラ)1990-08-25 - ポリドール 価格
home書籍CDDVDゲームソフトウェア家電キッチンおもちゃ・趣味
プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」全曲

フレーニ(ミレッラ)
ポリドール

価格(new/used): -- 円 / 7,035 円 より
発売日: (1990-08-25) アマゾン売上ランキング: 166418 位
CD / 在庫切れ
収録曲のリスト
  1. 第1幕 導入部-ピンカートン「これが天井で、それからこれが障子か」
  2. 第1幕 スズキ「お笑いでございますのね?」
  3. 第1幕 ピンカートン「ヤンキーは世界のいずこであろうと…」
  4. 第1幕 ピンカートン「アメリカ万歳!」
  5. 第1幕 シャープレス「この間彼女は領事館にやって来た」
  6. 第1幕 ゴロー「そら、やって来ましたよ、丘の上まで」
  7. 第1幕 蝶々さん「どうぞよろしく」-友だち「どうぞよろしく」
  8. 第1幕 ゴロー「お役人さま」
  9. 第1幕 ピンカートン「おいで、いとしい人!」
  10. 第1幕 蝶々さん「きのう、たったひとりで」
  11. 第1幕 ゴロー「皆さん、お静かに!」
  12. 第1幕 友だち「おお、神さま、おお、神さま!」
  13. 第1幕 憎呂「蝶々さん!蝶々さん!」
  14. 第1幕 ピンカートン「かわいい赤ちゃん、泣くんじゃないよ」
  15. 第1幕 ピンカートン「夕やみが訪れて来た…」-「蝶々さん「暗い影と静けさが」(愛の二重唱)
  16. 第1幕 蝶々さん「かわいがって下さいね」
  17. 第2幕(その1) 前奏-スズキ「イザナギ、イザナミ、猿田彦の神、そのほかの神々さま…」
  18. 第2幕(その1) 蝶々さん「ある晴れた日」
  19. 第2幕(その1) ゴロー「おりますよ、おはいり下さい」-シャープレス「ご免下さい…」
  20. 第2幕(その1) 蝶々さん「この国では奥さんを」
  21. 第2幕(その1) ヤマドリ「お聞きですか?」-シャープレス「こんなわからない女に気の毒です」
  22. 第2幕(その1) シャープレス「やっとのこと。おかけ下さい」
  23. 第2幕(その1) シャープレス「ひどいピンカートンのやつめ!さて、蝶々さん」
  24. 第2幕(その1) 蝶々さん「ご覧下さい!ご覧になって下さいませ!」
  25. 第2幕(その1) 蝶々さん「坊やのかあさんに…」
  26. 第2幕(その1) スズキ「蜂め!のろわれたガマめ!」
  27. 第2幕(その1) スズキ「軍艦です!…」
  28. 第2幕(その1) 蝶々さん「あの桜の小枝をゆさぶって」
  29. 第2幕(その1) 蝶々さん「つぎはお化粧よ」
  30. 第2幕(その1) ハミング・コーラス
  31. 第2幕(その2) 前奏曲
  32. 第2幕(その2) (庭の小鳥のさえずり)
  33. 第2幕(その2) スズキ「夜があけたわ!」
  34. 第2幕(その2) スズキ「どなた?」-シャープレス「シッ!」-ピンカートン「静かに! 静かに!」
  35. 第2幕(その2) シャープレス「なぐさめようもないことは…」
  36. 第2幕(その2) シャープレス「言ったとおりだろう」
  37. 第2幕(その2) ピーカートン「さらば、愛の家」
  38. 第2幕(その2) 蝶々さん「スズキ!スズキ!どこにいるの!」
  39. 第2幕(その2) 蝶々さん「スズキおまえはいい人だから」
  40. 第2幕(その2) スズキ「捕えられたはえが羽をバタバタさせるように」
  41. 第2幕(その2) 蝶々さん「名誉を守ることができなければ…」
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.0 / 総数: 4件

いかにもカラヤンらしいといえるが・・・
 前半部分は本当に、魂を抜かれるほど美しく、これを聴かずして蝶々夫人は語れないといいたいほどだ。それなのに、それほどまでに美しい前半の印象を後半に入ってからの強大な音量であっさり吹き飛ばしてしまうのはさすがカラヤン。もっとも、不要な大ボリュームで雰囲気をぶち壊しにするのはオペラ指揮者やオペラ歌手に特有の癖らしいので、カラヤンだけを責めるのは酷というものだろう。
イタリア的でないけど、プッチーニはカラヤン!
カラヤン、フレーニ、パヴァロッティ、ウィーン・フィルと、どれをとっても最高の演奏。
イタリア的な明るい音を好むのなら、セラフィン−テバルディ盤がいいかも知れないが、
プッチーニの書いたスコアをゴージャスに聞かせるのはカラヤンしかいないと思う。
私は中でもフレーニのアリアがとても好きで、いずれも思わず涙が出てくる代物ばかり。

蝶々さん登場のアリアは女声合唱を後に従えて、フレーニの澄んで伸びた高音が、
日本情緒とはかけ離れているとは言え、本当に絶品。なんと美しいことか。

「ある晴れた日」の美しさは言うに及ばないが、
カラヤンのゆったりとしたテンポ設定に説得するようなフレーニの歌唱が涙を誘う。
最後のBの音とそれに伴うオーケストラ伴奏が素晴らしい。

「おまえの母さん」のこれまた説得力のあるフレーニの歌唱は
心に滲み入る悲しさがある。
それを支えるカラヤンのオーケストラも、
特に「ある晴れた日」のモティーフを奏するホルンの場面など、
本当に涙々である。

最終曲の「いとしい坊や」でのフレーニの歌唱は、
大音響のオーケストラをバックに、最高にドラマティックなでき。
自害を示す銅鑼の音も、深く低い音が感銘深い。

3枚組は長すぎてしんどいという方には、抜粋盤もあると思います。
でも登場のアリアや「おまえの母さん」など、
省略されている場合もあるので、よくチェックして購入されるといいと思います。
シンフォニックな蝶々さん!
フレーニ、パバロッティなど歌手もすばらしく雰囲気たっぷりなのですが、何よりもカラヤン指揮するウィーンフィルがすばらしい。最初の一音から最後の一音まで隙間なく完璧なドラマを構成しています。
「ある晴れた日に」がシンフォニイの大きな山場のように燦然と鳴り響く、他の指揮者ではこうはいかない。
が、しかし、もっと田舎っぽい3面記事的プッチーニが懐かしくなるのも事実。どの歌手もカラヤンのフレームにきれいに収まっており、過剰な情緒は管弦楽のみという独特のオペラ演奏になっている。
プッチーニ指揮者カラヤン
文句をつけるところは皆無です。ただただカラヤンの力に頭が下がります。もう黙って聴くしかないでしょう。そんな気持ちにさせる超名盤です。前回のカラスよりもフレーニのほうがはるかに蝶々さんにぴったり、というか、フレーニ以上の蝶々さんはいません。フレーニは蝶々さんの少女らしいかわいらしさ、ひたすらピンカートンを想う一途で純粋、健気さが完璧に近いほど表現されています。また、ウィーン・フィルと切ないほどの美しい演奏と、録音会場のゾフィエンザールの弾力のある残響がさらに美しいです。