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響-伊福部昭 交響楽の世界 |
| 日本フィルハーモニー交響楽団1995-11-22 - キング 価格 ¥ 2,711 | |
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響-伊福部昭 交響楽の世界日本フィルハーモニー交響楽団 キング 価格(new/used): 2,711 円 / -- 円 より 発売日: (1995-11-22) アマゾン売上ランキング: 202 位 CD / 通常4日間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5
/ 総数: 3件
丁寧かつ、抒情的に。「シンフォニア・タプカーラ」や、「日本組曲」の裏話については知ってる人が多いので今回は省く。 さて演奏だが、一音一音丁寧に丁寧に演奏しているのが伺える。心を込めた演奏と言える。タプカーラ第一楽章では、良く「中間部を聴くと胃もたれする」と言う意見があるが、私はそう思わない。変に早くしたりするよりも、しっとりと唄わせた方が曲の深みが増す。その表現力は第二楽章で頂点に達する。スタジオ録音の良い所か、ハープの音がしっかりと聴こえるのが嬉しい。表現もまさにアイヌの悲恋物語を描いているようで、涙があふれ出てくる。そこから第三楽章が強烈に始まる。卆寿の演奏を聴いた後だと、ローテンポ過ぎると思えるのだが、それが逆に面白さを倍増させている。コンマスの木野雅之のVnソロも超絶技巧で、それがまた味を出している。 日本組曲もまたしかり。 これもまたローテンポで笑っちゃうが、盆踊のその重厚さは特筆。打楽器もしっかり鳴っている。七夕もまさに広上芸術の完璧。日本人でよかった!演伶もまた面白く、井上道義のものでも、本名のものでもどうしても最初はもたついてしまう部分がある。だがスタジオ録音の妙か?滑稽かつバランス良く演奏している。ここでも広上芸術の真髄が伺える。そして佞武多!面白いことに序盤は本名指揮のものとピッタリ同じテンポ。まぁ演奏はこちらの方が上なのだが。それは置いといて、これもスタジオ録音の妙が出ていて、細かい楽器の音まで聴こえて嬉しい。広上淳一、および、日フィルに感謝感激雨あられ 伊福部昭の素晴らしき世界シンフォニア・タプカーラ、別名「タプカーラ交響曲」は、伊福部さんの 唯一の交響曲と言われることがあります。彼の作品で最も素晴らしいものの 一つだと思います。私は第1楽章と第3楽章が迫力があって好きです。 アイヌ語の「タプカーラ」(大地を力強く踏みしめて踊る)の通りです。 また、曲全体に北海道の寒さと美しさが表れている気がします。 2曲目、「管弦楽のための日本組曲」は最も初期の曲「ピアノ組曲」を 1991年に管弦楽にしたものです。これまた踊りをテーマにしています。 迫力のある「盆踊り」、美しい「七夕」、愉快な「ながし(の芸人)」、 再び大迫力の「ねぶた」の4曲で構成されます。伊福部さんは踊りや祭りの音楽を たくさん書いた人でした。 演奏については、コンサート(ライヴ)録音でないため迫力が足りないと 思う方もいると思います。しかし、ライヴでないのが「伊福部昭の芸術シリーズ」の コンセプトだと思います。卒寿祝いは「特別編」でしたし。音質・音量は素晴らしく、 美しい曲は特に美しく感じられます。初めてタプカーラを聴く人にもおすすめします。 また、基本的にこのシリーズは作曲者監修で、かなり細かく指導したと言われています。 6月末に発売される「伊福部昭の芸術9」には、この2曲を含む日本フィルの コンサート録音を聴くことができます。指揮者が違うため、特に日本組曲は、 このCDとは全く異なる雰囲気を持っています。聞き比べてみてください。 最後に一言。CDジャーナルは「バランの世界を彷彿とさせる」と書いていますが、 少なくとも「大怪獣バラン」のメインタイトルとは似ていません。 伊福部日本的な音楽が病みつきになります。 ただし、録音のせいか低音がはっきり聞こえない部分があります |