ショパン/スケルツォ 第1番 ロ短調

ポリーニ(マウリチオ)1991-12-25 - ポリドール 価格
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ショパン/スケルツォ 第1番 ロ短調

ポリーニ(マウリチオ)
ポリドール

価格(new/used): -- 円 / 2,199 円 より
発売日: (1991-12-25) アマゾン売上ランキング: 116178 位
CD / 在庫切れ
収録曲のリスト
  1. スケルツォ第1番ロ短調op.20
  2. 同第2番変ロ短調op.31
  3. 同第3番嬰ハ短調op.39
  4. 同第4番ホ長調op.54
  5. 子守歌変ニ長調op.57
  6. 舟歌嬰ヘ長調op.60
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 9件

賛否両論があるかと。
スケルツォは、曲調に起伏があり、派手に激しく弾く部分がある。悪く言えば雑に弾いても情熱的に感じてしまう曲だと思う。

ポリーニは比較的落ち着いた気持ちで弾いていて、繊細で美しいスケルツォを奏でている。それをつまらないと思う人もいるし、素晴らしいと感じる人もいるだろう。結局、音楽の評価は人それぞれなので、賛否両論になると思う。私は、このスケルツォは美しくて好きだ。
重厚でゴージャスな音世界
ショパンのスケルツォはピアニストによる解釈の違いが明確に表れやすい曲だと思います。ポリーニの演奏は明らかに重厚でゴージャスな音世界を意図しています。ペダルを多めに使いしっかりと響かせ、歌うところははっきり濃厚に攻めていると思いました。
スケルツォ1番は得意としている曲のようで、速めのテンポと前述のペダルが相まって、フレーズが一陣の風となってうねるような素晴らしい演奏効果を上げています。2番はまさにヒロイックな仕上がりで、コーダの燃焼度は比類なきものでしょう。この2曲と比べると、3番、4番は少し相性が悪いと思いました。特に4番は慌しい雰囲気になっていて、ショパンが意図したであろう典雅な雰囲気とはズレを感じます。なお、おまけのように収録された「子守歌」はスケルツォのゴージャスさとはガラリと変わって幻想的な音色が支配する名演で、ピアニストとしての幅の広さを感じさせてくれます。
演奏上のマイナス点としては、やはり全体としてペダルが多いため、こまかなフレーズの分離が悪いです。音符1つ1つを聞かせるのではなく、音響として聞かせることを目的としていると思いますので、微視的な聞き方をする人には向かないと思いました。
『柔』のポリーニへと移り変わって行く時期
1990年9月ミュンヘンで録音。その前のショパン録音はあのポロネーズで1975年11月ウイーン。24の前奏曲が1974年6・7月ミュンヘンで録音。エチュードOp.10,Op.25が1972年録音である。なんと15年の間隔がある。
ポリーニにはショパンへのこだわりがある。1960年、弱冠18歳にして第6回ショパンコンクールを満場一致で完全制覇し その時、審査委員長を務めていたアルトゥール・ルービンシュタインが彼を評して、「技術的には 私たちの誰よりも上手い」と絶賛したのは有名な逸話だ。そして彼の全レパートリィを見ても自ら価値のあるものと認めたものしか演奏していない。そんなポリーニのショパンは現在たったの6枚しかない。(EMIのピアノ協奏曲はその数に入れていない)
1.エチュードOp.10&25(全24曲)
2.24の前奏曲Op.28
3.ポロネーズ集(第1番~第7番)
4.ピアノソナタ第2番、第3番
5.スケルツォ第1番~第4番、子守歌、舟歌
6.バラード第1番~第4番、前奏曲Op.45、幻想曲Op.49
完全無欠の1を筆頭に1-4までは10指が完全なコントロールされた強靭な打鍵と運動性と 正確な演奏技巧に満ちた究極のショパンだと言えるだろう。5・6では年齢とともに柔らかさが加わっている。
ここでの4曲のスケルツォと子守歌、舟歌の演奏はそれまでのポリーニから『柔』のポリーニへと移り変わって行く時期だった気がする。
スケルツォ第二番はマリー・ヴォジンスカとの愛の破局の時に、第三番・第四番はヴァンプ、ジョルジュ・サンドと過ごすノーアンの別荘で書かれている。2人の女性にインスバイアされたショパンの調べはポリーニの確実な指で今に蘇る。
『柔』のポリーニへと移り変わって行く時期
1990年9月ミュンヘンで録音。その前のショパン録音はあのポロネーズで1975年11月ウイーン。24の前奏曲が1974年6・7月ミュンヘンで録音。エチュードOp.10,Op.25が1972年録音である。なんと15年の間隔がある。
ポリーニにはショパンへのこだわりがある。1960年、弱冠18歳にして第6回ショパンコンクールを満場一致で完全制覇し その時、審査委員長を務めていたアルトゥール・ルービンシュタインが彼を評して、「技術的には 私たちの誰よりも上手い」と絶賛したのは有名な逸話だ。そして彼の全レパートリィを見ても自ら価値のあるものと認めたものしか演奏していない。そんなポリーニのショパンは現在たったの6枚しかない。(EMIのピアノ協奏曲はその数に入れていない)
1.エチュードOp.10&25(全24曲)
2.24の前奏曲Op.28
3.ポロネーズ集(第1番~第7番)
4.ピアノソナタ第2番、第3番
5.スケルツォ第1番~第4番、子守歌、舟歌
6.バラード第1番~第4番、前奏曲Op.45、幻想曲Op.49
完全無欠の1を筆頭に1-4までは10指が完全なコントロールされた強靭な打鍵と運動性と 正確な演奏技巧に満ちた究極のショパンだと言えるだろう。5・6では年齢とともに柔らかさが加わっている。
ここでの4曲のスケルツォと子守歌、舟歌の演奏はそれまでのポリーニから『柔』のポリーニへと移り変わって行く時期だった気がする。
スケルツォ第二番はマリー・ヴォジンスカとの愛の破局の時に、第三番・第四番はヴァンプ、ジョルジュ・サンドと過ごすノーアンの別荘で書かれている。2人の女性にインスバイアされたショパンの調べはポリーニの確実な指で今に蘇る。
どうした、ポリーニ!
スケルツォとは諧謔曲と日本語に訳されますが、このCDでのスケルツォには諧謔性が感じられず、よっこらしょという表現が目立ちます。音量も不必要に大きくギラギラしていてなんか興ざめでした。舟歌は非常に良いのにとてもがっかり。どうした、ポリーニ!こんなはずじゃないはずだ!衰えるのにはまだ早いぞ!蘇ってくれ~!