マーラー : 交響曲第2番ハ短調 「復活」

ニューヨーク・フィルハーモニック1992-10-01 - ポリドール 価格 ¥ 4,492
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マーラー : 交響曲第2番ハ短調 「復活」

ニューヨーク・フィルハーモニック
ポリドール

価格(new/used): 4,492 円 / 3,950 円 より
発売日: (1992-10-01) アマゾン売上ランキング: 7727 位
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収録曲のリスト
  1. 復活*交響曲第2番ハ短調
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件

極め付きのマーラー指揮者による、感動的名曲の、極め付きの名演奏
後期ロマン派で、同じように多くの長大な交響曲を書いたマーラーとブルックナーは、しばしば好対照の存在として比較され、指揮者も聴き手も、両派に分かれ、どちらも得意にしている人は、稀といえるだろう。私も、ブルックナー派で、マーラーの長大で難解な交響曲は苦手なのだが、そんな私から見ても、第1番「巨人」と第2番「復活」は、劇的で、分かりやすく、かつ、壮大で、とっつきやすく、特に、「復活」は、極めて芸術性の高い、感動的な名曲だと思う。

「葬送」と題された第1楽章の冒頭、高音弦の不安げなトレモロをバックに低音弦が奏でる、ずしりと重い重低音のドラマティックな響きに、聴き手は、否応なしに、この曲の世界に引き込まれていく。  

2つの間奏曲を経て、弦楽器の伴奏の中、静かに、厳かに立ち上がってくる、敬虔な祈りの込もった感動的なアルトの独唱で始まる第4楽章「原光」から、切れ目なく、爆発的になだれ込む終楽章は、バーンスタインの演奏で38分38秒にも及ぶ長大なものだが、一瞬たりとも弛緩を感じさせない全曲のクライマックスだ。全合唱で高らかに歌い上げられる復活の賛歌と、オーケストラのトゥッティによる壮大なフィナーレは圧巻で、何回聴いても、全身に鳥肌が立ってくるほどだ。  

晩年のバーンスタインは、極端にテンポの遅い演奏になって物議を醸していたが、この曲でも、新旧の名盤とされているワルター、クレンペラー、小澤らの演奏と比較すると、13分以上も演奏時間が長くなっている。しかし、「死と復活」をテーマとしたこの曲には、そうした解釈を受け入れるだけの深みがあるようで、聴いていても、テンポの遅さは、全く気にならず、今では、この曲を聴く際の、私の一番の愛聴盤になっている。  

ちなみに、この演奏は、「21世紀の名曲名盤」(2004年音楽之友社)の同曲中、ダントツの第1位にランクされている。  
  

身の毛もよだつ決定盤
 ピアニッシモが素晴らしい!。金管や弦楽器の細く長い音が見事です。うまく表現できないですが、灰色の曇天の中に差し込む陽の光のような神々しさがあります。(私の場合、これで完全に心をつかまれました。)

 特に、宗教心があるわけではないのですが、こういう演奏を耳にすると、何かがいる、例えば神がいるように思います。このCDにめぐり合えて感謝、バーンスタインがマーラーを振ってくれたことに感謝。マーラーがこの曲を創作してくれたことに感謝。ただただ、感謝の言葉です。

お前の心の鼓動は、神のもとにお前を運んでいくだろう!
☆私の最も好きな作曲家のマーラーです。アダージェット(交響曲第5番第4楽章)はあまりにも有名(何て美しいのだ!!)で……。そして、CMで使われていた交響曲第6番第1楽章、私の大好きな交響曲第10番等、いろいろと紹介したいのですが、ここでは交響曲第2番を紹介します。マーラーの交響曲は、合唱つきのものとそうでないもの、タイトルつきのものとそうでないものがありますが、テーマはタイトル通り、(魂の)「復活」です。第5楽章の合唱「Was du geschlagen,zu Gott wird es dich targen!」(お前の心の鼓動は、神のもとにお前を運んでいくだろう!)という最後のフレーズの「zu Gott,zu Gott,zu Gott…」と繰り返す部分では自ずと涙が溢れます。マーラーの演奏はやはりバーンスタインでしょう。
画像がないので
「復活」で知られる名曲中の名曲。バーンスタインの指揮も、若い頃とは違って円熟した、深みのあるマーラーとになっています。これを聞く前にテンシュテッド指揮のものを聞いていましたが、見事に印象を吹き飛ばされました。ただ、難はアルトのクリスタ・ルードヴィヒ。多分、バーンスタインとの共演が多いので起用されたのかと思いますが、聞き苦しい。せっかく一番の聴き所である第四章の「原光」が台無しです。別の人を起用してほしかった。でもそれ以外でこのバーンスタインの演奏に勝るものは少ないだろうと思われます。マーラー入門としてもいいCDでしょう。