The Flat Earth

Thomas Dolby1996-05-28 - Capitol 価格 ¥ 979
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The Flat Earth

Thomas Dolby
Capitol

価格(new/used): 979 円 / 980 円 より
発売日: (1996-05-28) アマゾン売上ランキング: 55771 位
CD / from US / 在庫切れ
収録曲のリスト
  1. Dissidents
  2. Flat Earth
  3. Screen Kiss
  4. White City
  5. Mulu the Rain Forest
  6. I Scare Myself
  7. Hyperactive!
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 6件

先進的な音だった。
1984年作。当時は「地平球」という直訳邦題がついて(笑)いた。考古学者の父について旅をして
いたというドルビーの、ある意味自分史的側面も持っている作品なのですが、当時流行りの
ロマンチシズムや、トレンディなテクノポップ路線をいっていた前作(光と物体)とも、一線を
隔した内容で、「光と物体」支持者からは、当時落胆の声も多かったです。

ただ時代が過ぎてみますと(2006)、楽曲・アレンジメントとも、彼の才能が時代の先を行って
いたのでは、と思えてきます。#1で曲をリードする強いベースリフ(弾いてるのは、
トンプソン・ツインズのマシュー・セリグマン)とか、#3や#4のエンディングでの浮遊感、
#6のジャジーなホーンアレンジなどなど。聞くほうも年を取ったから、本作の
少しアダルトオリエンテッドな雰囲気に馴染むようになってきたのかなぁ。

いずれにしても、トーマス・ドルビー一連の作品群のなかでは、現在私が聞き返す回数の
もっとも多い一枚です。
セカンドアルバムとは思えない凝りに凝った傑作
1984年リリースのセカンドアルバム、前作もそうだが若いのに曲作りが抜群にうまく、彼にしか作れない印象的な曲が多数収められている。トーマスの作曲センスはブルースウーリーカメラクラブ在籍時代に鍛えられたのかどうかは不明だが、1曲目のピンクフロイドの「マネー」のようなベースリフとレジスターの音を聞くと、ポップな音にプログレ風なアクセントを加味しながら、80年代に流行したニューロマ路線とは違った「プログレポップ」的な異色なサウンドで勝負しようとする姿勢がうかがえる。特に2.3.6は素朴な曲調だが、シンセを使って独特な世界を醸し出している。(悪く言えば不気味なほど面妖な世界を築いている。)その中和的な役割を果たしているのがピーターヒックスのカバー曲「スケアーマイセルフ」で、この曲で救われるというかアク抜きをしてくれる。このアルバムでマッドサイエンティストミュージシャンのイメージが確立されるとともに、プリファブスプラウトの天才的なプロデューサーとしての名声にもつながった。トーマスのプロデュースがなかったらプリファブの音楽もあれほど感動的な作品にはならなかったに違いない。
シンプルな音楽
デビュー・アルバム『光と物体』が1982年6月、本作は1984年発売のセカンドである。
トーマス・ドルビーは1958年10月14日エジプト・カイロ生まれ。父は考古学者である。彼は幼少時代をその父について世界中を旅していた。現在はシリコン・ヴアレーでBEATNIKというコンピュータや携帯電話などに入っているシンセサイザーを開発していて、音楽業界には帰る予定は無い。まあ、相当変わり種である。
XTCのアンディ・パートリッジやファッド・ガジェットのダニエル・ミラーの入った前作とは大分アレンジも曲想も異なっていて、シンプルな音楽に仕上がっている。グラミーのアレンジ賞を受賞。
3の『スクリーン・キス』がまあまあであるが僕にはあまり響かないアルバムである。
聴くべきところは、シンプルな音造り。美しいアルバムです。
久しぶりに友人と先日聴いたら、=何か良いよねコレ=と意見が一致しました。オープニングのDISSIDENTSに使用されているドラムマシン(ローランドTR707だと思います)のシンプルな音が、気持ちが良いのです。アルバム全体を通して、余計な耳障りな音を入れていない。SIMPLE IS THE BESTな仕上がりで、奇才トーマスドルビーは本作をタイムレスな1枚に仕上げたと思います。奇才=なるほど、坂本教授が声をかける程のお方だなと思わされました。個人的には、本作から一番のお気に入りはI SCARE MYSELF。ジャズ、ラテン的要素を取り入れた深夜に聴きたい大人のテクノと言った感じナンバーです。ヒットナンバーは御機嫌にファンキーなラストを飾るナンバーHYPERACTIVE。ドラムンベースのルーツ??(かも)。トーマスドルビーはファーストのGOLDEN AGE OF WIRELESSが誰でも知っている最も有名な作品ですが、本作も、つまらない曲が無く、完成度が高い+今でも十分に聴ける作品だと思います。全7曲と曲数は少ないですが、内容が濃いです。チルアウトテクノの名作。オススメします。
普通は2枚目でこけるのだが、例外的に中身は濃い
最初から楽曲、アレンジで勝負してた才人。インストルメンテーション、サンプラー、シンセサイザーの扱い方は天才的。ノスタルジックな雰囲気、ヒップホップ、キャバレーサウンドなど多面的な中身。
ミュージシャンシップの非常に高い人物。10点中9点