バッハ:マニフィカト

ミュンヘン・バッハ合唱団1996-07-01 - ポリドール 価格 ¥ 1,422
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バッハ:マニフィカト

ミュンヘン・バッハ合唱団
ポリドール

価格(new/used): 1,422 円 / 1,280 円 より
発売日: (1996-07-01) アマゾン売上ランキング: 76493 位
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収録曲のリスト
  1. マニフィカト ニ長調BWV243
  2. 20の宗教的歌曲
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 3件

マニフィカトの独唱者が秀逸
 リヒターの指揮したバッハの宗教作品のなかで、この「マニフィカト」は最も成功したものの1つであろう。特に独唱者4人の歌唱が秀逸で、シュターダー(S)テッパー(A)ヘフリガー(T)F=ディースカウ(BR)の組み合わせによるものは、「マニフィカト」以外の録音でも安定した歌唱を聴かせています。
 バッハのマニフィカトは、「わが魂は主をあがめ」と歌いだされるマリアの賛歌で、全12曲からなっています。1曲1曲の長さは、長いもので4分以内と短めで、かつどれもがバッハの珠玉のメロディーがちりばめられています。私個人としては、第6曲「エト・ミゼリコルディア」に心を惹かれます。合唱はハーモニーの純度など、現在の水準から不満を持たれる方もあるかもしれませんが、決然とした歌いぶりはこの曲にふさわしいもの。
 一方の「シェメッリ歌曲集」は、バッハの作、及び編曲のものが含まれているというもの。宗教的体験の無いものにとって、収録曲全曲が共感できるとは言い難い。
バッハの愛らしい宗教作品です。バッハのイメージというより、ヘンデルの華やかさを感じます。
バッハの宗教音楽と聞くと堅苦しいイメージが付きまといます。マタイ受難曲、ヨハネ受難曲やロ短調ミサのような荘厳で重厚な作品はそうですが、この『マニフィカト ニ長調』はとても愛らしい作品です。

クリスマスを迎えるのに相応しい華やかさと明るさが全曲から感じられ、とても親しみを覚える作品です。
変ホ長調で書かれた『マニフィカト』を元に、ニ長調に移調し、楽器を増やし、挿入曲を減らしたものが、この『マニフィカト ニ長調』の作品になります。

ソプラノ、メゾ、アルト、テノール、バスそれぞれのアリアがとても美しく祝典的な彩りを感じさます。印象に残る旋律が至る所に使用されていますので、宗教曲嫌いの方も飽きずに聴き通せる作品だと思います。
またアリアと合唱曲のバランスが上手く取れていてどちらにも重要な役割を与え、全曲の構成のバランスを取っています。このあたりがバッハによる音楽構成の巧みさの表れなのでしょう。

カール・リヒターの指揮する音楽は、厳格でしかもメリハリがあり、この曲の持つ祝祭的なイメージははっきりと伝わってきます。ミュンヘン・バッハ管弦楽団とミュンヘン・バッハ合唱団との一体感が感じられる演奏が収められています。

200以上作曲した教会カンタータのような堅苦しさもありませんので、バッハの宗教作品として最初に触れられる作品としては大変良いと思いますので、お勧めします。
えっ!バッハ?
輝かしいトランペットによる合唱でこの曲は開始する。”バッハ?”。マタイ・ヨハネ受難曲・ミサ曲ロ短調・教会カンタータとは明らかに違う。解説を紐解くと、クリスマスの礼拝に歌われた曲とのこと。喜びに満ち溢れたこの曲を聴いていると、結婚カンタータやコーヒーカンタータもと期待してしまう。カール・リヒターとバッハにますます傾倒してしまう一枚。