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プロコフィエフ:交響的協奏曲 |
| ハレル(リン)1994-04-25 - ポリドール 価格 | |
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プロコフィエフ:交響的協奏曲ハレル(リン) ポリドール 価格(new/used): -- 円 / -- 円 より 発売日: (1994-04-25) アマゾン売上ランキング: 516558 位 CD / 在庫切れ 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 1件
プロコフィエフの2曲のチェロ協奏曲を収録プロコフィエフには形式上「チェロ協奏曲」と呼べる作品が3つある。一つは「チェロ協奏曲第1番」と称される1938年の作品58。もう一つは「交響的協奏曲」で、これは「チェロ協奏曲第2番」と呼ばれることもある1951年の作品125、ただし、この「交響的協奏曲」は第1番を改作したものであり、大きく異なっている部分が多いものの、第2番と称するのは難があり、作曲者はこのようなタイトルを与えたものだと思われる。最後に「チェロと管弦楽のための小協奏曲(コンチェルティーノ)」作品132があり、これは1952年から作曲が開始されたが未完で終わったもので、その後ロストロポーヴィチとカバレフスキーの補筆によって1959年に完成している。ちなみに「交響的協奏曲」はロストロポーヴィチが初演しているが、その際オーケストラを指揮したのはピアニストのリヒテルである。現在では協奏曲第1番はあまり取り上げられない。 このアルバムには、「交響的協奏曲(チェロ協奏曲第2番)」と「チェロと管弦楽のための小協奏曲(コンチェルティーノ)」の2曲が収録されている。チェロ独奏はリン・ハレル、アシュケナージ指揮ロイヤルフィルの演奏。録音は1989年と1991年に行われている。 「交響的協奏曲」は改作によりスケールが一段と大きくなり、また管弦楽の役割も増した。独奏チェロには多様な演奏技巧が駆使されているし、オーケストラにも様々な表現力が要求される難易度の高い楽曲。ハレルというチェリストの特徴は、とにかく微細な音を精密に描写するように音にしていく点にある。非常に楽譜に忠実で、過度の踏み込みや表情付けを排し、禁欲的とも言えるほどのクールな音色を出す。かといって歌心がないというわけではない。ただ、その歌に思いをたっぷり乗せるような弾き方はしない。気品ある佇まいである。それがこれらの楽曲でも生きる。技術的な困難さはクリアできるし、例えば「交響的協奏曲」第2楽章後半の息もつかせぬ高速パッセージを汗も感じさせずに弾ききっている。これがプロコフィエフの鋭利な知的探求にビタリと嵌っている。アシュケナージもうまい。オーケストラの多様なポジショニングを的確に把握できるのは、ピアニストとして数多くの編成との共演を重ねてきた前歴の賜物と思える。まさにこれらの楽曲を演奏・録音するのにふさわしいコンビネーションだ。 |