Bartók: Four Orchest...

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Bartók: Four Orchestral Pieces; Concerto For Orchestra


Deutsche Grammophon

価格(new/used): 1,304 円 / 1,305 円 より
発売日: (1994-03-15) アマゾン売上ランキング: 335301 位
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収録曲のリスト
  1. Four Orchestral Pieces Op. 12 (Sz 51): 1. Preludio: Moderato
  2. Four Orchestral Pieces Op. 12 (Sz 51): 2. Scherzo: Allegro
  3. Four Orchestral Pieces Op. 12 (Sz 51): 3. Intermezzo: Moderato
  4. Four Orchestral Pieces Op. 12 (Sz 51): 4. Marcia funebre: Maestoso
  5. Concerto For Orchestra (Sz 116): I. (Introduzione): Andante non troppo - Allegro vivace - Tempo I
  6. Concerto For Orchestra (Sz 116): II. (Giuoco Delle Coppie): Allegretto scherzando
  7. Concerto For Orchestra (Sz 116): III. (Elegia): Andante, non troppo
  8. Concerto For Orchestra (Sz 116): IV. (Intermezzo Interrotto): Allegretto
  9. Concerto For Orchestra (Sz 116): V. (Finale): Pesante - Presto
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 2件

旋律の小さい断片や細かいノイズを意図的にちりばめている
1992年11・12月シカゴで録音。ブーレーズ+シカゴ響のバルトーク・チクルスの第2弾。僕の持つ日本盤の初回盤には『ブーレーズ、管弦楽のための協奏曲を語る』と題された付録CDが付いている。1993年12月5日にシカゴ、オーケストラ・ホールの楽屋で収録したものでとても貴重な特典だ。

その中でブーレーズ自身も解説しているがバルトークの最晩年のこの曲はバルトークの作品の中でも特に重要で、バルトークの特長であるシンメトリーが最もよく出た作品だと言っている。特にシンメトリーの中心になる第3楽章は、野外の音楽のように広大で豊かなメロディーに対峙するように小さな音の断片、つまり旋律の小さい断片や細かいノイズを意図的にちりばめている点を重要視していて、バルトークの音楽的特徴としている。

最強の『管』を持つシカゴ響と精緻なスコア解釈のブーレーズが、元祖『フォーク・ミュージック』と言えそうなこのバルトークの傑作をクリアに再現してくれていて、この曲の代表的演奏と言えるだろう。ブーレーズはバルトーク・ストラヴィンスキー、そしてマーラーの全ての作品を自らの手で残したかったのだな、という強い意志を感じる。
夢の共演
世界最強のブラスセクションをもつシカゴ交響楽団をブーレーズが振る。それだけでもワクワクするのに曲がバルトークのオケコン。シカゴ響には前任指揮者のショルティ盤もあるが、録音の新しさから来る立体感と、ブーレーズの作り上げる繊細な音は今作の方が断然上回る。

最終楽章のホルンによる出だしの重厚さはこのオーケストラならではの物だろう。途中に出てくる低音ブラスによる音はしびれるの一言!アメリカのオケを聴く醍醐味はここにあるといっても過言ではないだろう。

もちろん弦セクション、木管セクションの出来も素晴らしく、曲の終盤に向けて高揚感を一気にあおられる感じである。ぜひ大音量で聴きたい一枚である。