ベートーヴェン : 交響曲第5番ハ短調<...

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団1997-08-06 - ポリドール 価格 ¥ 1,898
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ベートーヴェン : 交響曲第5番ハ短調<運命>

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ポリドール

価格(new/used): 1,898 円 / 1,550 円 より
発売日: (1997-08-06) アマゾン売上ランキング: 11196 位
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収録曲のリスト
  1. 交響曲第5番ハ短調op.67「運命」
  2. 「エグモント」序曲op.84
  3. 大フーガ変ロ長調op.133
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 22件

歴史に残る名盤
フルトヴェングラーの戦後復帰のベートベンの交響曲第5番「運命」です。
有名で、良く聴く曲でありながら、フルトヴェングラーの手にかかると、まさしく運命への強い力強さを感じます。
戦後のまだ復旧も進んでいないなかで、この曲を演奏したのは巨匠の力強い決意すら感じます。
オケの演奏も比の打ちどことがありません。
最終楽章では、爆発させるようなフィナーレを演じています。
自らの運命とダブらせての演奏家もしれません。

モノラルという欠点がありますが、そんなことは気になりません。
私はこの5番と、クライバーの5番が好きで良く聴いていますが、それぞれ個性的ですばらしいものです。
第5番「運命」をすでに他の録音で聴いている方も、一度聴いてみてはいかがでしょうか?
図書館等でおいてあると思います。指揮者によってこんなにも変わるときっと驚かれると思います。
フルトヴェングラーのベートーヴェンは・・・
世評とは相容れないが、私は評価出来ない。
ベートーヴェンは作品の構築度の非常に高い音楽家である。全体の構成を考え、精緻に積み上げられたものだ。それをテンポを極端に動かし、パッションを叩きつけたところで、音楽そのものが面白くなる類いの作曲家ではない。
私にとってのフルトヴェングラーは、何と云ってもブルックナーである。ベートーヴェンに比べ、作品の構築力に劣るブルックナーは、その分だけ指揮者の思いをぶつける事により、いかようにも面白く聴かせる事が出来る作曲家だ。その意味でフルトヴェングラーとの相性は抜群に、良い。生前のフルトヴェングラーが、ブルックナー協会の会長だったのもむべなるかな、と思う。
フルトヴェングラーはぜひ、ブルックナーを(特に7番)聴いて欲しい。
時代を超えた名盤
運命の「ジャジャジャジャーン」しか知らなかった私はこのフルトヴェングラーの運命を聞いて、「あー、なんで今までこれをしらなかったのだろう!」と感動しました。
録音の古さなんか関係ありません。第1楽章から第4楽章まで音楽がきちんと構成されていて、まったく非の打ち所がないのです。特に最終楽章での盛り上がり方はハンパでなく、心揺さぶります。聞いていて勇気を与えられる演奏と言ってもいいでしょう。
ティタニア・パラストの第五
47年5月27日、ベルリンに復帰した直後のフルトヴェングラーの第5は、51年バイロイトの第9と共に人類の記憶に深く刻まれた偉大なディスクです。
録音場所については、近年の調査でティタニア・パラストではなく、ベルリンのソ連放送局内スタジオであることが判明していますが、ある世代以上の音楽ファンには「ティタニア・パラストの第5」として特別な意味を持つ1枚です。
最近は、YouTubなどでフルトヴェングラーの指揮姿を見ることができますが、彼は指揮の最中にときおり足でリズムを刻むことがあったようで、ここでも冒頭の運命主題「ジャジャジャジャーン」の後、弦がテーマを引き継ぐ部分でビートを刻む足音を確認できます。
全体を通して緩急自在、特に3,4楽章はテンポの動きが非常に大きく、フィナーレへ導くブリッヂパッセージの、猛烈なクレッシェンドを伴うアッチェレランドは何度聴いても鳥肌が立ちます。

昔の擬似ステレオ盤、2004年発売安価のUCCG3696など様々リリースされていますが、まずはこの国内盤POCG3788をお聴きになることをお勧めします。音質的には一番そつがないと思います。第5だけ採れば、よく聴く独ELOQUENCE DOKUMENTEシリーズが、聴きやすさでは一歩出ているかなと思います。
何度でも感動します。
皆さん仰せのとおり、これぞベートーヴェン、これぞ第5。
第一楽章、例の主題の最初の繰り返しあたりでもう、
自分の中の何かが共鳴し、あとは最後まで没入してしまいました。

素養のない私みたいな人間にも言い尽くせない感銘を与え、
聴きなれていたはずの曲目にこれほど衝撃を与え、
繰り返し繰り返し聴かずにはおれない作品。
それが、本来の“クラシック”、本当の“名盤”だとするならば、
これほど、その評価に相応しい一枚はありません。

時代を超えるとは、こういうことを言うのでしょうか。