Affinity

Bill Evans1994-05-26 - Warner Br... 価格 ¥ 841
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Affinity

Bill Evans
Warner Bros.

価格(new/used): 841 円 / 842 円 より
発売日: (1994-05-26) アマゾン売上ランキング: 3525 位
CD / from UK / 通常3~5週間以内に発送
収録曲のリスト
  1. I Do It for Your Love
  2. Sno' Peas
  3. This Is All I Ask
  4. Days of Wine and Roses
  5. Jesus' Last Ballad
  6. Tomato Kiss
  7. Other Side of Midnight (Noelle's Theme)
  8. Blue and Green
  9. Body & Soul
[ユーザーによる評価] 平均評価: 4.5 / 総数: 10件

シールマンスとの奇跡的な邂逅が産んだ生涯の名作
 別にビル・エヴァンスをトリオやソロの人、と断ずるつもりは毛頭無いが、実際問題としてCDを沢山聴いてきて、4人以上の編成で録音したアルバムには、美しいものはあまり無い。
 すぐ思いつく例外は、せいぜい、ハービー・マン、ジェレミー・スタイグとの共演盤くらい。
 そんな中、トゥーツ・シールマンス、そして、ラリー・シュナイダーと組んだ本作は、別格的な例外…というより、全エヴァンス・アルバム史上、間違いなくベスト5に入る歴史的な傑作だ。
 その成功の源は、なんといっても、トゥーツ・シールマンスの叙情味と透明感溢れるハーモニカ・プレイだろう。もちろん彼は、誰と演奏しても、水準以上のものを残して入る。
 しかし、78年というこの時期、ビル・エヴァンスと奇跡的な邂逅を遂げたことが、まさしく「天の配剤」的幸運なのだ。
 エヴァンスはこの時期、1)ワーナーに移籍、2)女房役がマーク・ジョンソンに異動、3)エレピを極める、という三つの状況変化もあり、生涯何度目かの創造的ピークに達していた。その時期に共演したことが、まさしく幸運以外の何者でもないのだ。
 もし、二人の出会いがもう二年遅れていたら…この歴史的傑作は生まれ得なかった。
 演奏ももちろんだが、選曲も最高だ。ポール・サイモンの「君の愛ために」から始まって、オリジナル再演の「ブルー・イン・グリーン」そして、ジャズ・スタンダード「バディ・アンド・ソウル」で終わる流れは、寸分の隙も与えない見事さだ。
 もし、本作をフュージョンとポップ化したコマーシャル作品として敬遠している「スコット・ラファロ派」ファンが居たらなら、その人はとってもソンをしていると思う。今すぐ購入しなさい!
 なお、音質についてだが、ニュー・マスタリングとSHM-CD効果(?)で、90年代に出た輸入盤に比べると、ハーモニカの水彩感や全体的な質感、クリアネスは増したように思うが、エヴァンスのアコピの高音の響きがちょっと硬くなったかな、という感じもする。あくまでも、個人的な試聴感だが…
ビルエバンスの異色のアルバムですが、最高!
学生の頃、ハーモニカとの競演ということで聞かずにいましたが、ある時聞いてびっくり、すばらしい演奏内容でした。トゥーツ・シールマンスは泣きの演奏ですね、別の競演者であるサックスのラリー・シュナイダーも実にエバンスとよく合うタイプ。エバンス自身もエレピを弾いていたりして、トリオとはまた違うアプローチをしています。それでいて演奏もすばらしく、成功したアルバムと言えるでしょう。これ以後、トゥーツ・シールマンスにははまってしまいました。
ノスタルジック
ハーモニカ奏者のトゥーツ・シールマンスとの共演作。
僕はジャズを好きになってから日が浅いので、「ジャズにハーモニカ??」
とか最初思っていたのですが・・・聴いて反省しました。とんでもなく良い。
シールマンスの吹くハーモニカの音色はとても繊細で、この上なく甘い響き。
ロックにおけるブルースハープなど、乾いた音、という印象があったのだけれど、
大きく考え方が変わりました。一つ一つの音が雨の雫の様に潤んでいます。
エヴァンスのピアノは後期になってからよりメロディを素直に前面に出した
様に思うのですが、ここでも非常にリリカルな演奏をしています。
エレピの比較的軽くにじんだ光の様な音は、この年代のソウルにも通じる
ものがあって気に入りました。
ベースがラテンのリズムを刻む曲などもあり、他のエヴァンスの作品では
なかなか見られない新鮮さがあります。
全編に渡りエコーがかかったような音質なのも相まって、ノスタルジーを感じさせます。
やや感傷過多な部分があるけれど、自分はどっぷり浸る性質なんで大いに気に入りました。
聞き手もエバンスに習ってもっと勉強しなさい!
どうも日本人という人種は定義付けしないと物事が先に進まないらしい。ジャズ批評家の中にもこんなのはエバンスらしくないと決め付けてしまう人がいるが、誠にもって悲しい限りだ!「良い所取り」して後は聞かないというなら勉強する必要もファンになる資格も不必要だと思う。ピアノの1、2、3・・・許せるのはあくまでエバンスの1台のピアノであって、いわゆるトラックダウン(かぶせ)して2回、3回と電気的に作った音など許せないのだとおっしゃる。加えてエバンスともあろう名人が電気ピアノとは何事か!?と一喝なさる。傷だらけになるまでお聞きになっての上で発言されたことだろうか?僕はエバンスファンであると同時に、シールマンスのハーモニカも大好きだ!シャンソンの"Chez"、ブラジル音楽の"The Brasil Project"など素晴らしい作品が聴けるし、何にもましてクロマティック1本であれだけの世界を作り出すシールマンスに敬意を表したい。緊張感あふれる作品でまず耳にされることをエバンスファンとしてお願いしたい!
1曲目は夏の曲
真夏の夜、窓辺で夜景を観ながら聴くには持って来いの曲です。