’98.12.28男達の別れ

フィッシュマンズ1999-09-29 - ポリドール 価格 ¥ 3,299
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’98.12.28男達の別れ

フィッシュマンズ
ポリドール

価格(new/used): 3,299 円 / 2,600 円 より
発売日: (1999-09-29) アマゾン売上ランキング: 17207 位
CD / 通常24時間以内に発送
収録曲のリスト
  1. Oh Slime
  2. ナイトクルージング
  3. なんてったの
  4. Thank You
  5. 幸せ者
  6. 頼りない天使
  7. ひこうき
  8. IN THE FLIGHT
  9. WALKING IN THE RHYTHM
  10. Smilin’ Days,Summer Holiday
  11. MELODY
  12. ゆらめき IN THE AIR
  13. いかれたBaby
  14. LONG SEASON ※〈HDCD〉
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 12件

メロディ
佐藤伸治は必要以上に神格化されてしまった。若くして夭折した、才能あるミュージシャンが祭り上げられてしまうのはある程度仕方のないことかも知れないが、これからフィッシュマンズを聴こうとする人がそういう先入観を持ってしまうことは不幸なことではないだろうか。フィッシュマンズの音楽とは、何人たりとも触れられないような現実離れした美しさを表現したものではなく、むしろ現実に寄り添う類のもので、だからこそリスナー達はあんなに心を揺さぶられたのではないだろうか。
ここに収められたライヴ音源は、感傷的な聴き方をせずとも、ただただ素晴らしい。音楽がマジックを呼んでいる。しかし曲間のMCからは、佐藤伸治が浮世離れした存在などではなく、普通の人間だという印象しか感じられない。
フィッシュマンズは素晴らしいバンドだった。最後のライヴは圧倒的なリアリティを伴った素晴らしいものだった。ただそれだけでいい。佐藤伸治もHONZIも居なくなったけれど、この音源が残ったことは幸福なことだと思う。
ジャケットを見ただけで泣ける。
佐藤のあの顔。ジャケットがやばい。
ゆらめきは神の領域に入っている。
泣ける。とにかく涙。最高の音楽。泣ける。
快楽主義
佐藤さんの作り出す音楽は僕を快楽の世界へ連れて行ってくれた。
一度しかライブには行くことができなかったけど、あの体感は
今でも忘れられない。柏原譲さんがバンドを去ろうと決まったのは
何かを悟ったからなのかもしれない。その後、佐藤さんが亡くなった。
快楽の世界と現実の世界をさまよい続けた結果生まれた音楽が後期の
作品からも良く分かる。このCDは買ってから一度だけ聞いて、その後は長いこと聞けなかった。

最近、フィッシュマンズが再結成することで再び盛り上がりはじめた彼らの浮遊音楽。またこのCDをよく聴きはじめてまたこの音楽に
酔う事ができる自分を嬉しく思う。

日本最高峰
最近はベストも出て再評価されているfisgmans!再評価される理由は時代がようやく佐藤伸治に追いついたからだろう。ライブでのMCで「来年も再来年もライブをやるでしょう」この言葉がとても悲しいですね。
タイトルなし
この作品のレビューを書くのに随分と時間が掛かった。
どんな言葉で言いまわしても言い切る事ができないだろうと思っていたから。
ただただ何度も、この作品に身を任せた。
頭で理解しようとしても太刀打ちできなく、気付けば大きな波にのみ込まれてしまっている。
それは恐らく、幸福感と失望感が凄い力で混ざり合い、追い越し合い、ぶつかり合っている振動が、緩やかで激しい波を創っているのだと思う。
巷で溢れている音楽は殆んど、表なら表。裏なら裏しか表されていない。
しかしフィッシュマンズの音楽は表と裏で一つだと思う。
むしろそれが本来の形であるから。
ゆえにどんな状態でも、すんなりと体に浸透するのだ。

この作品の醍醐味はやはり『ロングシーズン』であるだろう。
はっきりいって、これは一つの物語だ。
映画や小説のようなもの。
この意見には賛否両論だろうが、村上春樹の『ノルウェイの森』の世界観に通ずるものがあると思う。
聴き終わっても、体の中に残っている音で余韻に浸れる。
ゆうに音楽を超えてます。