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Born to Run |
| Bruce Springsteen1988-05-19 - Sony Mid-... 価格 ¥ 792 | |
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Born to RunBruce Springsteen Sony Mid-Price 価格(new/used): 792 円 / 793 円 より 発売日: (1988-05-19) アマゾン売上ランキング: 78658 位 CD / from US / 通常24時間以内に発送 収録曲のリスト [ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0
/ 総数: 17件
ロック史における最重要アルバム彼と出会って30数年。やっとこのアルバムのレビューを書く気になった。 私自身人生もとうに折り返し、冷静にこの化け物アルバムと向き合えるようになったから かもしれない。 固定概念化するように彼を語る時に使われるキーワードはアメリカンロック界のBOSSで あったり、肉体派ロッカーであったり、社会派ロッカーであったりするのだが、 それはそれで表面上は決して間違ってはいない。しかしそれらが全てではないのだ。 私が思うこのアルバムを制作した時点で彼を形作っていた主なファクターは「完全主義の 性格」とアメリカンやブリティッシュといったロックの枠を超えた「ロックンロールへの 深い愛情」そして「人間観察力と表現力」であったと考えている。 自伝ともいえる本「明日なき暴走」デイブ・マシューズ著を読んだ方は分かると思うが、 楽曲に対して妥協を許さないその姿勢は時にプロデューサーのジョン・ランドゥに窘められる ほどだったようだ。Thunder Roadの最後に延々と続くサックスソロアレンジに行き着く までの試行錯誤もそれを物語っている。また彼はバンドとしてのグルーブ感を極めて 重視していたようで別アレンジのリハーサルも異常な数をこなした。それは多くの海賊版で 聞けるようにライブでも異なるアレンジの演奏を繰り返して作り上げていたことが分かる。 さらにロックと単純に括れないほどの音楽性の幅の広さとメロディーメーカーとしての 天賦の才能を持ち合わせていた。近年発売された「明日なき暴走」30th Anniversary Edition の制作秘話DVDにおいて印象的なピアノのリフも彼が自ら作っていたことが分かった。 唯のロック野郎ではなく綿密に計算されたバンドアレンジの根幹のほとんどは彼の頭の中から 生み出されていたというのは驚愕だ。独特な詩の世界は他の方々のレビューでも語られて いるので省略するが、コンセプトアルバムとしての考え方はTHE WHOの影響ではないかと 想像している。彼がTHE WHOのファンだったことは有名な話で、こうしたアルバム制作の 方向性から私は彼の音楽にブリティッシュロックの匂いを強く感じるのかもしれない。 最後に唯一彼が心残りだったのはBorn To Runのテイクだったと思う。この楽曲だけは 前プロデューサーのときに収録しており、バックのメンバーも異なる。彼はこのテイクに 満足しておらず、録り直しを願っていた。確かにバンドのグルーブ感が他の楽曲とは明らかに 異なり、リハ不足も感じる。 今となっては叶わぬ夢だが当時のメンバーでもう一度納得するテイクが残せるならどんなに 素晴らしいかと思う。それができればこのアルバムは非の打ちどころのないまさしく PERFECTだと断言できる。しかし彼の意に反してこのテイクが彼にキャリアでも1、2を争う 代表作になっているのは何とも皮肉だ。 俺は半世紀18歳でこのアルバムに出会い、LPで聞きまくった。そして32年後の50歳の今年 CDを買った。今は通勤の電車の中で、仕事の前の緊張感を高める時、ボスの声は 俺を奮い立たせてくれる。ボスは18歳に僕を連れ戻してくれるのではない、50歳の俺の背中を疾走するボスの声は押し続けてくれるのだ。 共感できる世界に身を委ねるという至福。2007年の現在、30年以上前に発表されたアルバムであるにもかかわらず、 今現在聴いても胸が切なくなる作品。ボスのアルバムの中ではその詩世界が ヴィジュアルとして最も想い描くことができる一枚。まるで他愛も無い都市の一風景を 散りばめたかのような内容のアルバムだが何故かそのひとつひとつが胸に突き刺さる。 このアルバムの評価が日本で非常に高いのはきっと我々が過去に見て来た風景と オーバーラップさせることができるから。 彼の84年の大ヒット作「アメリカ生まれ〜!」は自国で莫大な評価されながらも 我々にとってはどうにも対岸の火事のようで当作と比べて何となく思い入れができない アルバムという印象を感じてしまった人は自分を含めて少なくないだろう。 このアルバムが80年代前半のジャパニーズロックシーンに与えた影響は計り知れない。 そういう意味でも歴史を変えた一枚という言い方は大袈裟ではない。 そして何よりアルバムタイトルが最高。使い古された言葉ではあるけれど、 異なる言語を使う我々でもそこに強靭な意志を感じることができる。 70'Sというよりアメリカン・ロックシーンを語る上で絶対に外せない一枚。 まったく理想的な一枚30年以上前にリリースされた本作は未だに必聴盤であり続け、模範的なアルバムだとされる。楽曲の充実度、アルバムのトータル性など、どれを取っても奇跡的といえる域にまで達しており、聴く者の耳を捕えて放さない。 本当に、圧巻の一言だ。ロックを聴くなら絶対に聴いておかなくてはいけないアルバムであることは間違いない。「Born to Run」「Backstreets」のように、四方八方を音で囲まれる感覚。幸せな気にだってなってくる。このアルバムを嫌いになる人なんているのか? ロック好きにはもちろん、洋楽を聴かない人にも勧めたい一枚だ。JPOPは30年かけて、このラインにたどり着くのがやっと。ヒットチャートの上位に居座る典型的なポップもそこそこに、骨のある古典的名作はいかがかな? 暗い世相をふきとばせ!ロックンロール福音伝道師、ブルース・スプリングスティーンの出世作! いかなる宗教、民族をも超越した生粋のロックンロール精神がここにある。 30年も昔のアルバムだけれど、古典だもんね!みんなの心に絶対響くよ! 一回響いたら、その後、鐘の音みたいに、どんどん自分の中で反響を繰り返し、いつか ものすごい力になって君自身の外にででくる。 あくまで入門編として。これを皮切りに、ライブパフォーマンスに触れて、めくるめくブルース・スプリングスティーンのロックンロール世界へ飛び込め! 悩める人、若い人におすすめ!病気のひとも元気な人も!クリスチャンにも、ムスリムにも、無宗教の人にも、おすすめ! 一生モンだぜこれは! |