Beethoven: Piano Son...

Ludwig van Beethoven1992-02-11 - Deutsche ... 価格 ¥ 1,146
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Beethoven: Piano Sonatas

Ludwig van Beethoven
Deutsche Grammophon

価格(new/used): 1,146 円 / 1,145 円 より
発売日: (1992-02-11) アマゾン売上ランキング: 74374 位
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収録曲のリスト
  1. Klaviersonate No. 13 In E Flat Major, Op. 27, No. 1: Andante - Allegro - Tempo I - attacca
  2. Klaviersonate No. 13 In E Flat Major, Op. 27, No. 1: Allegro molto e vivace - attacca
  3. Klaviersonate No. 13 In E Flat Major, Op. 27, No. 1: Adagio con espressione - attacca
  4. Klaviersonate No. 13 In E Flat Major, Op. 27, No. 1: Allegro vivace
  5. Klaviersonate No. 14 In C Sharp Minor, Op. 27, No. 2 'Moonlight': Adagio sostenuto - attacca
  6. Klaviersonate No. 14 In C Sharp Minor, Op. 27, No. 2 'Moonlight': Allegretto - attacca
  7. Klaviersonate No. 14 In C Sharp Minor, Op. 27, No. 2 'Moonlight': Presto agitato
  8. Klaviersonate No. 15 In D Major, Op. 28 'Pastorale': Allegro
  9. Klaviersonate No. 15 In D Major, Op. 28 'Pastorale': Andante
  10. Klaviersonate No. 15 In D Major, Op. 28 'Pastorale': Scherzo. Allegro vivace
  11. Klaviersonate No. 15 In D Major, Op. 28 'Pastorale': Rondo. Allegro, ma non troppo
[ユーザーによる評価] 平均評価: 5.0 / 総数: 4件

情熱的な切れ味
とにかく素晴らしい演奏。ポリーニは「情緒がない」といった批判を受ける事が多いが、そんなことは無い、完璧なテクニックに裏打ちされた情熱的な演奏を聴く事ができる。

メジャータイトルの月光に関して言えば、
第1楽章は、確かに他の多くの演奏と比較してロマンは感じられないかもしれない。しかしポリーニの第1楽章を聴いていると、澄み切った音色に徐々に引き込まれて行く感覚を受ける。第2楽章ではさらに打鍵に切れ味が加わる。
クライマックスの第3楽章は、"素晴らしい"以外の言葉が見つからない。完璧な打鍵のコントロールによる氷のような澄んだ音色から情熱が溢れ出ていて、第3楽章が始まった瞬間に鳥肌が立った。

私にとってこの1枚は、ベートーヴェンの月光はこんなに素晴らしい曲だったのか、と思い知らしめてくれたディスクです。
10指の完璧なコントロールが可能な最後のベートーベンのソナタ
1991年5・6月ミュンヘンにて録音。
ワルトシュタインを含むソナタをレコーディングしたのが1988年6月の同じミュンヘンだったので次に手掛けたのが同じ中期のピアノ・ソナタということになるようだ。
これら第13番から第15番までのソナタは1800年から1801年かけて作曲されている。作品番号はop.27No.1、op.27No.2、そしてop.28と連続した番号がふられている事が示すように連続して作られたと考えられる。ポリーニはベートーベンのソナタの歴史を逆にたどり、その根源を解析するかのようにレコーディングしている。そこが実に面白いと思う。
この次のレコーディングにあたるのがドビュッシーの12の練習曲とベルグのソナタ第一番の1992年10月の録音と考えられ、その後ポリーニはかなりの間レコーディングを行わない。おそらくはこの間に何らかの大病を患ったのではないかと考えられる。
よって10指の完璧なコントロールが可能であったポリーニの最後のベートーベンのソナタ演奏が本作だったと考えられる。そういう意味でも本作品の演奏は貴重なものだ。

10指の完璧なコントロールができたポリーニは次作のドビュッシーの12の練習曲とベルグのソナタ第一番を最後に終わりを迎える。そして復帰したポリーニは全く別のポリーニだったのだ。

10指の完璧なコントロールが可能な最後のベートーベンのソナタ
1991年5・6月ミュンヘンにて録音。
ワルトシュタインを含むソナタをレコーディングしたのが1988年6月の同じミュンヘンだったので次に手掛けたのが同じ中期のピアノ・ソナタということになるようだ。
これら第13番から第15番までのソナタは1800年から1801年かけて作曲されている。作品番号はop.27No.1、op.27No.2、そしてop.28と連続した番号がふられている事が示すように連続して作られたと考えられる。ポリーニはベートーベンのソナタの歴史を逆にたどり、その根源を解析するかのようにレコーディングしている。そこが実に面白いと思う。
この次のレコーディングにあたるのがドビュッシーの12の練習曲とベルグのソナタ第一番の1992年10月の録音と考えられ、その後ポリーニはかなりの間レコーディングを行わない。おそらくはこの間に何らかの大病を患ったのではないかと考えられる。
よって10指の完璧なコントロールが可能であったポリーニの最後のベートーベンのソナタ演奏が本作だったと考えられる。そういう意味でも本作品の演奏は貴重なものだ。

10指の完璧なコントロールができたポリーニは次作のドビュッシーの12の練習曲とベルグのソナタ第一番を最後に終わりを迎える。そして復帰したポリーニは全く別のポリーニだったのだ。

至上の月光ソナタ
月光ソナタにはグルダの、体当たり的な名演が残されている。しかし、ポリーニ盤はそうではなく、もう少し作品を冷静に見つめて演奏したものである。ある意味でこれはクールな演奏である。盲目の少女の逸話など微塵も感じさせない。だが、そのような文学的アプローチに堕することなく、純音楽的に作品27-2を見事に捉えたものである。