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ラフマニノフ ある愛の調べ [DVD]
ポニーキャニオン
価格(new/used):
2,766 円 /
2,760 円 より
発売日:
(2009-05-29)
アマゾン売上ランキング:
4075 位 DVD / 在庫あり。 [ユーザーによる評価] 平均評価: 3.0
/ 総数: 8件
う〜ん・・・ラストは「え、もう終わり?」という感じでした。
大した山もなく、延々とラフマニノフのうつと作曲の苦悩が描かれています。
ちょっと淡泊すぎて、理解するには難しいですね。愛の調べとありますが、愛がテーマなのかも疑問でした。
物足りなさを感じます。
でもやはり彼の音楽がバックにあるだけで、映画内の雰囲気は良かったです。
当時のロシアの様子もよくわかる内容でした。
ラフマニノフの生涯を撮ったかのような創作映画近年特に人気のあるラフマニノフの伝記のようなロシア映画だろうし、彼の音楽がふんだんに使用されるという期待をもって観たわけです。予告編も美しく「ある愛の調べ」という副題にぴったりだったということもあり、否が応でも期待度は高まっていました。
受け取り方は人それぞれですし、見方も同様ですので、感想はあくまで個人的なものです。
ラフマニノフが実際鬱的な状態に置かれていたというのは史実に近いのでしょうが、そのメランコリーな部分がどこからくるのか、何故10年間も作曲がなされなかったのかというディーテールが曖昧でした。特に、何をどのように描きたかったのか、という視点が明確でない作品だと感じました。
ライラックの花を狂言回し的な使用をすることで、ラフマニノフの苦悩を軽減させ、愛情の存在を確認させる役割を果たしたのは巧い演出だと思います。ピアノメーカーのsteinwayの隆盛に、ラフマニノフの演奏旅行が大きく寄与したのはどうも事実のようでした。
「ピアノ協奏曲第2番」や「パガニーニの主題による狂詩曲の第18変奏曲」、「ヴォカリーズ」などの代表的な曲はBGM的に使用されていたのですが、短く使用されていたため印象に残りませんでした。交響曲第1番の初演の酷評のエピソードは巧く描けていますが、アメリカ亡命前夜のロシアの国情には全く触れられていませんでした。このあたりがロシア映画の限界でもあるのでしょう。
なお、エンドロールの直前には「この作品は芸術的創作であり、史実と異なる表現も含まれる」という内容のテロップが書かれていました。そうですか。
DVDに特典映像でもあればまた評価は代わっていたかもしれませんが・・・・。
役者がラフマニノフにそっくりだったラフマニノフといったら1980年のアメリカ映画、
「ある日どこかで」で幾度も涙を誘われた音楽家だ。
「パガニーニのラプソディー」を耳にしながら、
甘くロマンティックな愛の世界にどっぷり浸った。
20代のころ、あの映画を繰り返し見ていたので、
「どんな人がこの素敵な曲を作ったのかしら?」と、
この映画は、とても気になる伝記ものだった。
で・・。う〜ん、そうか・・。ラフマニノフさんて、
こんな人だったのね。本人の写真と役者がそっくり。
よくこんな人みつけてきたわね。演奏シーンは普通。
ドラマもグッとこなくて淡々と終わってしまった。
ラフマニノフのそっくりさんと「ラプソディー」を
聴くために見たような映画だった。ガッカリ〜。
美しい半生記 20世紀最大のピアニストと言われる作曲家兼ピアニストのラフマニノフの伝記映画。生い立ち、修業時代、デビューと挫折、復活、亡命、新天地での生活が描かれている。最後は娘の10歳の誕生日のシーンで終わり、晩年と死は描かれていない。
この映画には3つの軸があった。第一は、交響曲第一番の上演失敗であり、若い作曲家はその失敗に苦しみ神経衰弱に陥ってしまう。天才の挫折と周囲の献身。医師ダールとナターシャの(おそらく架空の)複雑な機微まで描かれていて中々見ごたえがある。
第二の軸は、ロシア革命の勃発と亡命である。ロシア革命はロシア人全体に深刻な悪影響を与えた悲劇だったが、ラフマニノフもその被害を受けた一人だった。マリアンナという(おそらく架空の)革命烈女のラフマニノフに対する熱い思いが妖しい花を添える。
第三の軸は、アメリカにおける再起であった。ラフマニノフの才能はアメリカで受け入れられ数多くの演奏会が企画されたが、演奏旅行に終われて作曲に専念できない作曲家の苦悩とそれを支える家族の愛が描かれている。
この映画が少々複雑なのは、以上の軸が時系列ではなく逆行的に再現されていることである。第三の軸と、第一・第二の軸が順不同にあらわれてくるため、映画の視聴者は「今がいつなのか」について注意深く接する必要がある。ただ、この映画を楽しむために、ラフマニノフの生涯についての予備知識を持っておく必要はないと思う。知っていたら混乱せずにすむだろうが、知らなくても大丈夫だろう。
セルゲイ・ラフマニノフの伝記映画としては・・・2003年に版権が切れたためにこのところ演奏される機会も一気に増えてきたように思えるラフマニノフは、ロシア貴族の家系に1873年に生まれ、革命による亡命の後に1943年にアメリカで没した作曲家。まだ生前の作曲家を知る人が生きている年代です。
作曲家を題材とした映画はぞれなりにあって、モーツァルトを扱ったアマデウスが有名ですが、こちらはその生涯に謎の多い上に、殊に死因については諸説乱舞という状況。数百年も前のことなので確認も出来ず。。そんな状況で、ある一説の立場に立ったことを明確にしたモーツァルトの伝記映画だから、アマデウスは広く受け入れられたのだと思う。
対してラフマニノフの伝記映画としてこの作品を観た場合、入手できる限りのラフマニノフの伝記を読み漁った自分ではありますが、読んだことのない、もしくは読んだものと異なるストーリー展開があったことは否めません。実は映画のラストに現れる字幕にこのことはしっかりと記されていますが、ラフマニノフを初めて知る人が見たら誤解してしまうのではないか、とも思えます。
もちろん、数ある伝記の中にもそれぞれ違いはあるので、どれが正しいのかははっきりしませんし、混乱期のロシアのことですので分からないままになっていることも多いのかもしれません。この映画を新たな解釈とするならばこれはこれでいいのかもしれませんが、数百年前の人物であるモーツァルトとはちょっと事情が異なります。ラフマニノフの伝記映画とするならばもう少し考証があってよかったと思います。
ただ、ロシアの誇る作曲家を題材としたロシア映画だけあって、映像と音楽はとても美しいものです。また、ラフマニノフを扱う映画自体がそう多いわけでもなく、彼の存在を紹介するという点では有意義な作品だったと思います。欲を言えば、“パガニーニの主題による狂詩曲”を使ったラストシーンは、作品を書き上げたスイスの別荘“セナル”と、そこからみえる静かな湖を背景にロケをして欲しかった。。
内容には疑問が残るけれど、色々と文句をいいながらもラフマニノフはやっぱり大好きなので、渋谷で観たうえにDVDは3枚を予約・・・。そんなわけで☆は3つにしました。
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