Concierto

Jim Hall1997-09-02 - SONY 価格 ¥ 4,645
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Concierto

Jim Hall
SONY

価格(new/used): 4,645 円 / 3,859 円 より
発売日: (1997-09-02) アマゾン売上ランキング: 93518 位
CD / from US / 在庫切れ
収録曲のリスト
  1. You'd Be So Nice to Come Home To
  2. Two's Blues
  3. Answer Is Yes
  4. Conceirto de Aranjuez
  5. Rock Skippin'
  6. Unfinished Business [#][*]
  7. You'd Be So Nice to Come Home To [Alternate Take][#][*]
  8. Answer Is Yes [Alternate Take]
  9. Rock Skippin' [Alternate Take][#][*]
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 6件

Concierto
もう20年近く愛聴しているjazzアルバムにJim Hallの"CONCIERTO"(1975年録音)がある。
今宵はJim Hallオリジナルの"TWO'S BLUES"〜Hall夫人作の"THE ANSWER IS YES"
それからロドリーゴの"CONCIERTO DE ARANJUEZ"(アランフェス協奏曲)へ・・・♪♪
How nice music!!ジム・ホールのsmokyなギターが最高だ!!
1992年1月にスペインを旅行した。もう14年も前のことになってしまった。大好きなスペイン!!
特に美しかった古都Toledo・・・2000年にNYのMetropolitanで憧れのエル・グレコの"Landscape of Toledo"(トレドの風景)を見た。もちろん92年の本物にはかなわないけど、涙が出た。
スペイン絵画の秀作がニューヨークの美術館にあるなんて・・
でもメトロポリタン美術館はとてもすばらしい美術館だったので良かった。
しかしプラド美術館の重々しい雰囲気とすばらしいコレクションにはかなわない。

"CONCIERTO DE ARANJUEZ"を聴くといつもスペインのことが懐かしく思い出される。
CTIの良心
CTIレーベルといえば当時で言うクロスオーバーサウンドが主流であったが、この作品は
J・ホールとC・ベイカーを軸に洗練された主流派ジャズを聞かせる。イージーリスニング的な手法はあからさまには見えないが、セベスキーを迎えてアレンジでも優れた楽曲が多い。ご存知「アランフェス」はガッドのドラミングが独自の4ビートジャズを作り上げている。他の方も書いておられるが、「アンサー・イズ・イエス」も名曲である。トータルに品格のあるジャズサウンドが聴けるこのCDは大ヒットした。今聴いても古さを感じないすばらしさである。
神秘的で緩やかなサウンド
ジャズといえば、楽器同士が互いに刺激しあって演奏が展開していく場合が殆どであるが、この「Concierto」は楽器同士が控えめ(いい意味で)に構成されている。

特にChet Bakerの貢献は素晴らしく、作品をより神秘的で深いものにしている。Jim Hallの篭ったギターサウンドは、もはや他のギタリストには出せない独特の世界を作り上げている。

個人的に特にいいと思った曲は、3の「The Answer Is Yes」である。展開といい、サウンドをいい、聴いていると頭の中にひとつの物語が浮かんで来る。
そして、タイトルが「The Answer Is Yes」であることに気づいた時、この曲が大好きな曲になった。というか、Jim Hallの作曲能力に驚愕した。輸入盤にも別テイクが入っているが、元のテイクの方が好きだ。
勿論、他の曲も申し分ない。

国内盤ではなく、この輸入盤を購入した方がいいでしょう。「Unfinished Business」も最高ですから。
ちなみにこの輸入盤は紙で出来たジャケットになっています。
協奏曲にこだわったロドリーゴとコンボにこだわったジム・ホール
弱音楽器ギターによる協奏曲の作成に腐心し、
ついに日の目を見ることになったアランフェス協奏曲。
ギタリストなら誰しも一度は演奏を夢見るロドリーゴの名曲です。
やがて名曲はクラシックの垣根を越え、多くのジャンルに多大な影響を及ぼしました。

本作品はジャズ界におけるアランフェス協奏曲としては、1・2を争う名作でしょう。
オーケストラは入っていません。カルテットかクインテットによる演奏です。
アルバム全体がブルージーに構成されており、
最終曲のアランフェス協奏曲へ導いてくれます。

協奏曲にこだわったロドリーゴと、コンボにこだわったジム・ホール。
一見相反するかに思われますが、一聴すればその疑念は晴れるでしょう。

guitar : Jim Hall  piano : Roland Hanna  bass : Ron Carter
drum : Steve Gadd  trumpet : Chet Baker  a-sax : Paul Desmond
arranged by Don Sebesky on "Concierto de Aranjuez"

スペインの大地が甦る
名プロデューサーのクリード・テイラーのCTIレコードの記念碑的名盤の一枚だ。チェット・ベイカー(トランペット)、ロン・カーター(ベース)、ローランド・ハナ(ピアノ)ポール・デスモント(サックス)と超豪華なメンバー。録音は名手ルディー・ヴァン・ゲルダーだから音も素晴らしい。

 盲目のギタリスト、ロドリーゴの表題曲「アランフェズ協奏曲」、マイルスの名盤ほどではないが、上出来。さすがドン・セベスキーの編曲だ。一曲目の「ユール・ビー・ソー・ナイス・カム・ホーム・トゥー」がこのアルバムのベスト。1975年録音だが、古臭い感じはまったくない。これぞ名盤。

 くり返し聴いても飽きない一枚だ。クリード・テイラーシリーズは、イージーリスニング風だが、しっかいジャズしている名盤が多い。秋の夜更けに聴くと、スペインの大地が閉じたまぶたの裏に甦る。(松本敏之)