ブリッジ・オブ・ライト

ジャレット(キース)1994-04-30 - ポリドール 価格 ¥ 2,854
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ブリッジ・オブ・ライト

ジャレット(キース)
ポリドール

価格(new/used): 2,854 円 / 2,200 円 より
発売日: (1994-04-30) アマゾン売上ランキング: 335910 位
CD / 在庫切れ
収録曲のリスト
  1. ヴァイオリンと弦楽オーケストラのためのエレジー
  2. オーボエと弦楽オーケストラのためのアダージョ
  3. ヴァイオリンとピアノのためのソナタ:セレブレーション~ソング~ダンス~誕生~ダンス
  4. ヴィオラとオーケストラのためのブリッジ・オブ・ライト
[ユーザーによる評価] 平均評価: 3.5 / 総数: 3件

キースが縁でクラシック好きになることだってあるだろう
クラシック音楽は、おそらく...初めのうちは...陶酔できなければわからんのだろう、メロディに...。ロックもジャズも陶酔するぶんには同じであるが...おそらくクラシック演奏家の微妙な技の差や表現力に注力して「おお!」っとうなるまでには相当なスキルが必要なはずだ。何せ、みんな同じ台本を元に同じ音の出る楽器を演奏しているわけだから、というわけで、私アシュケナージが好きで...という人よりベートーベンの月光が好きで、という人の方が圧倒的に多いと思われる。キースもしかり。シェスターコヴィッチやっていただいても、ふうんそうですか、まぁこれはクラシックのわからんわたくしなりの偏見かもしれませんが。

しかし、ブリッジオブライトは大丈夫。キースメロです。もはやアーバージーナのような「ジャズ感」は微塵もありませんが、きちんとキースメロしてるからです。特にピアノとヴァイオリンソナタ(3~7)は大丈夫。キースピアノでキースメロな限り、人生やっていけます。毎朝聴いてしまいます。いつのまにかヤンガルバレクはオーボエを、チャーリーヘイデンってバイオリンも弾くんだっけ?という気がしてくる、キースのクラシック、なかなか歓迎します。

3曲目キースピアノ出現で安心....モロクラシックを聞き始めるにはいいかも
ジャレット家はハンガリーとかスラブ方面の出身らしく、キースの談話としてゲイリーバーツなんかとマイルスバンドにいた頃、ライブの後バーツと立ち寄った店で「あんたらミュージシャン?どんな曲をやるの?」と聞かれバーツが誇らしげに「ブラックミュージックさ!」と答えた時、本当は「おいおい、じゃあ俺はハンガリアンミュージックとでも言えばいいのかい?」と口の中でつぶやいた、というような話があるが....キースのジャズミュージシャンを起用しないストリングスものはまさに東欧やロシアの浪漫派な感じのなかなかいい感じの曲である、とまあクラシックについてあまり細かいことを言えないのが歯がゆいのだが、ちょっと見栄張って「こーいうの好きでぇ」というには悪くない感じのものになっている。キースがちゃんとクラシック作ったらこんなだろうなー、というまさにその通りの感じでそれはそれで驚きはないのだがヘイデンがビヨ~ヨ~ンと琵琶法師したり、ガルバレクも出てこず、ましてやキース自身も出てこないとあってはちょっとさみしい。学校出てから15年~の旧友の会社に遊びに行ったら全然知らない顔をしてバリバリ働いていた....というような。ところが3曲目、キースのピアノが出てくると状況が一変、「いよ~いつ来てんたんだい?」昔と変わらない笑顔に一安心、という感じである。ここでのキースは全くクラシックの人だが演奏がキースメロなので、「ああ!やっぱり!」という風にほくそ笑んでしまうのだ。こういうところからクラシックにはまれたら悪くないと思うのである。毎朝聴ける。
一作曲家としての作品
1993年3月ニューヨーク州立大学(!)で録音。ECM NEW SERIESの一枚として発表されたる。順番で言うとフランス組曲の2年後ということになる。

ヴァイオリンのためのエレジーやオーボエと弦楽オーケストラのためのアダージョなど1984年から1990年に作曲した曲が収められていて、既にジャズの領域を大きく離れ、一作曲家としての作品である。

こういうのを作曲したい気持ちがキースの中にずっと渦巻いているなあと感心する。