アレルギーの特効薬

山崎まさよし1996-04-01 - ポリドール 価格 ¥ 2,189
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アレルギーの特効薬

山崎まさよし
ポリドール

価格(new/used): 2,189 円 / 189 円 より
発売日: (1996-04-01) アマゾン売上ランキング: 31220 位
CD / 通常24時間以内に発送
収録曲のリスト
  1. 月明りに照されて
  2. 窮鼠猫を噛め
  3. 心拍数
  4. 中華料理
  5. 週末には食事をしよう
  6. 坂道のある街
  7. アレルギーの特効薬
  8. パンを焼く
  9. 関係ない
  10. 妖精といた夏
  11. 根無し草ラプソディー
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 6件

山崎まさよしのアルバムの中で一番いい
 彼らしさが最も良く出ている作品だ。どの曲も良い。捨て曲なるものが見当らない。しかしコレ以後はあまりパッとしない。どうしてだろう。初心を忘れたか?それはさておき、彼は大ブレイクする前に九州のテレビ局の番組に時々出ていたが、人柄もグットである。シャイそうな一面と、ちょいワルにぃちゃんぽい、義理堅い一面とを持ち合わせたナカナカの人物。そういう彼を知るものはあまりいないだろう。彼の出発点はブルースだと聞く。このアルバムも全編そうだ。あまり救いが無いといえばそうなのだが、プルーストはそういうものと思えばそうかもしれない。落ち込みそうな曲だからだ。「ワン・モア・タイム…」など特にそう。どうにも救い難い落ち込む曲だが、コレが本物のブルースなのかもしれない。ブルース以外にも挑戦してもらいたいのだが…しかしこのアルバムは良い。なかなか聴いたことの無いような楽曲ばかりだ。個性がある。聴き応えがある。厚みが有るのである。
熱風。でも決して暑苦しくない彼の涼やかな声で爽快さが残る
音を楽しめるのが山崎まさよしの音楽の特徴だと思う。いきなりのデビュー作でそれが色濃く刻まれていた。ルーツから会得してるのではと思うほど、深さと味のあるブルース。ギターを中心とした楽器同士のガチャガチャ感から巻き起こるグルーヴ。山崎の歌声すら楽器の一つのような調和力を持ちつつ、比類ない歌としての説得力。24歳の作品なのだから凄い力だ。
これら若いエネルギーの放射が凄いだけで既に聴き応えあるのだが、尚且つ全ての曲がしっかりとした骨格を具えており、全体でのまとまり方もタイトだ。だからこそ名盤の域にある作品なのだと思う。全曲完成度が高くどこにも隙がない11曲で、満足度は非常に高い。

ところでブルースというのは生活の中にある出来事から発せられてゆく音楽(今作の曲のタイトルはどれも素朴だ)だし、またリズム&ブルースはギター等によりリズムの波長を作り、どんどん拡大してゆき、グルーヴ、スィングを作り出してゆく興奮度の高い手法だ。それを日本語POPSとして成立させ、今日純粋に魅させてくれるのは、トップチャートで他にアコギを使う歌手がいても、彼しかいない。日本にまた一人伝説が誕生した瞬間を知り、熱を覚えた処女作だった。

※これほどのデビュー作でのミュージシャンとして、作家としての成熟度は、滅多にいない。今までレビューした中では最近では矢野絢子「ナイルの一滴」、チャゲ&飛鳥「風舞」あたりが今作と並び思い出す。他にもデビュー作をいろいろ聴いたがこの「アレルギーの特効薬」はぶっとんでる。
これ無しでは語れない!
このアルバム、凄いです!全てが「凄い」としか言えないアルバムです。デビューアルバムとは思えない存在感、こういうタイプの人って他にいないですよね、突っ走ってます!
骨太で、それでいてちょっぴりシャイで、そしてほろりとなって、ジーンとして…。この1枚の中に盛りだくさんです。それでいて押し付けがましくなく、さらっと入ってきます。

これ無しで山崎さんは語れせん!

原点を感じます
購入した当初は、殆ど聴いていなかったのです。どうしてかというと、声が跳ねているように聴こえて、すごく聴きづらく、落ち着いて聴けなかったのです。何年か経って、久しぶりに聴いた時に、若さが溢れていて新鮮で山崎さんの原点を感じました。今は、落ち着いて聴けるようになっています。
琥珀色の向い風、同様「妖精といた夏」は、遠い昔の事なのに、つい最近のように幼い頃の事を思い出してしまいます。
若さが感じられる一枚
個人的にはこのアルバムが一番心地いい。最近の彼の曲も私好みで何度も聞いてしまうけれど、すべての曲に若さが感じられて、まさに”かっこいい”。心拍数は切なさがしみるし、中華料理は彼女との微妙な距離をうまく表現してる。パンを焼くの遊び心も楽しい。彼のこと良く知らないなら、まず聞いて欲しい。彼の人柄、才能がよくわかるはずです。